林道を行くとモンシロチョウが飛び出した
「モンシロチョウじゃないよ!」
シロツバメエダシャクだった
今日は 何匹かに出会った
昼は葉裏でお休み 夜が出番・・・・
観 察 月 日 2013 7.14.晴 31℃
観 察 場 所 山北町 玄倉林道
足元からモンシロチョウ?が突然飛び立った。
ヒラヒラと5m程先まで飛んで行くと、林道脇の草に止まった。
「モンシロチョウじゃないよ」一緒にいた子が私に向かって言っ
た。モンシロチョウなら草の上に止まる時、4枚の翅をたたんで
立てて止まるのだが、4枚の翅を平たく開いて止まり、中々美
しい。
その時Mさんが本を開いて、「シロツバメエダシャクよ」とゆ
びを指した。
ところが大人はこれだけでは満足できず「チョウかガか」知り
たくなるのだ。以前は昆虫を扱う本なら“チョウとガの区別の
仕方”の項目が載っていた。
ところで、Mさんが用いた本のタイトルは“チョウでも、ガでも
”なくイモムシ ガイドブック”である。本来はイモムシから調べ
る本なのだが、チョウもガも区別せず一緒に扱っているので
ある。
現在の流れのように思えるが、「チョウは好きだが、ガは嫌
い」と言う人がいる。「チョウは綺麗だが、ガは・・・?」とか、訳
はありそうだが何故か分けないと気が済まない所もあるらしい。
私の子供の頃は、ガもチョウも分別せず「ガ チョウ」と呼んで
いたが、昆虫学的には正解であったのかもしれない。
今日の林道では、珍しく何匹かのシロツバメエダシャクに出
会ったが、葉裏に隠れて休んでいるのが昼間の姿であった。
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