MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

ミニ楽譜

2011年05月23日 | 音楽教室

最近よく行く楽譜売り場。
同じ曲でも新しい版が出ていたりするので
こまめなチェックは欠かせません。

作曲家ごとにいろんな版が並べられているピアノ楽譜コーナー
…の中に、メモ帳サイズの全音楽譜が。

ここ最近 全音楽譜さんは
ハノンやツェルニーの クリアファイル・メモ帳・五線ノート
などなどを販売されていますが
何故、楽譜コーナーにこれがまぎれているのでしょう。

…あれ?背表紙がある。
ラフマニノフとかショパンとか書かれている。

楽譜だ。
ちゃんとした楽譜です。
よくオーケストラのスコアのポケットサイズがありますが
こちらは、182×132(mm)のピアノ用ポケットサイズ楽譜。

全音楽譜出版さんが
創業80周年記念ということで作ったシリーズみたいです。

バッハで
平均律クラヴィーア曲集
インヴェンションとシンフォニア/小品集
モーツァルトとベートーヴェン それぞれで
ピアノ・ソナタ集
ショパンで エチュードとノクターン(全曲)
その他 リスト・ドビュッシー
果ては ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番まで。

しかし果たして、どんな時に使うのか?
公開レッスンに持ち込むにはいいサイズ。
あと、先生が資料として持ち歩くには
軽くて助かりますね。

普通サイズの楽譜をちゃんと持ってはいるのですが
ちょっと『欲しい』と思ってしまう品。

音程7度以内で

2011年05月22日 | 音楽教室

5月も残り1週間となりました。
秋の発表会に向けて
そろそろ候補の曲を物色しておかなければなりません。

生徒さんに曲を渡すのは おそらく来月からなのですが
ぼ~っとしていると
あっという間に6月になってしまいますね。

現在、頭を抱えているのは
やる気も表現力もあり、手さえ届けば
どれだけたくさんの曲から選べるだろう、という
『手が小さい』生徒さんの選曲。

オクターブがやっと届くくらいだと
オクターブが連続する・跳躍する奏法などは厳しい。

だからといって
オクターブが出てこなくてそれなりの曲を、
と絞っていくと

近現代の邦人の曲とか
ひたすら小回りを利かせた速い曲とか
ペダルを大いに利用した曲とか

どうも似たり寄ったりの曲になっていく・・・

違う教室からこちらへ移ってこられた生徒さんは
「いつもペダルを使って
ふわ~んと響くタイプの曲ばかり弾かされていたから
 今度は違う雰囲気の曲を弾きたいです・・・」
とおっしゃいました。

うん、その気持ちはとてもよくわかる。

というわけで、手持ちの楽譜を片端からひっくり返して
「これなら届く、これは届かない」
とチェック中なのですが

どなたか
お勧めの曲がございましたら、教えてください。

連休が明けまして

2011年05月09日 | 音楽教室

連休中は生徒さん達も
遊びに出かけていたり、帰省されたりしますし
中学高校生だと、クラブ活動で休みなしだったりもしますので、
連休明けは
『お休みだったのだから練習できたでしょう』
ではなく
『ブランクがある状態』としてレッスン。
人によっては レッスン時間のうち
半分くらいおしゃべりしてしまうこともあります。

ちなみに今回の連休中は、
風邪をひいて寝込んでいたという方が多くてびっくり。
流行っているのですねえ… 

震災の影響で、自粛ムードもありまして
遊びに出かけた、という人は少なかったです。

連休中にオープンした大阪駅の新ターミナルビルへ
果敢に挑んでこられた生徒さんはいらっしゃいましたが
(初日の来館者は50万人だったそうです…)

練習ができていなくても、楽しく弾いて帰っていく生徒さん
レッスンではなくおしゃべりで満足される大人の生徒さん
いつもはクラブや学校で練習時間が取れないからと
この連休中「ここぞ」とばかりに
たっぷり練習してきてくれた(感動!)生徒さん

久々に教室で顔を合わせて 同じ時間を過ごして
次のレッスンを待ち遠しく思ってもらえるかな?
そう思ってもらえるようなレッスンになっているかな?
と、自分を戒めたい連休明けです。