足立直義の丹沢・大山山麓だより

生き物との出会いを楽しみに今日も山麓を歩いています

No. 1765  ~ ホタルブクロに 来たハチ ~

2022年06月13日 | 昆虫

観察月日  2022 6. 13.晴 27℃

観察場所  YOKOHAMA

 「ホタルブクロが咲いても、ハチが来ない。セイヨウミツバチが1匹

今来ている」去年のページをめくるとそう記されていた。

 今年は、庭の手入れをしたので、“ホタルボクロ道の駅”が出来上

がった。が、立ち寄る客は、やはり多くは無い。それでも今年は、

セイヨウミツバチが何匹か、次々と花を訪ねている。来ているのは

セイヨウミツバチなのだから、そう遠くない位置に養蜂をしている方

がいるのだと思うと嬉しくなる。  

ミツバチの飛ぶ後を追って行くと、只やたらに花に潜るのではなく、

判断している様に見える。時折同じ花にかち合って互いに慌て、

飛び離れる光景が見られ、ハチの気持ちが解る様な気がする。

以前は、腹部黒く黒線の目立つ“ニホンミツバチ”も来たが、今では

見当たらない。生息可能な自然が消滅したのであろう。寂しいね。

 

ミツバチを追っていると、腹面一杯に黄色の花粉を付け、ホタルブ

クロの花に潜り込む“ハチ”が、目に止まった。

後ろ足のバケットに花粉を貯めて、巣に持ち帰るのはミツバチで、腹

面をバケットにして花粉を貯め、巣に持って帰るのは、“ハキリバチ“

だ。頭、胸、腹が艶を感じさせる黒色なのは、”スミゾメハキリバチ“だ。

最近では”ムナカタハキリバチの♀“だと言う事が解ったと言う。

”スミゾメハキリバチ“の呼び方の方が、私は好きだ。

ホタルブクロ街道 道の駅。

今年も ハチは少ない。

セイヨウミツバチ 花を選んでいるのかな!

腹面のバケットに花粉を一杯付けて。

背面は 墨で染めた黒さ。「スミゾメハキリバチ」

まだ開いていない花なのに 無理して どうして 入るの?

 

 

 

 

 

 


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