MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

今、力尽きています

2010年03月21日 | バイオリン


昨夜は台風かと思うような強風と雨で
大荒れの天気でしたが
今朝は風が強いものの、天気予報は晴れ。

しかし
窓の外の景色がなんだか白っぽい、もとい黄色っぽい。

黄砂です。
今まで見てきたうちで、一番すさまじいのではないだろうか
という巨大砂ぼこり状態。
(中国の砂漠地帯、植林してくれないかなあと思うのはこんな時)

今日、バイオリンの発表会なのですけれど、
この強風の中、バイオリンケースを持っていたら
あおられて歩きにくい上
この黄砂の中、砂埃だらけになりそうです。

とはいえ、出かけないわけにもいきませんので
行って、弾いてきました。
            
結果だけ言いますと
練習以上に上手には弾けないし
練習以下にもなりませんでした。
音はきれいに鳴らせるようになってきましたが
課題もいろいろ見えてきますね。

今回、1番びっくりしたことは
いろんなポジションを習ってきたおかげで
違うポジションでうっかり音を取ってしまい
それでもなんとか弾けてしまったこと

基本の1ポジションだけで弾いていると
1音1音、その押さえ方でしか弾けませんから
違う指でポジションを押さえたら間違いになります。
しかし、ポジション移動できるようになると
違う弦でも、違うポジションを押さえれば
そこでも音は取れるわけです。

取れますけれど、日頃弾いていない弾き方なので
「今私はどこに???」状態になります。

何とか、止まらず最後まで突っ走りました。
帰ってこられて良かった。

あと1週間

2010年03月12日 | バイオリン

バイオリンの発表会を来週に控え
現在、練習は追い込みにかかっております。

一応、先生に指定されたテンポで通すことは可能ですが

本当は
もう少しテンポを上げた方が曲は流れるし
表情ももうちょっと何とかしたい


あまりむきになって弾くと
変なところ(主に右手と首)に力が入り
手がしびれたり
音がかすれたりするので
脱力、脱力・・・・と言い聞かせつつ練習。

明日は伴奏合わせです。

ああ、実感がわかない

手袋の成果

2010年02月27日 | バイオリン

本日、バイオリンのレッスンでした。

もうすぐ発表会なもので
残り少ないレッスン回数を考えつつ
せっせと練習しております。

        
ポジション移動がやたら多い曲なので
動きがつかめてくるまで、弾きなおしが多くなり
しかも無駄に力んでしまうため
指先が痛くて仕方なかったのですが

弦を押さえる左手だけ
手袋着用』で練習するようになってから
無駄な力が抜けてきまして
ようやく動きがスムーズになってきました

やはり『痛くない』と、思いきって動かせるので
練習も楽になります。

代わりに軍手の指先が穴だらけですが

慣れてから、手袋を外して練習したら
弾きやすくて、しかももう痛くない
指の皮って丈夫なのですね。

おかげで、どうにか仕上がりそうです。
先生が安堵のため息をついておられました。)

バイオリンと手袋

2010年02月12日 | バイオリン


この冬は手荒れがひどかったので
今シーズンは、かなり丁寧に手のお手入れをしています。

しかし、ハンドクリームはどんなに薄く塗っても
微妙にべたつくものでして
バイオリンを弾く時にはつけられません

何しろ、バイオリンは
弓の毛が弦にひっかかって擦れる事で
音が出る楽器です

        
バイオリンを習い始めたばかりの頃
弦(弓で擦る場所)も触らないようにね
 手の脂で滑るようになって音が出なくなるから。』
と、先生がわざわざ注意してくれたくらいですし

そもそも「滑りにくく」するため
弓の毛にロジン(松脂)を塗るわけです

うっかりハンドクリームが付いてしまったら
ツルツル滑って大変なことになってしまいます

しかし、手のケアをしないと
弦を押さえたり滑らせたりしているうちに
指の皮がどんどんむけてくる。

そこで邪道とは思いますが
練習できないよりはマシかと思いまして
手袋を着けて弾いてみました

指先が見えなくなるので
  目で位置を確認することは出来なくなります。
布越しなので、しっかり押さえないと
  ピッチも不安定になります。

しかし。

ポジション移動が楽々
布なので、弦の上を滑らせるのが楽なのです。
しかも、布越しに押さえると指先が痛くないので
迷わずがっしり押さえられる。

いい練習方法かどうかはわかりませんが
意外と練習しやすくなって、びっくり。

弾いてみたいカタチ。

2010年02月07日 | バイオリン

ピアノ弾きの宿命として
コンサート・発表会などの舞台に上がる時
練習にいつも弾いているピアノでは演奏できない
というものがあります。
(某ピアニストみたく自分のピアノを持ち込む人は別ですが)

逆に考えれば
自分の所有している以外の楽器を、
わりと自由に演奏できるとも言えますね。

おかげで
このメーカーのピアノの特徴はこうだとか
同じメーカーでも、個体差が大きいとか
そういう事を覚えて、
奏法を変えることもありますし
ベーゼンドルファーを弾いてみたい!
などというセリフも出てくるわけです。

これがバイオリンだったら?
ストラディバリウス弾いてみたい
と叫んだところで、恐らくその機会はない

自分の楽器は自分の楽器
他人の楽器は他人の楽器です

現在バイオリンを習っていながら
「あの楽器で弾きたい」
と思うことはなかったわけですが

これは、ちょっと弾いてみたいと思いました。
どんな音がするのでしょう?


