紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ・2020・葉月

2020-08-09 20:03:01 | 薬草・薬用植物
「8月の生育を追う」
長い梅雨の後、反転して雨の無い日が続く。
支柱を用意していた所であったが昨年と同じにするか迷ってる。

生育の一番早いマルチ畝では、既に風を受けて茎が倒れ始めてしまった。


昨年と同じ方法に決めるが、既に倒れた茎には葦を使って立て直す予定とする。
葦の茎は強くて、チョッとした支柱には好都合な材料である。
土手の葦を刈り取り、束ねて保管して置いたのである。


第1ブロックの生育である。下草が大きくなり草取りの必要がある。
土が乾き始めたので草取りが厄介となる。


第2ブロックの生育である。このブロックの生育が一番心配であった。
下草に隠れて、生育をしていた。1ヶ月の生育遅れ状態である。
確たる原因は不明である。天地返しの耕作結果によるのではと推測している。


第3ブロックの生育である。生育の早い茎は分枝が出てその先に花が開く。
間も無く、多くの茎が追い着いて来るであろう。


筒栽培のブロックで遅れて発芽した苗などを定植してある。
7月末に植えた筒もある。期待の苗もある。筒も大きい。


第4ブロックの生育である。定植後最も早く生育を始めた苗で開花も早かった。
本葉の脇から分枝が生育を始めている。蟻がその場所にいる。
この根元では分枝が早くも伸びてその先端には蕾を抱えている。


耕作放棄地の畑には野生仕立ての栽培区画がある。
遅い定植であったが追い着いてしまった。開花する茎立ちが多くなってきた。


野生仕立てとは言うが、下草の草取りはせざるを得ない。
放置しておくと、3M近いブタクサにアレチウリ、クズ、ヨモギ、ギシギシ
その他の草が負けじと繁茂する。一方それがこの区画の風除けになっている。
昨年の葦の束を使って下草を押さえてきたが、この区画は紫根を掘り出す事は
難しいだろう。耕して無い区画に苗を植えて見たのである。

栽培中のトマトが繁茂して、支柱が必要となった。
用意した竹の支柱が地面に刺さらない。土が乾いて固いのである。
次の雨の日まで待つより仕方がない。
   
 「くさそだて のぞくくさのめ すぐそだち」
 「すでになし おいのいってつ くさがすい」 
コメント
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