MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

さよならFD

2013年06月30日 | 音楽教室
ここ最近、整理整頓熱が発生いたしまして

そうじの基本 とか
収納のコツ とか
その手の本を図書館で借りて来ては読み漁り

いよいよ、部屋のお片づけに取りかかりました。

この仕事をしていると
増えてくるのが 紙類。

楽譜資料のコピーや 
音楽指導協会関係の書類
その他 いろいろの広告類。

楽譜のコピーは、生徒さんに1曲だけ見せるため
本を一冊持ち歩くのは大変だから
(10人違う曲集からだと10冊運ばなければならない)
荷物軽量化のためにしております。
そういう曲は だいたいいつも同じなので
捨ててしまうと、また同じ曲をコピーする羽目になり
紙もコピー代ももったいないことになります。
と 考えると、なかなか ポンとは捨てられない。

資料は、自分で内容をまとめてしまってから捨てようと取ってあるもので
つまり
資料をノートなどにまとめる作業をさぼっていると
全然捨てられないわけです。
なんとか片づけるべく
整理の途中でノートを取り出し書き写す、という状況。

さて そんな中

今回初めて手をつけたのが
フロッピーディスクです。
今や、FDなんてどこで買えるの?という状況において
恐らくもう使わないものがあるはずです。

古い伴奏くん(データ再生機)やエレクトーンでは再生可能なので
バイエルやブルクミュラーの伴奏データなどは
まだ使う可能性があるのですが
10年くらい前に流行った歌謡曲のデータとかは
たぶん、もう使うことも無いでしょう。

現在は 伴奏くんもUSB端子対応型が出ているので
そちらに買い替えて、データもUSBにまとめて購入してしまった方が
スペースも少なくて済みますよねえ、と思うのですが
それはそれで費用がかかりますから
何を残すか、で 考え考え整理中です。

一度購入したデータを
今使えないメディアからフラッシュメモリに移動させて
使えるようにしてくれるサービスを
ヤ○ハがしてくれないものかなあ。






楽譜の袋

2013年06月28日 | 音楽教室
お買い物の際は『マイバッグ持参』がすっかり普通になりました。

食料品などを買う時は
いわゆる「エコバッグ」薄くて軽い化繊の袋で良いですが

楽譜を買う時、ああいう袋は向いていません。
カパカパして本が袋の中で泳いでしまいます。


手ぶらで行けば、楽譜は そのお店の袋に入れてくださいますが
スーパーと違って、楽譜の袋って
デザインが 店によってかなり違います。
カワイならカワイの
ヤマハならヤマハのデザイン

同じヤマハ系列でも、ヤマハと提携している特約店なら
その楽器店オリジナルの袋があるわけです。


楽譜のサイズは変わりませんので
どこのお店の袋でもぴったりなのですが
ヤマハのお店で楽譜を購入して
おもむろに「カワイのお店の袋」を取り出し入れる
というのは なんというか、
ある和菓子屋さんに別の和菓子屋さんの紙袋を提げて入店する
みたいで、やはり気が引けます。


従いまして
楽譜を買いに行く時、持参する袋は
薄くて大きい楽譜がぴったり入るサイズの袋&手提げ袋。
楽器店ではなく衣服や化粧品、雑貨屋さんなどの袋だと
どこでも気兼ねなく取り出せて便利です。

そのうち
楽譜専用マイバッグを自作してみようかと計画中。

水浴び。

2013年06月26日 | Weblog
ガス給湯器が壊れました。

お仕事に直接さしつかえはありません が

お湯が使えないということは
お風呂でお湯が使えないというわけでして
この暑い季節、入浴できないのは困りものです。

きちんと入浴して さっぱりした姿で教室へ向かいたい。

というわけで
銭湯が開いていない時間帯(朝)
鍋でお湯をわかして 行水です。
洗髪は 強引に水シャワーで。

一杯のお湯が本当に貴重で
いつも このくらい水を大事にしていたら
かなり節水できるだろうなーと反省も。

それにしても
この季節だったからよかったものの
秋冬だったら風邪をひいていそうです。

早いところ 給湯器が直ってほしい…

ピアノ周り。

2013年06月23日 | 音楽教室
ピアノと寝起きしている私ですが
(ピアノと離れられないというわけではなく
 狭い我が家、寝られるスペースがそこしか無いからです)

グランドピアノの横で寝るというのは
「地震がきたらどうしよう」
という不安もありますし
別に地震が来なくとも
寝返りを打った拍子に ピアノ椅子に足をぶつけ
翌朝 紫のあざができているという事はしょっちゅうです。

