MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

ヴィヴァルディさんの事情

2007年07月17日 | Weblog

昨日の新潟・長野での大地震は
遠く離れた大阪にも伝わり、
小さいながらもその初めの揺れ方から、
阪神淡路大震災を思い出し
また来るか!と身構えてしまいました。

その後、新潟・長野が震度6だったらしい、と聞き
長野に一人暮らしをしている祖母は無事だろうかと
あわてて電話してみたものの、
回線が混みあって、なかなかつながりません。
ようやく、連絡が取れて無事を確認できましたが
やはりものすごく驚いて、
1時間くらいは ふらふらして立てなかったそうです。

「今も、ずっと地面が揺れているような気がする」
と、ある人が話していましたが、その気持ちはよくわかります。


地震で思い出すのは、作曲家のヴィヴァルディ。
(『四季』という作品が有名ですね。)
あまりヨーロッパの方で地震の話は聞かれませんが
地震が起きないわけではありません。

ヴィヴァルディさんの誕生日は、1678年の3月4日。
しかし、実際に届けられたのは2ヶ月ほど遅れた5月6日。
これは、彼の生まれた時に大地震が起き
取りあげてくれた産婆さんが
「今は危ないから、行くのを待った方がいい」
と言って引き止めたからなのだそうです。


地上に住んでいる限り、
地震を完全に避けることはできないのですが
備えはしておかないと、と改めて思いました。

現在ピアノを置いている部屋で寝起きしているのですが
地震でピアノがひっくり返ったら と思うと・・・・・
本当に何とかせねば。