観 察 月 日 2014.5.30 晴 29℃
観 察 場 所 狛江市 多摩川中流域
河原と見なした コアジサシが営巣していた。
右側のコアジサシをカメラで追う
抱卵係の交代 二羽は歩き始めた
お互い歩いて 交差して
抱卵係 交代終了 9:16:58
交代したコアジサシが小魚を渡し終えた 9:18:40
渡すと すぐに飛び立った 9:18:42
小魚を持って再び戻って来た 9:20:02
小魚を渡そうとするが 受けてもらえない
あきらめたのか 離れる そして・・
給餌の筈の小魚を 食べてしまった。 9:20:20
そして飛び立ったが 9:28:24 私が見ている限りでは 戻らなかった。
多摩川宿河原堰堤は、堰堤の基礎となる堤の上面を
玉石敷いた作りに成っていて、それを河原の一面と見なし
たコアジサシが営巣している様であった。私が狙った場所
には、3つがいのコアジサシが抱卵していた。
その内の一組が抱卵の仕事を交代するため、座っていた
一羽は立ち上がり、相手の一羽は堤の傍でその機会を待っ
ていた。互いに向き合った形で歩き出し、やがて交差して
巣の位置まで行くと座り、仕事を終えた一羽は飛び立った。
「あら!もう小魚を加えて戻って来たわ!そして・・・」Rさん
に言われてカメラを向けたが、小魚のプレゼントは既に終
わり、再び飛び立つ所であった。
コアジサシの飛行速度は速い。「アッ」という間に私の視界
から消えたかと思ったその時、再び小魚を加えて戻って来た。
1回目、飛び立ってから小魚を捕え、加えて抱卵中の相手
の所へ戻って来たまでの時間は、1分42秒、2回目は、1分
20秒。余りにも時間の速いのに驚いた。川の中を覗いて見
ると大形のコイから中型の魚、メダカ程の小さなものまで魚
影が濃い。
ところが、2度目運ばれた小魚のプレゼントは受け取って貰
えなった。そこには何があったのだろう。意見の違いなのか?
交代したばかりでまだ、満腹だったのか? とにかく疑問が残る。
「コアジサシは、抱卵中の相手に給餌をする」とは、良く聞く言
葉だが、公式道理に行かないのが、生命現象なのだろ