消防士 兼 旅人の日記

消防署での出来事、ダラダラした日常生活を綴ります。

手探り

2013-04-04 22:31:59 | 消防・救急
異動して最初の勤務、出場件数は7件でした。

この署の平均は10件ほど。それに比べれば少ない方で終わりました。夜中もありましたけど、ある程度はまとまって眠ることができましたし。

やっぱり最初なんで(一応)緊張もあり、疲れました。


今までいたところと違って、人口が多い。そして、救急車の受入れに協力してくれる救急告示病院も近所に点在しているため、1件の所要時間がそれほどかからない。

それが、出場件数の多くなる一因にもなるんでしょうけど…。


いつも職場にはそれなりに余裕を持って行くのですが、初日はそれ以上に早めに出発。消防署に着いたのは引継ぎの1時間以上前。

まだ荷物整理もそれほど終わって無いって言うのもあったし、今度乗る救急車の資器材とかを見たかったんですが、残念ながら出場中。

先日挨拶に行った時にも見れずじまい。結局引継ぎ直前に帰ってきまして、そのまま引継ぎ。ぶっつけ本番も覚悟しましたが、運よく午前中の出場はありませんでした。

異動のなかった現・隊長からは『珍しい!』と。でも、前に私がいたところはこれが普通だったんですけど…


7件の出場がありましたが、特に切羽詰まるような、緊迫するようなものはありませんでした。これって救急車か?って思うのもありましたが。

隊長は以前から知っていましたが、一緒に勤務するのは私がまだ研修配属で、部隊の頭数にも入ってなかったみそっかす時代のこと。

もう一人の上司の方は完全な初顔合わせ。3人が3人ともお互いを探りながらの1当直でした。


救急出場もさることながら、事務仕事のこともやっぱり探りながらやってる感じ。

ファイルはどこ?とか、食費はどうしてる?あれは?これは?など、残っていた若手の隊員にあれこれ聞いていた1日。

慣れるまでの1ヶ月ぐらいは年休の申請はせず、仕事をしたいと思います。出場件数も多いので、非番や休みで特段用事が無ければ身体を休めることに専念してね


明日は仕事。一人他署へ応援に出るため私が後ろの患者室へ回っての勤務です