2006年12月1日のブログ記事一覧-ミューズの日記
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今日はミューズサロンが正にインドでした。インド・クラシック・コンサート in ミューズと言うよりはミューズサロン in インドと言った方がいいかもしれません。

仕事が忙しくてほんの少ししか聴けませんでしたが、凄いの一言。シタールの杉本さんの演奏と言い、タブラのアシーシ・パウルさんの演奏と言い凄いですね。ご存知のようにインド音楽は即興で展開していきますが、シタールとタブラの掛け合いが何とも言えない上、タブラがあんなに詠える楽器だとは知りませんでした。
お客様の反応は『鳥肌が立ちました。すごいの一言です。』

それもその筈なんですね。シタールの杉本さんと言い、タブラのアシーシ・パウルさんと言い、それぞれが日本・インドを代表する演奏家なんです。そんなすごい人達の素晴らしい演奏をもっと多くの人達に聴いて欲しかったですね。
音階、和声、リズムなど全てが我々が普段耳にしている西洋音楽とは全く違う訳ですが、それがジャズの即興のようなかっこ良さもあり、全く展開が予想できない所が聴くものを引き込んでいきます。

即興と言えば明日のボサ・ノヴァの佐藤さんも得意ですよね。即興で自由自在にどんどん弾いていきますからね。そこが魔術師のような・・・と言う表現になるわけですが・・・。

またリズムと言えば、12/3(日)は中川祥治さんによる『音楽とリズム』の第3回目「ルネサンス・バロック時代の舞曲」ですね。10種類に及ぶ舞曲「パバーヌ、ガリアルド、クーラント、アルマンド、サラバンド、メヌエット、ブーレ、ガボット、ジーグ、シャコンヌ」の各リズムの時代と国別による特徴、違いを実例3曲ずつを選び、生演奏又はCDで検証していきます。特にバッハのシャコンヌはセゴビア、イエペス、ホプキンソン・スミス(リュート)、フランソワ・フェルナンデス(バロック・バイオリン)の4人の巨匠のCDを聞き比べることでシャコンヌのリズムをギタリストはどの様に演奏しているのか検証します。これは私も大変興味があります。是非お越しください。

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