今年最初のバイオリンレッスン。

2010年01月09日 | バイオリン

年末年始、妹が赤ちゃんを連れてきていましたので
あれこれ手伝っておりますと
なかなか練習時間が取れません。

赤ちゃんには珍しく、あまり寝ない性質とのことで
寝ていると、起こさないよう静かにしなくてはなりませんし
起きたら今度は目を離せません(もうハイハイはできる)。

ピアノは寝ている隙にサイレントで練習できましたが
バイオリンは無理

というわけで、潔く(違)バイオリンの練習はあきらめ
ピアノばかり弾いておりまして
バイオリンの練習をしたのは
前回のレッスン(12月半ば)から数えて
2日のみ(レッスン前日・当日)。

最後はレッスンを待つ廊下で、
ピチカートで音を出しながら左手の運指を確認という
実に往生際の悪いことをやっておりました。

なんとか、課題に出された分はクリア。
また宿題が どーん と出ました。

ああ、次は練習しなくちゃ。


ゴジラ

2009年12月20日 | バイオリン

今年最後のバイオリンレッスンに向け
課題曲を仕上げるべく練習しています。
       
たまたまその日、母とテレビを見ていたところ
CMで、人がビル並みに巨大化する特撮映像が流れまして
ふとウルトラマンを連想したのです。

「そういえば、ウルトラマンって
 正義の味方だけど街中で戦っていたわけだし
 建物とか道路とか破壊しているよねえ」
と つぶやくと

母「そういえば、最近たまこ
  アニメの曲をバイオリンで弾いてなかった?

アニメ?
エレクトーンでなら、生徒さんのために
アレンジしたアニメソングを弾いていますが
それはヘッドフォンをしているから聞こえるはずはなし

バイオリンなら、課題曲を仕上げるために必死なので
テクニックのためのカイザーと
課題曲のヘンデルのコンチェルト
あとは、しつないがく・はじめの一歩 の
オブリガードをちょっと弾いてみたくらいです。

いや、アニメは弾いていない

えー?でも ゴジラの曲が聞こえたわよ?


ゴジラ?
いや、それはもともとアニメではないし
そもそもゴジラなんて弾いた記憶が…

わかったヘンデルだ。
この曲、歌いだしが
ミ/ララララ ラ ドシ ラ ドシ
ラ ドシ ラ ソファ ミ レド シ ミ ド ラ

この中の
ドシラ ドシラ ドシラ」の連続が
母にはゴジラのテーマに聞こえたらしいです。

ヘンデルのこの曲、気に入って弾いていましたのにゴジラ

ゴジラ…。

私も発表会

2009年11月29日 | バイオリン

バイオリンの方です。

先生から、来年の春の発表会について
今度はこの曲でどうでしょう、
と曲を見せていただきました

前回までは、第1ポジションのみで弾きましたが
候補の曲は第5ポジションまで出てくるそうで
(つまり、音が不安定になりやすい高音が多い

先生、それはいきなり冒険が過ぎませんか。

新しいテクニック本

2009年11月15日 | バイオリン

バイオリンのレッスンは、月に2回です

レッスンのある日は、どうしても
レッスンの準備とピアノの練習に時間を使いたいので
かろうじて練習時間が確保できるのは週に2日

そんな状態でもレッスンは進み
ポジション・エチュード』の本が終了しました。

というわけで
次回から、『カイザー』という本を使いますから
1巻を購入しておいてくださいね
と先生がおっしゃられまして
とりあえず その本を買ってきました。

            
『カイザー バイオリン練習曲 1』

「練習曲」とありますが、中身を見てみると
ハノンとツェルニーの練習曲を足して割った
みたいな印象。(わかります?)

練習してくるように、と言いわたされた1曲目は
第1ポジションのみを使って
アルペジオとスケールを組み合わせたような課題。

…よかった、重奏は出てこない。(←苦手)

左手迷子。

2009年11月08日 | バイオリン

スズキの『ポジション・エチュード』の本を使い
ポジションを習い始めてから7ヶ月。
(ポジションとは、弦を押さえる左手の位置です)

第7ポジションのトレーニングを終え
エチュードの本1冊、終了いたしました。

        
ポジションは第7まで習いましたが
曲で使うポジションは、今のところ第3まで。

先日までは、かつて第1ポジションだけで弾いた
ボッケリーニのメヌエットを
ポジション移動しながら復習したのですが
装飾音の動きで苦戦させられました。

ピアノは指を上げたら音が消えるだけですが
バイオリンは指を上げたら違う音が出ます。

ラシラソラシ、という素早いターンの装飾音は
とっさに、どちらへ指を動かすのか迷うのです

何しろ、ピアノなど鍵盤楽器を演奏する左手
『親指側が高い音、小指側が低い音』
と、頭にしっかりインプットされていますのに
バイオリンだと、逆です。
(小指に近いほど高い音)

落ち着いてやれば大丈夫なのですが
焦ると大抵、逆の動きをしてしまう…。


弾く前に『小指が上、小指が上~』と唱える私。