MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

久々に大雨。

2009年05月31日 | Weblog
例のインフルエンザ騒ぎで
バイオリンのレッスンも、先週は休講となり
今週、振替レッスンだったのです。
       

出かける前に、バタバタしたくないので
朝一で洗濯機を回して干してしまい、
部屋も掃除して
出発前まで、バイオリンのおさらい。

出掛けに洗濯物を取り込んでから出発~と 思ったら
乾いていないものもあったので
それだけ残して取り込み、
天気が良いので 蒸すかもしれないけれど
防犯を考えて窓を全て閉め、施錠してお出かけ。


ところが

電車に乗って、レッスンに向かう途中
だんだん空が暗くなってきたなーと思っていたら

ドオオオオォォォォーーーーーー
と激しい雨が降りはじめ

きゃ~~ 洗濯物――――っ
と心の中で叫びました。

洗濯物はたぶん全滅だろうなー
せめて、窓を閉めてきてよかった・・・。


開き直ってレッスンに向かいましたが
着いたらバイオリンの先生が
「僕、傘を持ってきていないです…」
と青くなっていらっしゃいました。

梅雨入りも近そうです。

いち、にー、さん、し

2009年05月30日 | Weblog

私がレッスンで、導入期の教本として使用している
バスティンの「ピアノパーティー」シリーズは
黒鍵から導入していきます。

2つ又は3つの黒鍵を 手のひらや握りこぶしで鳴らしたり
黒鍵を二つ同時に、または一つずつ指で弾く

黒鍵を指で弾く際には、指番号を教えますし
「ド」とか「ソ」とか白鍵は後回しになりますから
『数字』が『音名』より先に出てくるテキストなわけです。

白鍵の場所と名前を覚えてからも
指番号を言いながら弾く練習は必ずしますので
レッスン始めて半年くらいは、教室から
533~422~』と呪文のように
私と生徒さんの、数字で歌う声が聞こえています。
(知らない人は、何事かと思うかもしれません。

        
この「指番号で歌う」時
「12345」は「いち、に、さん、よん、ご」です。
ポイントは、「」を「よん」と読む事。
数えるのではなく、歌うわけですから
拍子を数える時は「いち、に、さん、
指番号で歌う時は「いち、に、さん、よん
と区別しているのです。
でないと
右手でドレミファソ~、ソファミレド~と弾く時
指番号の4の言い方が
「いちにさんしぃご~、ご~よんさんにぃいち~」と
上る時と下がる時で、変わってしまいます。

もとは、アメリカの教本なので
あちらでは、ややこしくないのでしょうね。
漢字を音読み・訓読みする日本ならではの、ややこしさです。
        

そういえば
中国語だと、12345678は
イー、アル、サン、スー、ウー、リュー、チー、パ
お隣韓国の数の数え方だと、
イル、イー、サム、サー、オー、ユク、チル、パル。

でも 日本語で言う「ひとつ、ふたつ…」は
韓国語でも「ハナ、ドゥル…」になるのですよね。

…はて
韓国の人は、指番号 どっちで言っているのかしら

どうしても出たい人だけ。

2009年05月29日 | 音楽教室

エレクトーンもピアノも
コンクールの準備の時期に入っています。

教室へ入ったら
休講前注文された楽譜が、この一週間
誰に買われることもなく溜まる一方だったらしく
スタッフさんが
「どこにしまえばいいの、これ・・・」と
ストック置き場に収まらない大量の楽譜を前に
途方にくれるのを通り越し、爆笑していました。
        

さて
教室本部から、秋のピアノコンクールに向け
生徒さんをなるべく多く参加させてください
という通達が来ていましたが

コンクールは人によって善し悪しでして

参加して、賞が貰えなくても
 人前で演奏するのが楽しい!
 もっと上手になりたい!とがんばるようになり
 プラスになっていく子もいれば

「賞目的」に走ってしまって
 いろんな意味で、返ってマイナスになる子がいますから


今年も、
こんなイベントがあるけれど
 無理に参加しなくていいからね~」と
消極的にお勧めしています。

毎年『参加者があまり増えませんように
と願っていることが教室本部に知られたら
上からお説教を食らいそうです。

コンクールは 時に
音楽を、演奏することの楽しさを
忘れさせてしまう事もありますから

参加させる時は慎重に。
終わった後はより一層慎重に、です。

小さい生徒さんのワークブック

2009年05月28日 | Weblog

3~6才くらいの小さい生徒さんは
発達スピードに、かなり個人差があります。

特に位置関係、方向関係は
この次期にわかってくる事柄ですから
五線譜は、難関の一つ

発達し始めの次期の生徒さんは
音符を見た時「 ○ がある」という事は判断しますが
それが五線のどこにあるか」は意識しない。
つまり音符と、その周囲(五線)との
位置関係を考えないところがあるのです。