実を言いますと、
私が一緒に寝ていることで部屋の湿度が上がり
ピアノにとって悪い環境になってしまうのではないかと
自分の心配よりピアノが心配だったりしまして
部屋の温度が上がり過ぎないように
湿度が上がり過ぎないように
換気やカーテンも ピアノのため。

もちろん、ピアノに快適な環境は
人間にとっても 割合快適な環境です。

今年も 窓際には 緑のカーテン(グリーンカーテン)。
ゴーヤを植えているのです。
早く上まで伸びて、西日を遮ってくれますように。

ちなみに
ピアノを置いていない、別の部屋の窓際にも
ゴーヤを植えているのですが
そちらの方には実がまだ一つしか付いていないのに対し
ピアノの横のゴーヤは 何故か
既に10個近い実が生っております。

同じ日に同じ種類の苗を植えたのに
どうしてこんなに差が出たのやら

とりあえず、来週にはチャンプルが食べられそうです。





目標は3カ月

2013年06月21日 | 音楽教室
生徒さんのレッスンをしつつ
教える側の私もまた練習し、レッスンを受けに行っております。

主にピアノとエレクトーンを並行して続けておりますが
(ヴァイオリンのレッスンは休止状態。自主練習のみ)
昨年は特にピアノの方へ力を入れておりました。

ある程度の目的を果たしたので
今年はエレクトーンに力を入れ直していますが
最近弾いているのが
ガーシュインの『ラプソディインブルー』

原曲を知っているので わかってはいましたが
この曲、長いです。(原曲はだいたい16分くらい)

エレクトーンにアレンジされいるので
さすがに原曲より短くなっているのですが
それでも長い。

レッスンを受けに行きましたら
お師匠さまですら
「これを生徒さんに弾かせるとなると 半年は見るわね」

仕事のかたわら
ピアノのレパートリーも広げつつ
エレクトーンも、並行して別の曲を見つつ
ちっくり ちっくりと進めております。
(全力で取り組むと他のが進まなくなるので省エネモード)

夏休みまでに仕上がるといいなあ。






分解れんしゅう

2013年06月20日 | 音楽教室
最近、立て続けに 
グループレッスンから個人レッスンへ移動される生徒さんが。

グループレッスンというのは
決まった時間にメンバーがそろわないとできませんから
幼児科さんのように、保護者同伴のクラスだと
親ごさんの都合で その時間に来られなくなったり
転居などで グループが解散してしまったり
という理由

休みがちでレッスンについていくのが大変になってきたため
自分に合ったペースでできる個人レッスンを、
と希望される方もいらっしゃいます。

今回の生徒さんは どちらかというと後者でして

グループで習った事が なんとなく理解できてはいるのですが
「なんとなく」で終わってしまっているので
自分で練習ができない、という状況なのです。

例えば
ワークブックで、
ドレミファソの音符を読む・書く
鍵盤のド・レ・ミの位置を見つける
という事はできる。

では、楽譜を見て それをいざ弾こうとなると
音符と鍵盤がつながらないので 手が止まる。

『楽譜→鍵盤』への変換が まだできないのですね。
この変換作業が、「弾く練習」なのですが
その練習習慣が無いままグループレッスンを続けてきてしまったので
ついていけなくなった、という事だと思われます。

たくさん弾いて、指が動かしやすくなると
楽譜を読んで弾くことも楽ちんになるのですが
まず指が思い通りに動かないうちに
「楽譜を読んで、練習」は あまりにハードルが高い。

というわけで 
『練習ができない(練習の習慣がついていない)』生徒さんの
個人レッスンの最初のポイントは
まずは 指を動かそう、というところから。
楽譜を読むのは それはそれ。
弾くためには 楽譜が無くても弾ける
知っている歌の曲(ひげじいさんとか、ぶんぶんぶん等)を、
繰り返し弾いてもらいます。
それはもう、ほとんどラジオ体操のノリで。


現在
個人に移動して1カ月半ですが

指を動かす
音符を読む・書く・歌う
鍵盤で どこに何の音があるかすばやく見つける


弾くために行うことを分割した状態でレッスン中。

それぞれ、得意不得意があるもので
明らかにこれは苦手、というところを無くすようにします。


それにしても しみじみ思うのは
このくらいの(5~8歳)指の発達が進む時期のうちに
指をたくさん動かすことの大切さ。
知っている曲でも、
もう合格してレッスンで弾かなくていい曲でもよいから
たくさん弾いておいてほしい。

本当に動かしているだけでも違うので。