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米新政権は温暖化対策に本腰を入れる?

2013-01-26 | つぶやき

オバマ米大統領は1/21の就任演説で多くの時間を費やして気候変動に言及し、その脅威に対処していくと語り、気候変動への対応に米国経済の未来がかかっていると訴えたそうだ。ナショナルジオグラフィックの調査によると、各分野の専門家から大統領へ提案したいこととして、次のことが含まれているようだ。(1)新規発電所向けの「大気汚染防止法」を既存の発電所にも適用して、古い石炭火力発電から天然ガスへの移行を加速する。(2)化石燃料から脱却する唯一の短期的・中期的手段として、安全に注意して原子力発電を推進する、(3)根本的な解決策を見出すまでの時間稼ぎとして、大気からのCO2の回収・貯留を推進する、(4)CO2を放出するコストは受益者負担とすべく、炭素税を導入する、(5)気候変動に関する世界中のデータを1カ所に集め、親しみやすいWebサイトを通じて、一般ユーザーにもわかりやすく伝える、(6) CNNの調査では、「地球温暖化は現実で、それは人間の活動による」に同意した回答者はわずか49%に過ぎないため、大統領がさまざまな機会を通じ、急速な気候の不安定化に対する危機意識を高めていく。 ⇒ http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20130125001
専門家からの提案の中に原子力発電の推進が含まれている一方で、再生可能エネルギーの推進は含まれていない。「シェールガス革命」が進行中の米国では、再生可能エネルギーは影が薄いということであろう。(5)は非常に良い提案だと思う。是非とも、早急に実現して欲しいものだ。