観察月日 2022 6. 13.晴 27℃
観察場所 YOKOHAMA
「ホタルブクロが咲いても、ハチが来ない。セイヨウミツバチが1匹
今来ている」去年のページをめくるとそう記されていた。
今年は、庭の手入れをしたので、“ホタルボクロ道の駅”が出来上
がった。が、立ち寄る客は、やはり多くは無い。それでも今年は、
セイヨウミツバチが何匹か、次々と花を訪ねている。来ているのは
セイヨウミツバチなのだから、そう遠くない位置に養蜂をしている方
がいるのだと思うと嬉しくなる。
ミツバチの飛ぶ後を追って行くと、只やたらに花に潜るのではなく、
判断している様に見える。時折同じ花にかち合って互いに慌て、
飛び離れる光景が見られ、ハチの気持ちが解る様な気がする。
以前は、腹部黒く黒線の目立つ“ニホンミツバチ”も来たが、今では
見当たらない。生息可能な自然が消滅したのであろう。寂しいね。
ミツバチを追っていると、腹面一杯に黄色の花粉を付け、ホタルブ
クロの花に潜り込む“ハチ”が、目に止まった。
後ろ足のバケットに花粉を貯めて、巣に持ち帰るのはミツバチで、腹
面をバケットにして花粉を貯め、巣に持って帰るのは、“ハキリバチ“
だ。頭、胸、腹が艶を感じさせる黒色なのは、”スミゾメハキリバチ“だ。
最近では”ムナカタハキリバチの♀“だと言う事が解ったと言う。
”スミゾメハキリバチ“の呼び方の方が、私は好きだ。
ホタルブクロ街道 道の駅。
今年も ハチは少ない。
セイヨウミツバチ 花を選んでいるのかな!
腹面のバケットに花粉を一杯付けて。
背面は 墨で染めた黒さ。「スミゾメハキリバチ」
まだ開いていない花なのに 無理して どうして 入るの?
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