2005年11月10日のブログ記事一覧-ミューズの日記
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このところブログを休みがちですので久しぶりの感じがします。一度はパソコンの様子が変だったのでアンチウィルスソフトでスキャンを始めたらパソコンが使えなくなったり、仕事が遅くなってブログを書く元気がなかったりと理由はいろいろですが・・・。

さて、先日「さらば、メキシコ」を書きましたが、5年間のメキシコ駐在を終えて83年に帰国してから一番困ったことが、なんと英会話なんです。メキシコはアメリカの隣の国なのに英語が通じない国のため、5年間一生懸命スペイン語で話をしてました。従ってスペイン語は話せるようになったのですが、海外駐在をしていた者としては英語を話す機会が全くなかったので、帰国してからが困りました。帰国しての赴任先は海外営業部。当然英語が必要です。一番最初に担当した国が、シンガポールとインドネシアでしたので仕事は英語です。

シンガポールの英語も独特で分かりにくいのですが、それ以前に英語が殆ど出てこない状態でした。現地の人と話す時にどれだけ冷や汗をかいたことか。現地の人が話すことを耳をダンボにして一生懸命聞くのですが聞き取れないのです。早速NHKのラジオ英会話、TV英会話、そして通信教育と一生懸命勉強しました。ラジオとテレビの番組はカセットやビデオに撮っておいて帰宅してからやりました。また、通信教育ではビジネス英会話と言うのを始めました。学生時代より勉強しましたね。兎に角仕事に必要な訳ですから必死です。仕事で恥をかき失敗をするのは自分ですからね。

事務所ではベテランの海外営業部員で以前アメリカやイギリスなどの英語圏に駐在していたことのある人は、電話でも上手な英語で海外と会話しているんですね。上手いなあ!と聞きほれながら自分に電話が掛かってくると恐いのなんのって・・・。経験のある人にはわかると思うのですが、電話で外国人と話すのって恐いですよね。面と向かっていれば手振り身振りでも通じるものが電話では通じませんからね。ある時スコットランドの人から電話が掛かってきたとき全く分からなくてベテランに替わってもらったことがありました。兎に角先方は英語を話している様なんですが英語に聞こえなかったんです。この様に暫くは恐い英会話が続き、少しずつ慣れてきてはいつの間にか電話でも英語で会話できるようになっていきました。

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