MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

毎日個人レッスン

2011年03月31日 | Weblog

地震の影響は、こちらでもいろいろありまして

お勤め先の本社が東京だったところは
仕事が全部こちらへ回されてくると聞きますし
水や保存のきく食品などは、売り場から激減

そして、こちらに実家があって
小さいお子さんがいらっしゃるお母さま方は
こちらへ『疎開』されているそうです。

東京の妹も例外ではなく、姪を連れて里帰り中。

というわけで、この2週間ばかり
2歳の姪の遊び相手を務めております。

お歌が大好きで、音楽に対する反応がよいので
歌を教えたり、一緒に踊ったりしているうちに
『遊び友達』として、すっかり気に入られ
ここ数日は『おんぶ・抱っこ』による筋肉痛・・・

それにしても、この時期の子供の吸収力ってすごいです。
言葉をどんどん覚えるし
歌だけではなく、間奏まで歌うし
集中力は長く持ちませんが
気に入ったら、延々繰り返します。

今までレッスンで教えた最年少は3歳からでしたが
何ができるか、どういう事が楽しく感じられるか
レッスンの呼吸とかは
2歳も3歳も共通するところもありますから

姪が来てから
3歳児のレッスンが大変うまくいくようになり、
お母さま方にも喜んでいただけました。

実際のところ、地震による問題が早くおさまって
安心して東京へ戻れるようになってほしいですが
しばらくは先が見えませんね・・・

歌って書いて

2011年03月26日 | 音楽教室

3月も終盤となりました。
大阪の天気予報には今頃雪ダルママークが出ていたりして
(さすがに降りませんでしたけれども)寒い日が続きます。

しかし、スケジュールは既に春。
4・5月にグレードを受ける生徒さんが目白押しなのです。

基本、うちのクラスでは
よほど練習時間が取れない状況でない限り
Bコースを受けてもらうようにしています。
総合音楽力を見る試験ですので

・自由曲演奏
・初見演奏(その場で初めて見る曲を弾く)
・伴奏付け(10~8級)または即興演奏(7~6級)
・聴奏(音楽を聴きとって演奏する)

という、4つの課題があるわけですが


結果が良くも悪くも
どうも初見演奏・聴奏が苦手という生徒さんが多かったため
ソルフェージュ強化月間ということで
歌ったり聴いたりする時間を増やしてみました。

30分という限られた時間の中で
聴音・ソルフェージュを取り入れ
効率よくイロイロできるようにするためには
前準備が欠かせません。
空き時間を見つけては、教材作りに追われる日々。

しかし、収穫は大きいです。

譜読みが速い生徒さんでも
『音符を書き取る』作業となると
びっくりするぐらい遅かったりして
楽譜を速く書けるという事も慣れなのだなと
今更ながら気付かされたり
書いてもらう事で、
間違えやすいポイントがわかったりするのですね。

あらためて、歌うこと・聴くこと
聴いた音を『弾くだけではなく記譜できる』事
の大切さを、しみじみ実感しております。

節電

2011年03月13日 | 音楽教室

東北での大地震翌日
同じ師匠につく門下生メンバーと友人2人から
昨日全く同じメールが入りました。

どこからか回ってきたメールをそのまま転載しているとの事で
内容を要約しますと

■お願い■
関西電力で働いている友人からのお願いなのですが
関東の電力供給量が不足しているので
関西の電力会社からも送電する事になったそうなので
節電にご協力ください
このメールをなるべく多くの人に送ってください

レッスン中に、上記のようなメールが回ってきたわけです

確かに、発電所は停止したところもありますし
電力不足は間違いないでしょう。

しかし節電と言われましても
今、レッスンしている教室の暖房を止めるのは…
エアコンが苦手な私、使用は必要最低限にしていますし
これ以上生徒さんに我慢させるのは駄目です。
エレクトーンは、そもそも電子楽器なので
電源を切ったら音がしませんし。

個人的には節電できますけれど
教室としては、難しいです。
そう考えると、音楽って…といろいろ考えたのですが

            

そもそも関東と関西では周波数が違うので
本当に送れるのかどうか、怪しい。
関東に住む人の節電は直接影響するでしょうけれど…

で、結局誰にも転送しないで
(メールを送れる友人・知人はほとんど皆 関西在住)
関東の人が見ているかもしれないここにだけ転載したのですが

こういう地震に関連するメールは他にもあったらしく
中には悪質な内容のものもあったそうです。


ちなみに、実際には送電不可能ではないらしいです。
ただ、やはり直接送れるわけではなく、処理が必要だそうで
あれはやはり、いたずらだったと。

節電自体は悪いことじゃないから、
そんなに悪質な感じはしませんけどね・・・。

一回り小さいだけ。

2011年03月10日 | 音楽教室

自店教室で注文した海外の楽譜が在庫切れで
発注していただくと1ヵ月か2ヶ月待ち
という連絡を、楽譜担当の方からいただきまして
そんなに待ってはいられないと
他のお店の在庫がないか探しに行きましたところ
2軒目にして、めでたく在庫発見(最後の1冊でした)。

いそいそとレジへ向かう途中、目についたものは
全音楽譜の「HANON」の五線ノート。

最初はこのシリーズ、
ハノン・ツェルニーの『クリアファイル』を見つけ
前回は『ヘンレ版のメモ帳』を購入しましたが
いつの間にか、いろいろツールが増えていたようで
全音・ヘンレ版それぞれのメモ帳もサイズが2種類
同じ五線ノートでも、ヘンレ版だと一回り大きいのです。

ちょうど、五線ノートが欲しかったので即買いでした。
ハノンかツェルニーか、迷いに迷ってハノン。

本日、生徒さんに見せては自慢しております。

ただし、これ
うっかり生徒さんが間違えて持ち帰ってしまわないよう
注意が必要です。

年度末恒例。

2011年03月07日 | 音楽教室

年度末、3月に入りました。

これから4月に入れば
就学前の生徒さんは小学生に
小学校低学年は高学年に
小学6年生は中学生に
受験生はそれぞれ入学先の高校・大学に

というわけで
レッスン枠大移動シーズンでございます。
            

毎年の事ながら、年末くらいから移動を予測して
いろいろ【対処】を考えておいても
そうは問屋がおろさないのが現実というものでして

『今のレッスン枠でのレッスンが不可能』となった時
基本的には、どの先生も
生徒さんを自分のクラスに留めておきたいわけですが

1.何が何でも自分の担当になるように
  自分が稼動しているクラスへ

 (それが例え「他の教室」でも)引っ張る

2.せめて今後、適切なレッスンが受けられるように
  おすすめの先生のクラスを紹介する


3.なるがままに任せる

だいたいこういう対応のどれかとなるわけです。

私、今年も奇跡的に クラス内で調整できましたが
いざとなったら(2)対応できるよう
他の先生のレッスン枠をチェック中。