足立直義の丹沢・大山山麓だより

生き物との出会いを楽しみに今日も山麓を歩いています

No. 1769 ~ オオバギボウシが 咲いた ~

2022年07月12日 | クモ

観察月日  2022 7.09 晴 32℃

観察場所  YOKOHAMA

 6月24日早朝、「オオバギボウシの花が咲きましたよ」の声がした。

 私は庭にある野草の花の開花日を手帳に記録している。そこで先

ずはガラス戸から菜園越しに眺めて見ると、まだ蕾さえ上がってい

ない。

 オオバギボウシは地面近くに、立派な葉を何枚も広げ、そこから

4~50cmにもなる花茎を何本も伸ばし、その先に「花が咲きました

よ」と見える部品が揃っているのだ。

 庭に降りてオオバギボウシに近寄って見ると、花弁に見える尖っ

たものは“舟形の苞”であり、その苞の付け根には、まだ小さく“け

し粒大”の蕾が用意されていた。そして、”舟形の苞“が集まる中心

には、橋の飾りに使われる”擬宝珠“を作り上げている。

「花が咲き始めた」どころか花はまだまだ小さな蕾状態である。

 7月2日、オオバギボウシの花茎は“花と誤認”した部分が“擬宝珠”

を押し上げる様に伸び、花弁に見えた“舟形の苞”はそれぞれ距離

を置き、その付け根から先の尖った蕾が出来ていた。

 7月4日筒状ラッパ型の花が咲いた。去年の開花日は6月28日だ

。今年の夏は猛暑だが、彼の暦は何を数えて居るのだろうか。

 オオバギボウシは、1日花だから沢山の蕾を用意し、擬宝珠を押し

上げる様に、毎日、毎日花を咲かせて行くのだ。

オオバギボウシの 花が咲きましたよ!!

庭におりてよく見ると 花は咲いていない。

舟形の苞の 集まりだ。 その付け根から蕾が伸びた。

7月4日初めて花が咲いた。

オオバギボウシは 1日花だから 花を次々と咲かせる。

擬宝秼を押し上げる様に花は咲く。

夏を 謳歌する。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