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8小節~16小節程度のピアノ曲。
(たまにD.C.があって、もっと長くなる事もあります)
7級で ♯♭3つまで、
6級で ♯♭4つまでの 長調・短調
と、調の範囲も広く
曲そのものも、複雑になります。
7・6級、課題のレベルは、
ブルグミュラー前半程度かな、と思います。
「メロディーと和音による伴奏」の課題であれば
即興演奏の伴奏付け・変奏の勉強を きちんとしている限り
さほど 難しくありません。
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と、いうより
メロディーを見れば、ほぼ伴奏パートの想像がつきますから
初見の課題の伴奏を隠して 伴奏付けさせてみると
原曲と そう変わらない伴奏になるはずです。
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「対位法的な課題」だと
メロディーが右左を行き来したりしますし
上声・中声・下声の 簡単な「3声体」、あるいは
もう一声増えて「4声体」が当たる可能性もあります。
こちらは、バロックの作品を勉強して
そういう音楽に慣れておくしかないですね。
どちらが試験で当たるかは、試験官の気分次第ですので。
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そして 何より
7・6級は、次の上級(5級)の前段階として
音楽的に 演奏してほしい、というのが本音です。
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Moderato やAndanteなどの 速度記号
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f・p・crescendo・diminuendo等の強弱記号
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/square_p.gif)
スタッカート・レガート・アクセント
等の アーティキュレーション
それら全てを読み取って、
一つの音楽として、まとめて欲しい。
実際、試験の場では
そこまで考える余裕は無いかもしれないのですが
ただ音とリズムだけ追うよりも
全体の構成を考えて、表現を意識しながら演奏する方が
曲の流れをつかめるので、かえって弾きやすいはずなのです。
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初見演奏の課題を含め、
実際の試験の感じをつかみたい場合は
『ピアノ演奏グレード 試験問題一覧Bコース』をどうぞ。
(ヤマハ出版)