足立直義の丹沢・大山山麓だより

生き物との出会いを楽しみに今日も山麓を歩いています

No. 1768 ~ クマバチが ホトルブクロの花に来た ~

2022年07月01日 | 昆虫

観察月日  2022 7.01 快晴 36℃

観察場所  YOKOHAMA

 「ホタルブクロが咲いたので、見に来ませんか」町内の2世帯の

方に“誘いの手紙“を出した。

「写真より花が多いですね」「ここへ越して来た頃、幼い頃を思い出

して、市民の森へ行って見たが、ありませんでした。」等々。2夫妻

の方々が来てくれて、うれしかった。

ホタルブクロには、ヨウシュミツバチの集団が連日吸蜜に飛来それ

は賑やかであった。それに対して、同じエリアで花の束を咲かすカ

メバヒキオコシの花には、吸蜜に立ち寄るハチの姿がない。

6月12日の事。「花は上唇と下唇の唇形花で、ハナバチの着地に

は向いているし、蜜もありそうだし、・・・・ハナバチに特化した植物

だと思うのだが・・・・」ぼんやり考えていると、羽音が感じられ、振

り向くと、いつもの”クマバチ“が表われカメバヒキオコシの花に止

まり吸蜜を始めた。

小さな花筒に大きな頭を近付け、太い口吻で蜜を吸う。時にはク

マバチの重さに耐えかね、茎が曲がることもあった。

「大きな、力のあるクマバチ、何故、形が大きく、蜜も花粉も豊富

にある、ホタルブクロの花に行かない」私の口からこぼれた。

6月24日“クマバチ”がホタルブクロを訪花、頑強な口吻を蜜のあ

る位置を目掛け、花弁を突き破って盗蜜。その当時は蜜が枯渇

して来たのか、ミツバチの集団の姿はなかった。

ホタルブクロが花いっぱい。

ヨウシュミツバチ 集団で蜜集め

同じエリアの カメバヒキオコシには ハチが来ない。

6月12日 例のクマバチが来た。

小さな花に 大きなハチ

クマバチの体重で  茎がしなう

6月24日 ホタルブクロの花に クマバチが 糖蜜。


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