紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2023日本ムラサキ・種子の選別

2023-10-21 21:26:32 | 日本ムラサキ栽培
「手製の選別道具・・?」
紫草(日本ムラサキ)の栽培数は例年の1/5である。従って種子の総量も1/5 程度になる。
苗は思いつきの、種々な方法で発芽試験をした結果の苗である。その栽培の結果として採取した種である。


土を篩う用具を使って、種子サイズ2.5mm〜2.8mm の穴を空けた。プリント用紙を使用。
使い勝手はイマイチだが全体量が少ないので時間をかけて何とか選別する。


残る種子、落ちる種子。大きさを選別する僅かな差であるが、双葉の大きさが異なる。極小の種子は目ざるで選別する。

発芽試験を中止した苗床を室内に持ち込んで見た。
10日間すると、ポツポツと発芽し始めたのには驚いた。
室内も日中は日が射すので、好条件となった様だ。


2023日本ムラサキ・猛暑日を乗り越えて - 紫草(日本ムラサキ)の記


先行して発芽した苗との差は大きいが、発芽の確認さえできれば文句は無い。

それではと、採取間もない種子を行間に20粒播種。忘れた頃に発芽して来るか・・・?
明朝は最低気温5℃と予報されている。夕刻の風は冷たく、いよいよ季節の変わり目の霜が来るかも知れない。

   「ボケはじめ えらんだたねを またえらび」


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2023日本ムラサキ・種子の採... | トップ | 2023日本ムラサキ・紫根の収穫 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本ムラサキ栽培」カテゴリの最新記事