いよいよ政府による統一教会に対する裁判所への解散請求が迫ってきた。検察が起訴すれば99.9%は有罪なんだから、起訴と同じ解散請求も世論に弱い裁判所に認められることになるだろう。
元は統一教会と共産党の違った理想世界を目指すもの同士の戦い。初期は信者の親と共謀して統一教会員を捕まえて共産党系の精神病院に入れたり鎖でつないだりした。やり方は巧妙に変わってきたがそうして拉致して監禁した数四千数百名の悲惨な生涯がある。
山口広弁護士なんてソ連のスパイになった国会議員やマスコミ人の裁判で弁護をしたゴリゴリの左翼。米本和広や室生忠などの書籍に詳しい。
共産主義に反対する統一教会は自民党を応援する。選挙でポスターを貼ったり事前にビラを配ったり電話かけをしたりで別に金をもらっているわけではない。しっかりとした考え方を持った政治家を応援する。岸田や河野みたいなのは応援対象外。
国会で共産党の質問に統一教会と関係があって何が悪いと正々堂々と論破した中曽根総理大臣のような立派な政治家は安部さんで最後なのか。
統一教会は大きな大会を開くとなぜか分からないが政治家を呼びたがる。多分韓国人幹部の見栄と上への誇示なのだろう。
文鮮明先生の神の摂理を推し進めるために冷戦時代は随分金がいったようだ。アメリカに強固な保守の大統領を立てるために新聞社を設立しレーガンを押し、政策を支えてソ連崩壊に導いた。金日成とも強烈で深い関係も修復した。
冷戦後、大きな峠を越え目的を見失った統一教会は、変な女霊能者によって道を誤ることになる。組織も次第に悪徳韓国人の横領の草刈り場となり、教区は力を増した婦人部長の独裁となり、経済力のない男性陣は無言になってゆき悪事が目立ってきた。
2009年に出したコンプライアンス宣言以降の勅使河原氏による改革で教会は大きく改善した。こういう人物が会長になってもらいたものだ。久保木会長という純粋で単純で大人物が統一教会にはいた。こういう人は現れないだろうが鴨野氏のようなスターもいる。
日本の家庭連合がつぶれれば韓国の家庭連合も資金源を失う。韓国本部は裁判に負けて膨大な借金を抱えている。教祖夫人が見事に全てを破壊してくれた。いずれつぶれるだろう。その時は堅実な経済力を持つ三男さんに本部は助けてもらうことになるだろう。
問題はそれからどうするかだ。