消防士 兼 旅人の日記

消防署での出来事、ダラダラした日常生活を綴ります。

虚報出場

2006-08-16 17:08:42 | 消防・救急

昨日の夜、トレーニングが終わりシャワーに入った後に火災の予告が入る。

しかもうちの管轄内そんな訳で昨日もまた出場、まさかの3当番連続出場です


せっかく汗を流したのに10分もしないうちにまた汗だく

通報場所に到着するも火炎等は認められず。

通報者に接触を試みるも見当たらない。

通報された方は近くの消防車までお越しくださいとの呼びかけにも出てこない。



現場がマンションだったため、一部屋ずつ確認するもやはり火災の事実は確認できませんでした。


どうやら虚報。火災でなくて良かったのだけど・・・

嘘の通報はダメですよ(罰せられる可能性も有)


住宅地にあるマンションだったので、野次馬が多かった

警戒区域テープ(立ち入り禁止って書いてあるやつ)を取り付けたにもかかわらず、それをくぐって消防車や消防隊員の写真を撮ったりする人もちらほらと。(実際私も撮られた)

近くで火災があって(今回は虚報でしたが)物珍しいのも分かるけど・・・



消防活動の邪魔はしないでくださいね



自分の家が火災に遭ったとき、同じことできますか?

燃えている自分の家を回りの野次馬が写真を撮っていたりしたらどう思いますか?

一刻も早く消火しなければいけないのに、回りの野次馬が邪魔をしてるのを見た場合どう思いますか?

邪魔と言ったら語弊があると思いますが・・・




決して活動現場を見るなと言っているわけではありません。

関係者以外の方は警戒区域には入らないように、けっして面白おかしく写真を撮ったりすることのないようにお願いしたいと思います。

災難に遭ってしまった人のことを考えて・・・



明日はお休み

夕方から飲み会です