2006年10月4日のブログ記事一覧-ミューズの日記
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先日10月1日(日)にはワンコイン講座『ラスゲアードとフラメンコのリズム』が行われました。
講師は名古屋で最も活躍しているフラメンコ・ギタリストの池田浩さん。池田さんはフラメンコ公演でも音楽監督・製作をつとめたり、クラシック、ジャズ、ボサノヴァ、津軽三味線、日本舞踊、インド音楽、アボリジニ音楽等の様々なジャンルとのコラボレーションにも力を注いでいる多才なギタリスト。ミューズでもフラメンコギターの講師を務めていただいています。

その池田さんによるラスゲアードとフラメンコのリズムについての講座とあってサロンはほぼ満席。中にはギター持参での参加者もいてギターを縦に立てて実践していただきました。また池田さんのセニョーラがこれまた人気のフラメンコダンサーで当日はパルマ(手拍子)の参加でアシストいただきました。ギタリストのカトウノさんもアシストしてくれました。

先ずはクラシックギタリストが苦手なラスゲアードの説明。iの指で行う2連、親指と人差し指で行う3連、amiで行う4連、または連続ラスゲアードなどいろいろなパターンについてギター持参の人はギターで、ギターのない人は自分の左腕の上で指を動かしてみました。
その時の注意事項として、
1.爪の甲で弾かない、爪の先で弾く事
2.指を伸ばしきらない事
の2点に注意するようにするとの事です。

また、フラメンコのリズムはいくつもありますが、代表的なものとしてブレリアスが紹介されました。12拍子なんですが、3、6、8、10、12拍目にアクセントが来ます。これを12拍子で数えるとなかなか速く手を叩く事が出来ません。そこで大きく3拍と2泊で数える事、大きくリズムに乗るコツを教えていただきました。そうすると速く手拍子が打てるんですね。
また、ウラ拍の打ち方も実践しました。普通はウラを打つのは難しいですね。しかし、フラメンコダンサーは速いテンポでもウラにパルマを入れる事が出来ますよね。そのコツも教えていただきました。そうすると皆さんが結構速いテンポでもウラ打ち出来る様になってしまいました。参加者の皆さんも『楽しかった!』『いい勉強になった!』と喜んでいただきました。

時間の関係上今回はブレリアスまでで終わりましたが、またいつかリズムだけの講座をやっていただければと思っています。お楽しみに・・・。


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