MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

バッハ好き

2015年01月23日 | Weblog
大阪市内に用事があったので
久々に 朝の通勤電車に乗りました。

ふと視線を落とすと
前に座っている学生さんらしき女の子が
プリントをせっせとノートに書き写しています。

ああ、今 試験期間中ですよねえ。

科目は何かなーと 字を追ってみると

『BWV』
あ バッハの作品番号(の略)

代表曲として 「マタイ受難曲」など
なじみ深い音楽史の内容が載っておりました。

どうやら 大阪市内にある音大の学生さんだったようです。
今日は音楽史の試験かな?

懐かしいなあ、音楽史の授業。
学生当時は ひたすら知識として詰め込むだけでしたが
お付き合いが長くなった現在、バッハは
親戚の叔父さんの事より よく知っております。

ショパンやモーツアルトは
そんなに こちらからお薦めしなくても
好きになってもらえるのですが
曲を「はい」と渡しただけでは
なかなか好きになってもらえないバッハ。
性格的には 良い人だと思うのですが。
(もちろん音楽も素晴らしい)

私が好きで 念入りに下準備して布教(違)するためか
私の生徒さんは 割とバッハに自然になじんでくれます。
最近入会された、新しい生徒さんにも
バッハを楽しい・面白いと思いこんでもらうべく
新年から 取り組み中。




あせってください。

2015年01月18日 | 音楽教室
発表会の日が近づいてまいりました。

本番まで、レッスンできるのはあと3回。
お昼休憩で一緒になる先生同士で
進行状況など やり取りしております。

「うちは 一応、全員暗譜までいったなあ」
「うわー、さすが。」
「あの 私のとこ、1人ものすごく心配な子が・・・
 譜読みが終わっていないんですー」
「ああ、私のところもいるよ、まだ全部譜読みできてない子」

本人、そろそろ焦ってる?と聞くと
「焦ってくれるといいんですけど、あんまり。
読譜も苦手なので、レッスンで一緒に読んであげて
自宅で練習してきてもらうようにしているんですけど
そこまでしてあげても、翌週できていなかったりで。」


うん、そういう自力で譜読みを頑張らない生徒さんって
そもそも あせらないのですよねえ。

そういう時は、自宅に電話だ!
というのが先輩先生方の一致した御意見でした。

・次のレッスンまでに「練習しなきゃ」という気持ちを持ち直してもらう
・わざわざ先生が電話してくる事で このペースではまずいのかも、と気づいてもらう
・電話があった事で保護者の方にも危機感を持っていただく

という点で、結構 効果的です。

みんな、こういう生徒さんに やきもきして
あれこれ対策してきたのですな・・・

葛根湯とお友達。

2015年01月12日 | 音楽教室
新年のレッスンがスタートして ちょうど一週間、
生徒さん全員と 一通り 新年のご挨拶ができました。

週末が 発表会の申し込み締切日でしたので
ぎりぎりまで参加を迷っていた人
うっかり昨年申し込みを忘れていて
駆け込みで申し込みする人
参加予定者と、申し込み状況を何度も確認し
電話したり お手紙を書いたりと
バタバタの一週間でもありました。

来月にある発表会に向けて曲に取り組んできたものの
時期柄「試験とかぶるので」不参加を決定した生徒さんも結構いて
せっかく練習してきたのにね、と 残念です。

ともあれ、これで 一応発表会参加の人数がはっきり決定し
あとは 本番に向けて しっかり曲を仕上げていくだけです。

しかし
この時期怖いのが 風邪とインフルエンザ。

何故 うちの個人レッスン発表会は
この寒い 風邪やインフルエンザ流行最盛期にするのだ?
と 疑問ですが
(会場取りをする教室マネージャーさんの
 クジ運が悪いという説もあり)


先生も生徒さんも、この時期になるとマスク姿が増えてきます。
(先生は予防、生徒さんは「風邪でも何でも休むものか」の気合いで)

私は さすがにマスクでレッスンは無いものの
ポーチに必ず常備するのが葛根湯(かっこんとう:漢方の風邪薬)。
「なんだか少々頭痛が・・・」
「熱があるような気がする」
「くしゃみが出て、鼻の調子が悪い感じ」
と 風邪の気配を感じたら すかさず飲みます。
(風邪の引きはじめに服用するとてきめんに効きますし
漢方の葛根湯なら、風邪でなかったとしても、さほど問題がないので。)

この冬は かれこれ5回くらいは飲んでいるかもしれない。


メーカーによって お値段が違い
いつも買っているのより ちょっと高いのを飲んでみたらば
『甘味が より強い』
『効果が早く出る(ような気がする)』

当初の目的から外れて
「市販の葛根湯を飲み比べてみたらどうであろう」
と 変な方向へ興味が向かいつつあります。








新年の抱負。

2015年01月05日 | 音楽教室
お正月休みも5日まで、最後のお休みの本日
今日までに届いた年賀状をチェックし
幸い、出していない人からの物は無く一安心しております。

今年は嬉しい報告が2つ
新米先生だった頃に教えていた生徒さんから
保育士さんになりました、という報告をいただきました。
ピアノが役立つ仕事に付けてよかったです、
と 書いてあり、しみじみ嬉しいです。

ピアノを習っている生徒さんの全てが
ピアノを活かせる仕事に着けるわけではないので
それこそ、受験をきっかけにレッスンを止める
という事がほとんどですが
レッスンは止めることになっても 
ピアノが生活の一部であり続けていてほしいなあ
と思いますし
そうして一生の楽しみとできるように
お手伝いするのが私の仕事なのだなと
改めて思いました。


初心忘れるべからず。
明日から新年のレッスンが始まります。


いくつになっても。

2015年01月02日 | Weblog
新年明けましておめでとうございます。

今年の新年はちゃんと起きて迎え
初夢も見ました。

ちなみに
年末最後に見たのは
「師匠のレッスンを受けに行ったらば
 練習していったベートーヴェンのソナタではなく
 モーツアルトのソナタ集を持って行ってしまっており
 仕方なく それでレッスンを受けしごかれる」
という 何ともな夢で

これが初夢でなくて良かったと しみじみ。