こういう生徒さんには、
線に刺さっているか(線の音符)
線と線の間に挟まっているか(間の音符)
下から数えて、何番目の線(或いは間)か
の位置関係を、すばやく判断できるように
手作りグッズでゲームをして覚えてもらっていましたが

ここ数年、その補助教材として使っているのが
サーベル社のワークブック。
同じ内容でも、発達段階別に種類がいくつかあり(参照
その子のスピードに合わせて選べるので便利です。

これまで使ってみた事があるのは
おんぷのおえかきワークブック えかきうたつき」と
よいこのワークブック 」の2種。

どちらも、中央のドから順番に
「色を塗る・音符を書く」という作業を
繰り返し、丁寧におさらいできる内容です

また、色を塗るワークは全て
ドが赤・レが黄色・ミが緑 と統一されているので、
色音符教材としても使える本。

私は、移動してきた生徒さんが
五線の理解をしないままテキストだけ進んでいた
という状態である時
「読譜力の底上げ」に使っています。

使うほどにすべすべ

2009年05月27日 | 音楽教室
レッスンが再開されまして、本日で3日目です。

休講の間に、教室中を殺菌消毒し
各部屋には、アルコール系消毒液を常備。
マスクしてレッスンするかどうかは
各自の判断に任せる、ということです。
個人に比べると、歌うことが多いグループの先生は
結構、マスクのままレッスンなさっているらしい。

私はマスクしませんが、消毒液は使ってみました。
こういう消毒液の類って、使ったことがなかったのですが
インフルエンザ予防には、手洗い・うがいが有効ですから
鍵盤楽器を扱う教室では、効果的でしょうね。
あー、でも 手が荒れそう

ポンプ式のボトルから、一回分プッシュして
手をもみ合わせるようにして塗布。
おや?
すぐ乾くのは、アルコール系ですからわかりますが
なぜか手がしっとり、すべすべになります。

ボトルを見ると、『ヒアルロン酸入り』の文字が。
保湿作用もあるのですか、今の消毒液

冬中、風邪やインフルエンザの予防のため
始終手を洗い、うがいをしては
手の乾燥を気にしてハンドクリームを使っていましたが
これなら、一石二鳥ではないですか。
インフルエンザの心配が無くなっても
ずっと置いておいて欲しい
と思いました。

あ でも
気をつけないと、ピアノの上にひっくり返したら
大惨事になるわ、これ・・・

朝から高知とか。

2009年05月26日 | Weblog

グレード試験官の(仮)依頼書が届きました。

まだ確定ではなく、
『たぶんこの日にここの会場でお願いすることになります』
という、お知らせです。

以前も試験官をしたことがある楽器店の、別会場。
また、地図で場所を確認しておかなくちゃ
(添付の地図はわかりにくい事が多い)
        
以前にも書きましたが
試験官資格を持つ講師さんは、前もって
『この日は試験官を引き受けられますよー』
という、予定表を提出します。
支部の方では、それを基に依頼を振り分け
少なくとも1ヶ月前には、正式に依頼を送ってきます。

提出する予定表には、
「試験官稼動の可能・不可能な日程」だけではなく
宿泊をともなう依頼はOKですか?
遠方の試験会場でも行ってくれますか?
というようなアンケートも載っています。

怖くて、『OKです』と書いたことはありませんが
OKを出したら、いったい どこへ飛ばされるのか。

一回、試してみたい気もする・・・

今年の仕込み

2009年05月25日 | Weblog

毎年この時期になると
秋に向けて、仕込みに入ります

仕込み:その一「梅酒」

青梅1kgをブランディーと氷砂糖で。
グランドピアノの下に安置して、飲み頃は5ヵ月後。
今年は何を聴かせよう?


