MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

確定申告のあるある

2015年03月04日 | 音楽教室
発表会というイベントが終わりまして
お昼休憩での先生同士の話題は
もっぱら
『確定申告を終えたかどうか』

私の場合
国税局のホーム―ページを利用して書類作成し、
提出も電子証明を利用して、全部自宅で済ませましたが
やはり電子証明の手続きが面倒だからか
書類作成までは国税局ホームページ利用で、
作成した書類はプリントアウトし郵送、という人が多いようです。

ホームページの書類作成方法がよくわからないから
税務署へ行って、全部手書きで作成して提出した
という先生も。
計算も全部自分でされるのだそうで
「それは かなり面倒ではないですか?」
と うかがうと
『あー、私 こういう計算とか好きなので。』

パソコンが使えない時代は 私も自力で計算しましたけれど
確認のため 計算し直したら
1回目と2回目と3回目とで 数字が合わなかったりして
(たいてい経費の入れ忘れが原因)
きーっ!! と切れそうになったものです。


ちなみに
音楽教室の講師の報酬、というものは
見た目 華やかなお仕事ながら 収入はさほどでなく
楽譜等々 経費はかかり
税金、ほとんど全部還ってまいります。

私の場合、さすがに全額は還ってきませんが
稼働の少ない先生だと 所得がゼロになり、完全に全額還ってくるらしい。

あまりに収入が無さ過ぎるので、税務署から怪しまれ
『どうやって生活しているんですか!?』
という電話がかかってきた先生もおられ
『結婚していて、生活費は夫の収入、私の仕事は趣味です!』
と説明して納得してもらったそうです。


ちなみに
電子証明書による書類提出だと
源泉徴収票の添付を省略できるんですよー
と 同僚に話したところ

『えー!?書類付けなくて良いの!?』と大変驚かれました。

まあ、怪しいと思えば書類提出してくださいと連絡が来るでしょうしね、
と 言ったところ
『そうねー、だいたい この程度のはした金で
 いちいち突っ込んでこないですよね!』
と納得されて

それはそれで ちょっと悲しい。
と 思いました。




楽譜は重い。

2015年03月03日 | 音楽教室
久々に お師匠様のレッスンを受けてきました。

音大生時代は、みていただく楽譜を何冊も抱え
レッスンに通ったものですが

現在、楽譜のコピーを持参しております。

昔は『コピーで持っていくのは失礼』のような風潮があったのですが
自分で見る用と
先生の手元用に画帳にコピーを張って本状態にしたものと
2つ用意することで 許していただいています。

なにしろ紙は重いです。
ヘンレ版のベートーヴェンのソナタ集なんて
そのままで充分凶器になるくらいの厚みと重みがあります。



今はこうしてコピーを利用して
一度にたくさんの曲を持っていけますが
楽譜は重くて、見て頂く曲を全部本のまま運ぼうとすると
肩が抜けそうになります・・・と お師匠さまに申し上げましたら

『ああ、私の時代は 本をバラして持っていったわ』

かなり 思い切った方法ですね。
楽譜を分解するのは 結構勇気が要りそうですが

昔ショパンのエチュードでよく使われた
パデレフスキ版の楽譜は 製本が良くなくて(輸入楽譜だった)
数年でぼろぼろになり自然分解していったものでしたが
そうか、分解するためでしたか(←そんな訳ありません)