以前こちらで
『プロコフィエフの自伝』を読んだ話をいたしました。
プロコフィエフさんは来日したことがあり
滞在した2ヶ月ほどの間に演奏会をした事などが
自伝にも さらりと(10行ばかり)書かれていたのですが
こちら、関西方面では
京都の清水寺に来ていたとか
奈良のこのホテルに泊まっていたとか
教えてくださる方がいらっしゃいまして
もうちょっと色々、詳しく知る方法はないものか
と思っていたのです。
そうしたら
こんなブログを発見しました。
プロコさん、日記をつけていらしたのですね。
(すごく几帳面に付けそうだとは思っていましたが)
こちらを読ませていただくと
日本の山村の田んぼや畑に感動したり
日本人の行動・習慣に感心したり あきれたり
手持ちのお金の心配や
自作曲の進行状況・同時代の作曲家の作品の批評
などなどが書かれておりまして
あー、プロコさんも生身の人間だしねー
と ほのぼのします。
ちなみに
私がプロコフィエフの作品で最初に取り組んだのは
『つかの間の幻影』なのですが
9曲目、どうしても
「お琴を弾いている気分」になってしまうのは何故。
来日した事があるとは知っていましたが
来日前(1817年)に作曲された曲なので
決して日本をイメージしたはずはなく
私の勝手なイメージなのですけれどね。