仕込み:その二「コンクール等イベントの準備」

予選が秋にありますので
誰に何を弾いてもらおうか、物色と研究に入ります。
その子の得意なところを生かせて、
ついでに苦手な部分を、この機会に克服できたらベスト。
なおかつ、その子が「好き!」と思って弾ける曲を。


どうか、インフルエンザ再流行しませんように。
秋は、台風だけでも予定が狂ってどきどきなのです。

いろいろ学習しました。

2009年05月24日 | 音楽教室

めでたいことに、レッスン再開確定です

と、いうわけで
昨日は即、生徒さん達へ電話連絡していました。

大概、お母さまが電話に出られるのですが
この一週間、大変でしたよね?と伺うと
本っ当に、大変でした~

…そうでしょう。
単に昼ごはんも作らなくてはいけない、という問題ではなく
(ま、それも大変ではありますが
お子さんが小さいと、買い物に出るのも心配ですし
ずっと家にこもらなくてはならないお子さんは
ストレスも溜まってきます。

特に、お母さまもお仕事をされている場合、
今回の事態は本当に大変だっただろうと思います。
        
今回の騒ぎで、電話・FAX・メール
いろんな手段で連絡する事になったのですが
メールはやはり便利でしたので
今後のために、アドレス確認しておきたいです。

いつの間にか転居されていた方もいらして
電話がつながらないなんて事もありましたし


        
今回の新型インフルエンザ騒ぎ、
関西の方は、そろそろ落ち着いてきましたが
これから広がる可能性のある地域の方は
「いきなり休校・休業」なんて事があるかもしれません。

学級閉鎖くらいは覚悟して対策立てられることを
お勧めいたします。

再開準備

2009年05月23日 | 音楽教室

大阪の学校の休講措置も、恐らく今週いっぱいで終わり
来週からは通常授業に戻ると思われます。
したがって
音楽教室もまた、来週から再開されるはずですが

困ったことに、現時点では不確定なのです。
        
今週の休講が決まった時、生徒さん達に
今週は休講となります。』とは伝えたものの
来週はできます。』と断言できる状態ではなかったため
レッスン再開は、改めて連絡する必要があるのですね。
早く確定してくださらないと
当日に
今日からレッスンあります」と電話しなければなりません

「来週、レッスン再開でいいのですよね?
 生徒さんに連絡してもいいですか?」
と問い合わせてみましたが、
『まだ決定していないので、待ってください。』とスタッフさん。

企業系音楽教室は、こういう時
一斉に同じ対応をしなければなりませんから
教室の方針が決定するまで、勝手に動けません。
うーん、もどかしい。
        
ちなみに
私達講師が、自宅待機でじりじりしている間
スタッフさん達は、生徒さんが来ることもない静かな教室で
長い 長い時間、待機してくださっていました。

今日は、差し入れのおやつを持って
陣中見舞いに行ってこようと思います


久々のFinale

2009年05月22日 | Weblog

生徒さんの発表会の楽譜を作ったのが最後
しばらく触っていなかった音楽ソフトFinaleを
久しぶりに動かしてみました。
        
実は今年の春から、音楽院の一般講座で
楽譜作成ソフトFinale 2009日本語アカデミック版』を扱っていたので
申し込もうと思っていたのですが
バイオリンのレッスン日とかぶるため断念、
そのまま放っていたのです。
というわけで、いまだPCに入っているのは体験版。
        
しかし、ここ数日あまりに暇だったのと、
生徒さんが弾きたがっていた曲の楽譜が
いくら探しても、市販されていなかったため
この突発的な休みを利用して耳コピし
生徒さんに弾けるよう、ハ長調に移調してアレンジ
五線ノートにまとめたものを
リハビリを兼ねて、ソフトで清書してみました。

あまりたくさんの事を要求すると
ソフトが「それはできまへん」と抵抗するので
じゃあ、何ならできるの とあれこれ試しながら
『できる範囲』で、どうにか完成。

来週レッスンが再開できれば、生徒さんに渡せそうです
        
音楽院では、定期的に講座を公開しているので
次回は絶対(というか、バイオリンレッスンとかぶらなければ)
ソフトのクラスを見てこようと思いました。