MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

初・e-Tax

2011年01月31日 | 音楽教室

明けましておめでとうから
あっという間に1ヶ月は過ぎ
間もなく確定申告の時期。
音楽教室の講師は、自営業ですので
しっかり計算して税金を返していただかなくては。

というわけで今回は、
年末までに経費の計算を済ませてあり
(楽譜代と交通費がほとんど)
源泉徴収票が届いたので、いつでも書類作成できる状態。

毎年、うちの教室の発表会は
この『確定申告』の時期と、しっかりかぶってしまうので
【書類作成だけは、なるべく早く】が鉄則。

これまで、確定申告は書類提出でしたが
去年、e-Taxのシステムに興味を持ち
今年は、こちらで確定申告してみようかと。

まず市役所へ行きまして
1.住民基本台帳ICカードを作る(手数料500円)
2.電子証明書を申請し、ICカードに証明書を記録してもらう
(手数料同じく500円)
3.ICリーダライタを購入し
(電子証明書を読み取るため。2000~3000円でした)
4.必要なソフトをパソコンにインストール

5.あとは、国税庁のHPにアクセスして書類を作成し
6.ICカードをリーダライタにセットして電子署名。

税金を返してもらうために、何故出費しなくては?
と思ったのですが、
24時間いつでも自宅から提出できるのは、やはり魅力。
というわけで書類作成、あとは送信するだけ!
というところまできて、送信できません。

毎週月曜日の0時~8時30分までは
メンテナンスのためシステム利用不可能だそうです。

24時間受付OKではなかったのですか、e-Tax。

プロコフィエフ自伝

2011年01月25日 | Weblog

いわゆる『偉人伝』みたいな
モーツァルトやベートーヴェン
シューベルト・ハイドン・バッハ…
などなどの作曲家の伝記は
いろんな本で読みましたし
学生時代にも、あらためて勉強したわけですが

マイナーとまでは言わないまでも、
一般的に、そんなに弾かれない作曲家については
本も少ないし、あまり読むことがありません。

たまに、その手の本を見つけて「読んでみようか」
と手に取ることがあります。

今回は、プロコフィエフ。
「どういう発想からこうなったの?」
と、疑問符が飛び交う作品を演奏するに当たって
何かヒントがあるかな、と思いまして。

まあ、どう考えても
ベートーヴェンみたいに『真面目に練って 練って』
というタイプではなかろうな、
と予測しつつ読んでいったわけですが

だいたい予想通りといいますか
・先生のいう事を、素直に聞くタイプじゃなかった
・周囲の意見を(あまり)気にしないでわが道を行く
かなりのマイペース人間と見ました。

【ロミオとジュリエット】のバレエ音楽を作るに当たって
「死んだら踊れないから、
 最後は死なない、ハッピーエンドにしよう」
と考えたりもしたようで
(結局踊れる方法を思いついてやめたらしいですが)

なかなか面白かったです。
プロコフィエフの作品を演奏するにあたって
ちょっと肩の力が抜けていいかもしれません。

入試シーズン

2011年01月17日 | 音楽

寒さが厳しいこの季節
入学試験シーズンでもありますね。

先日はセンター試験がありましたが
我が母校の音大の『一般入学試験』は2月から。

入試の時の思い出って
実技試験の順番待ち』です。

まず、教室の一つに受験者が集まって待ち
順番が近づくと、数人のグループで廊下に出て、
実技試験の部屋の前でストーブに当たりながら入室を待ち
そのグループごと入室して順番に演奏だったかな。

他の大学の入試の時期と合わせる意味もあるのでしょうけれど
何もこんな一番手を動かしにくい時期にやらなくても
と思った記憶があります・・・。
(推薦入試は秋のいい時期なのですよね。)

            
昔は推薦も一般も競争率が高かったのですが
今は、昔ほど競争が厳しくないようで
音楽の専門家になる人だけ」ではなく
音楽を勉強したい、という意欲があれば
なるべく広く受け入れたい、という形になっているようです。

