2005年12月10日のブログ記事一覧-ミューズの日記
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 こんにちは!吉岡恵です!

 ここ数日は、本格的に寒くなってきて、朝ベッドから出たくない季節になりました!!風邪もはやっているようですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 今日は内生蔵さんがミューズ音楽館にいらっしゃいました!
 記憶についてとても為になるお話を聞かせていただきました!皆さんCMで聴いただけなのに一日中頭から曲が離れないと言う経験をされたことはありませんか?同じ様に、モーツァルトやベートーヴェンなどつい口ずさんでしまうような曲があるかと思えば、それとは逆になかなか覚えることの出来ない曲もありますよね?これは、モーツァルトやベートーヴェンの天才たる所以なのでしょうが、ここには何かしらの理由があるのでしょう。

 1968年頃、アメリカでクラッシックの中で好きな作曲家の調査を大々的に行った人がいました。その結果は1位バッハ、2位ベートーヴェン、3位モーツァルト、4位ハイドン、5位ブラームスという結果でした。やはりここでもバッハ、ベートーヴェン、ブラームスの3Bに加えてモーツァルト、ハイドンと有名どころが名を連ねる結果となりました。当然と言えば当然なのですがそれにはこの曲が「当然」と思えるだけの理由があり、それは作曲されてから何百年たった今も多くの人に親しまれ口ずさんでしまうようなメロディーを持つ曲と言う点と、そのような曲を作った作曲家の努力と才能に他なりません。

 かの有名なギタリストイエペスは、かなりの近眼だったと聞きます。この近眼によって、譜面台に楽譜を置いて練習することができなかったとききました。その為イエペスは、楽譜を手にとって近づけて覚えては練習していたといいます。記憶するためには、一音一音を脳へと記憶させるための正しいルートを通るべきで、しっかりと認識させていくことが大切なのだそうです。たとえばカレンダーを見ていて1日の次は当然2日であり、2日の次は3日であると私達は無意識のうちに感じていますが、そうではなく「今日は2日である」と意識的に覚えるようにする、というようなことが大切なのだそうです。
 
 今日は、この他にも沢山の興味深いお話を聞かせていただきました!この続きは、またの機会に書かせていただきます。

 それでは、皆様よい週末をお過ごしください






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