観察月日 2022 9.5.晴 31℃
観察場所 YOKOHAMA
9月に入って、朝夕は少し楽になったものの、昼間はまだまだ
暑く夏そのものだ。
庭の菜園もまだ秋遠く、サトイモは大きく成長し私の背丈を越し
、風もない大きな葉が揺れている。意外なのは、数本植えたサラ
ダピーマン、夏の間には休んだ様に実を付けず、最近になって
から背丈も大きくなり花も盛んに咲き、実の収獲も増え、近隣の
世話になっている人に分けたりしている。
肥料は有機な物をと“発酵 牛ふん堆肥”を購入、菜園の片隅
に置いてある。
そろそろハクサイの苗を植える用意にと、20ℓ牛ふん堆肥入り
の袋を持ちあげて「あれ!これは?」と一瞬立ち止まった。そこ
の、黒土の上には、白い球状の卵嚢を付けた、やや大きく感じた
“クモ”がいたのである。
丹沢大山山麓では、春から初夏の頃、土の上・背丈が低い草
叢の上を走り回る、腹部端に球状卵嚢を付けた”ウズキコモリグ
モ“が多く、カメラを覗きながら語り掛け遊んだ事を思い出した。
本を開いて見たら“ハラクロコモリグモ”で、「産卵すると土の中
に潜る」とあった。土の上には潜った軌跡は無く、生物の持ってい
る不思議な能力を感じた時間であった。
秋が来たが、様相はまだ夏の気配。
肥料は庭の片隅に。
袋を持ち上げたら そこに・・・・・・・・。
大きめに感じた ハラクロコモリグモ。
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