2011年度の推薦入試結果を見ると
学部のピアノ専攻は、志願者48人中46人合格。

他の音大の入試の様子を聞くと
もっと志願者が少ないところもあるみたいで
音楽大学も大変だーと実感します。
            
先日、恩師が
母校がつぶれちゃって
 『そういう大学もあったね』なんて事になったら嫌よねー
と冗談で話していましたが
今の時代、冗談ではなくなるかもしれない。

音大だけが「音楽を勉強する場所」ではありませんが
「音楽大学」が成り立っていけるというのは
社会の豊かさの目安の一つのような気がします。

音楽が「無駄なもの」ではなく
「必要な贅沢」であり続けますように。
そんな事を思ったお正月。

曲探し

2011年01月11日 | 音楽

昨年、教室のスタッフさんから
曲名不明の曲があるのですが、ご存知ないですか?
と声をかけられました。

どんなメロディー?と尋ねたところ
「あ、紙に書きますね。」

ちなみに彼女は美術が専門です。
その「書いた音のメモ」を見せてもらうと
レ♯ ソ♯ソレ♯ ソ ファ♯レ♯ファレ♯ド レ♯・・・ 
ところどころ間が開いたり狭まったりしているのは
音の長さを表しているのでしょうか。
いえ、適当です

これではリズムが全くわからないので、
ピアノで弾いてもらいました。

ぽろぽろと弾いてみてもらったところ
どうやら3拍子らしいとわかり
音が間違いないならば、多分原曲は
♯ではなく♭系の調だろうなあ。

ミ♭ ラ♭ ソ /ミ♭ ソ ファ /ミ♭ ファ ミ♭/ド~~
ミ♭ レ♭ ラ /シ♭ ミ♭~ レ♭/ド ~ ~ /~~~
というメロディー。
なんとなく、クラシックというよりシャンソンっぽい?

インターネットでは【musipedia】という
メロディーを入力すると曲名・作曲者名候補を出してくれる
というサイトがありますが
入れてもわからない・・・。

何とか見つけてあげたいところなのですが
どなたか、ご存知の方 いらっしゃらないでしょうか。


常備していたいもの

2011年01月07日 | 音楽教室

今の時代、昔は無かったよね、
という便利な商品が いろいろあります。
            
実は私、試弾会1週間前に
冷凍したパンを、パン切り包丁で切ろうとして
つるっ と刃がすべり
またもや指を切ってしまっていました

こういう時って、切れ味のよい包丁より
普通こんなので手は切らないだろう』というような
スライサーの刃とか、缶詰の縁とか
切れ味の悪いパン切り包丁などの方が
油断するせいか、うっかり切ってしまうものですね。
しかも、切り口がきれいじゃないので
治りが遅い・・・

しかし、来週には人前で弾かなきゃいけない
だいたい、それまで練習しないわけにもいかない

で、初めて
ハイドロコロイド素材』の絆創膏を試してみたのです。
ハイドロコロイド素材のパッドが、傷口から出る体液を吸収して
傷が治りやすい環境を作り
皮膚の治癒力を高めるという、特殊な絆創膏。

それまで、そういう品があることは知っていましたが
ドラッグストアでも一箱6枚入りで、500~700円。
1枚100円近くする絆創膏って・・・。
と、興味はあっても使ったことは一度も無かったのですが
今回ばかりは藁にもすがりたい状況で、使ってみました。

【使った実感】

皮膚にぴったり貼り付けられ、傷口が安定するので
 貼った状態であれこれ作業をしても平気。
(多少すべる感じはありますが、ベタベタすることが無く
 普通の絆創膏より安心してピアノが弾けます)

防水性・防菌性が高いので、
 少々の水仕事・入浴で貼り換える必要が無い。
(状態をよく保てば、5日間貼りっぱなしにできるらしい)

そして、確かに治りが早く、傷のふさがり方も綺麗。


年に何回か「うっかり負傷」をやらかしてしまう私にとって
これは常備品です。決定。


あけましておめでとうございます。

2011年01月02日 | 音楽教室

新年明けまして、2011年。

年末までピアノを弾き続けていたので
急に1日弾かないというのも調子が狂います。

だからといって『元日の朝からピアノ』は
多分ではなく、ご近所迷惑ですよねえ。

結局 家中の大掃除をして
夕方そろそろと
『ショパン』『プロコフィエフ』『バッハ』の中で
比較的穏やかな曲を弾いておりました。

さーて
来月は発表会です。
今年の初レッスンが
楽しみなような 怖いような。