machaの浅学妄想

今、感じたことや想うことを書いておく。

都市計画 道路について

2006-01-10 | Weblog
 ボリビアのサンタクルスのロータリー式交差点について以前に書いたが、これは基本的に信号は必要ないし、車と車が直交することが無く、円と接線のように交差するので接触事故があっても大事には至らない。
 ナイジェリアのラゴスの街では、交差点のすべてがT字路だった。おそらく熱帯雨林をヨーロッパの都市計画の専門家が一から設計開発したのだろう。十字交差点がなく優先がはっきりしている。車が直交しないので大事故にならないし信号も必要なかった。
 動物の血管や、植物を見ても十字交差はしていない、三叉である。上り下りも分離されている。道路は頭脳のある人間が走るんだから上り下りがあっても大丈夫だけど、基本的に十字交差は不自然だ。

 住宅地は通り抜け出来る道路があってはいけない。子供が遊び育つのだから、川で稚魚が成育できる場所のような澱みのような場所でなければならないと思う。


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地震について

2006-01-10 | Weblog
 インターネットで調べてみたらhttp://wwwsoc.nii.ac.jp/ssj/ssjinfo/kyosin/kisokoza/kisokoza03.html
等いろいろあるが、最近では長周期地震という概念が出てきていることを知った。
 昔は地震の周期は0.3秒から1秒程度だから超高層の建物の固有周期は2秒から5秒だから安心だ。と言っていたけど、大地震や地形によっては長周期の地震波が発生して超高層建物も共振することがあると分かった。事実その事例もあったそうだ。
 マンションなど10階程度の鉄筋コンクリートの建物の固有周期は0.8秒前後だから、東京で言えば下町の地盤のゆるい地域の地震波の周期と一致するので、共振しやすい。建物は十分な強度を持っていなければならない。山の手の硬い地盤の周期は0.3秒程度なので共振しにくいといえる。
 木造建物は最近のパネル式で建物の固有周期が0.1秒とか。古い在来工法の建物では1秒近くのものもあり、神戸では多くの古い木造が倒壊した。
 中越地震では雪国独特な建て方として、一階を鉄筋コンクリートの車庫にしてその上に木造の二階建てを建てることが多い。これが今回の地震で意外な強さを見せた。普通の基礎は布基礎といって60cm位のコンクリートの壁の上に土台を乗せるが、地震の時、布基礎が個別に揺れて建物の揺れを大きくする。鉄筋コンクリートの丈夫な車庫の上に建てた場合はコンクリートの箱のような一体の頑丈な基礎の上に土台を緊結するため、建物自体の耐震強度がロスなく発揮されるのだろう。
 建物自体の耐震的バランスも大切だ。南や東は大きく開けたいだろうが、耐震壁がゼロではまずい。また二階の隅の柱は一階にも同じ位置に柱があった方が良い。壁の位置も上下通っていたほうが良いだろう。新聞の広告で大手住宅メーカーの間取りを見るとそこらが良く考えられていると思う。 
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