足立直義の丹沢・大山山麓だより

生き物との出会いを楽しみに今日も山麓を歩いています

 No.1241 ~ コアジサシ 仲破たんか?それとも ~

2014年06月02日 | 野鳥

観 察 月 日  2014.5.30 晴 29℃

観 察 場 所  狛江市 多摩川中流域

 

河原と見なした コアジサシが営巣していた。

 

 右側のコアジサシをカメラで追う

 抱卵係の交代 二羽は歩き始めた

 お互い歩いて 交差して

 抱卵係 交代終了 9:16:58

 

 交代したコアジサシが小魚を渡し終えた 9:18:40

 渡すと すぐに飛び立った 9:18:42

 

小魚を持って再び戻って来た 9:20:02

 

小魚を渡そうとするが 受けてもらえない

 

 

あきらめたのか 離れる そして・・

 

給餌の筈の小魚を 食べてしまった。 9:20:20

 

そして飛び立ったが 9:28:24 私が見ている限りでは 戻らなかった。

 

 

 多摩川宿河原堰堤は、堰堤の基礎となる堤の上面を

玉石敷いた作りに成っていて、それを河原の一面と見なし

たコアジサシが営巣している様であった。私が狙った場所

には、3つがいのコアジサシが抱卵していた。

 その内の一組が抱卵の仕事を交代するため、座っていた

一羽は立ち上がり、相手の一羽は堤の傍でその機会を待っ

ていた。互いに向き合った形で歩き出し、やがて交差して

巣の位置まで行くと座り、仕事を終えた一羽は飛び立った。

 「あら!もう小魚を加えて戻って来たわ!そして・・・」Rさん

に言われてカメラを向けたが、小魚のプレゼントは既に終

わり、再び飛び立つ所であった。

コアジサシの飛行速度は速い。「アッ」という間に私の視界

から消えたかと思ったその時、再び小魚を加えて戻って来た。

 1回目、飛び立ってから小魚を捕え、加えて抱卵中の相手

の所へ戻って来たまでの時間は、1分42秒、2回目は、1分

20秒。余りにも時間の速いのに驚いた。川の中を覗いて見

ると大形のコイから中型の魚、メダカ程の小さなものまで魚

影が濃い。 

 ところが、2度目運ばれた小魚のプレゼントは受け取って貰

えなった。そこには何があったのだろう。意見の違いなのか?

交代したばかりでまだ、満腹だったのか? とにかく疑問が残る。

 「コアジサシは、抱卵中の相手に給餌をする」とは、良く聞く言

葉だが、公式道理に行かないのが、生命現象なのだろ