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「東京」の気温が下がる

2014-11-22 | つぶやき

と言っても気象データ上でのことだ。気象庁が「東京」として発表している気象データの観測地点を、来月2日から現在の千代田区大手町の同庁庁舎内から、900m西の北の丸公園(同区)に移転するそうだ。理由は、庁舎が近い将来、港区に引っ越す計画があり、観測の連続性を保つため、同庁舎の周辺で北の丸公園が適地として選ばれたそうだ。移転に備えて、2012年4月から2年間、北の丸公園で気象データを取得し、それを基に、北の丸公園で過去30年間観測を続けてきたようにデータを補正し、新たな平年値を算出したそうだ。●その結果、最低気温の年平均値は現在の13.0度から11.6度に1.4度下がり、年間の平均気温も現在の16.3度から15.4度に0.9度下がるそうだ。原因は、現在の観測地点は周囲にオフィスビルが多く、最低気温が下がりにくいためという。最低気温が氷点下の「冬日」は現在の年平均5.8日から20.5日に4倍近くに増加し、最低気温が25度を下回らない「熱帯夜」は現在の年平均27.8日から11.3と半分以下になるそうだ。平年値を移転と同時に切り替えるのは、今回が初めてという。首都の重要な観測地点であるため、より正確を期すための例外措置として決めたそうだ。 ⇒ 11/22読売新聞夕刊