machaの浅学妄想

今、感じたことや想うことを書いておく。

確認申請が下りない

2008-03-26 | Weblog
建築確認申請のチェックの厳正化の影響で許可が遅れ景気に影響しているとのことだ。私の現場もまだ許可が下りないので、杭打ちに着手できない。あと十日はかかると設計事務所は言っている。整地、地縄、杭芯出し、搬入路の整備は終わって許可を待っている。

契約工期は六月末なので厳しい。施主さんもその予定で準備しているので工期を過ぎると余計な出費が出るとのこと。遅延金なんて話も出かねない。

役所は今までメクラ判押してれば良かったものが厳正にチェックすることになって右往左往するばかり。判子が押せないから世の中がストップしてしまう。

役人は民間人には厳しいが自分たちには甘い。その厳しい対応も厚労省の年金問題のように役所側に落ち度があった場合には無節操無原則に撤廃されたりもする。いままでは何だったんだ。

三人乗り自転車問題もどうなることやら。これは役所の今後のあり方を考える上で面白い題材だ。小さな子供を持つ母親が自転車の前と後ろに子供を乗せることを危険だから禁止しようという役所と子供一人を家に残して買い物に行けないという母親側の意見の食い違い。

何でも法律で規制しようとする日本の役所のやり方は世界からみると非常識に見える。ほかの先進国の法律と照らし合わせてみることも大切ではないのだろうか。自由と責任を国民の側に渡せと言いたい。役人の保身の為に国民を不自由にしたり、国家の発展を阻害してはいけない。
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バイク初乗り

2008-03-20 | Weblog
暖かくなったのでバイクを引っ張り出してきた。サイドスタンドしか無いので冬の間は解体現場から貰ってきた四寸角の柱を短く切って井桁に組んでエンジンの下辺りを支え、シートカバーでくるんで軒下に放置していた。冬眠は冬至から彼岸あたりまで。

ガソリンコックをONにしてチョークを引いてキックを4,5回踏むと意外にもエンジンは目を醒ました。バッテリーなしの強み。しかしキャブからのガソリン漏れは冬眠前より酷い。漏れた状態のままで直ぐに還暦過ぎの友人のところに乗って行き、そのまた友人の爺さんを呼んでもらって見てもらう。孫と一緒に軽トラで来た爺さんはキャブをばらしてフロートを調整して組んでくれた。がエンジンがかからず、再度キャブをばらし再調整。ばっちり。

川沿いの道を上流に走らせダムを一周して帰宅。
足の着かないHONDA CRM250R 初転びはいつになるのだろう。
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歯医者

2008-03-13 | Weblog
硬い飴を噛んだら奥歯が少し欠けて、歯は早いうちに直そうと思って勤め先の近くの評判の良い歯医者に行った。早いと思ったのは大間違いで、神経まで抜かれるほどに進んでいた。

何回か通っている。さすがに評判が良いだけはある。壁際に造りつけソファーのある明るい待合室で待っていると、診察室の入り口から担当の若い清潔なピンクのウェアのナースが手を前で合わせて丁寧に「machaさんどうぞ」と迎えてくれる。

四つか五つの椅子付の診療設備があって全てに患者が座っていて先生は一人。ナースがそれぞれについて同時に治療が進んでいる。実に効率的で先生はよく働いている。これなら先生の収入が私の10倍だろうと20倍だろうと納得できる。

麻酔と治療機器の進歩で全く痛みはない。若い綺麗な女性が顔を近づけて見つめて優しくしてくれるんだから、こんなありがたいことはない。快適。

昔は歯医者と言えば待ってるだけで辛かった。歯を削るあの嫌な音。ウー。拷問の順番を隣の部屋で待つ政治犯のような気持ちだった。昔は。
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再生資源

2008-03-12 | Weblog
プリンターのインクカートリッジを交換後の古いカートリッジは捨てるのがもったいない気がする。これにインクを詰めて再生する業者もあるがほとんどは捨てられている。インクカートリッジはしっかりしたものだから何度も使えるだろうし、金属部分もそのまま捨てるには気が引ける。

中国では古い携帯電話を世界から集め、人海戦術で金などの貴金属を含む部品を取り出し再利用しているそうだ。鉱山を掘るより効率が良いそうだ。

ペットボトルや缶類は分別しているが、細かな貴金属は燃えるごみと一緒に捨てている。捨てている物の中に価値あるものが多い。こういうものを集める習慣、再生資源利用システムが必要だと思う。
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勉強

2008-03-11 | Weblog
先日昼間テレビをチラッと見たら、「哲子の部屋」で茂木健一郎と言う人が「脳と勉強」について話していた。おととい本屋で買って読んでみた。物を知ることの快感に上手く乗る方法を書いていた。

簡単なことはつまらないし飽きる、難しすぎることも理解できないのでつまらない。興味を引き、楽しいと思えるくらいの難しさが丁度良い。これが勉強のコツだそうだ。なるほど。

私は歴史が得意でない。NHKの大河ドラマは見たことがないが、今度の「篤姫」には興味をもって時々見ている。年齢的なものなのか、ちょっと嗜好が変わって歴史モノに興味が湧いてきたようだ。これからは歴史を勉強してみよう。
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勝浦の人達

2008-03-02 | Weblog
今回の海難衝突事故での勝浦の人々の態度が印象的だった。

女たちが海に向かってお経を唱え太鼓を叩いて無事を祈っている姿。
漁協の組合長が自衛隊のお偉方を向かえお互い海上交通の安全に努めましょうという姿。
被害者の兄であり伯父である人が、感謝する姿。
浦じまいといって事故から数日で捜索を打ち切る現実的感覚のある江戸時代からの伝統。
被害者である息子さんの神輿を担ぐビデオの姿。

当たり前の日本人の姿を見せられた思いがする。
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KY語

2008-03-01 | Weblog
「KY」とは「空気読めない」という意味だそうで一年くらい前から聞くようになった。同じような言葉を次々と造って若い人が使っている。

建設業界では十年以上前から現場で毎朝「KY日報」というものを下請けの職長を中心に業者ごとに書くことになっている。「KY」とは「危険予知」という意味。
初めはじつに居心地の悪いような恥ずかしいような略語だと思った。日本語かよと。

いまでは若い人が平気で使っているところをみると、英語やローマ字が定着したのだと思う。煮物で言えば良く煮えた人参のようになってきた。戦後教育を受けた者たちの孫の世代になって戦後文化が熟成されたのだろう。現代の日本文化が良い味を出し始めた。
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