白鵬

知り合いの息子がサッカーで１５才１６才と２年連続で日本代表になったが、その弟（中三）もサッカー選手。私の見るところではセンスは兄以上。前に何家族かで野外バーベキューをしたとき、彼が食べていた握り飯が普通の倍以上。これをお母さんに四つ食べさせられるんだとうんざりした顔で言っていた。動けなくなるほど食べるそうだ。沢山食べるだけあって背が高くて筋肉質の立派な体をしている。

白鵬も１５歳のとき１７５ｃｍ６８ｋｇが今は１９２ｃｍ１５４ｋｇ。
たくさん食べたそうだ。

インタビュー「白鵬関、沢山食べると動けなくなるほうですか」
　　　　　　「いいえ、私は吐くほうですね。」


書くことなくなって駄洒落かよ。
真面目に、白鵬の腰の構えは大鵬・北の湖と同じ。力強さと安定感があるので怪我をしなければ大横綱になる。

百済観音

高校の修学旅行で法隆寺の百済観音を見たとき深い慈悲の表情に感動し、このような平安な世界はいつ訪れるのだろうと思った。１００年後一万年後なのかと。
ひとり時を忘れて眺めていたので、修学旅行の集団は人ごみの中をどこかへ行ってしまって探すのが大変だった。ほかの寺でも観音像を見たが全然違う。
百済観音には見て涙を流す人が多いそうだ。

思春期のころは対象物や人に全身全霊全神経を投入してなりきって見ていたので、あらゆるものが深くはっきり見えた。自分のことで悩むようになってからはものが見えなくなった。

４０年近く経って最近また見えるようになるんじゃないかなという気がしてきた。

公務員の犯罪

官製談合。
天下り。
裏金。公金横領。

公務員のモラル低下は止まらない。
お手盛り、怠慢やりたい放題。
取り締まるものがいないんだから。

取り締まればいい。誰が。国民が。
国民の代表が代議士であり政府。
政府の長が総理大臣。
総理大臣の権限をアメリカ大統領並みに強力なものにしてどんどん取り締まれ。
レーガン大統領が空港管制官のストライキに対抗してほとんどを解雇したように。
もちろんレーガンのように周到な準備が必要だが。

不平等

大麻取締法違反で有罪が確定し執行猶予中だった会社経営の男が、人身事故を起こし社員に身代わり出頭させた事件の判決があった。またも執行猶予付き判決だ。
大きな会社のオーナー社長なので経済的影響が無視できないからだそうだ。

法の下の平等じゃないのか。

そんなことをするから社会を甘く見て今度は６億円の所得隠しを指摘された。
アパレル会社「フェイクデリック」を設立したオーナーの河瀬義昭（３４）だ。

公務員の判決でも「既に社会的制裁を受けている」とか言って執行猶予にすることが多いが、こんなことは止めてもらいたい。平等に願いたい。

夜回り先生

今日は時間があったので本屋に行った。
「夜回り先生」と呼ばれる水谷修さんの本を立ち読み。
また立ち読みで泣いてしまった。涙を拭き拭き読みきってしまった。
悩める子供達を支え続けている。

すばらしい先生だ。信念を持って取り組んでいる。
こういう人が世の中にいるだけで希望が湧く。

２ちゃんねる

ここのところ「２ちゃんねる」にはまって、ガンガン書き込みをしている。
対面しての論争は興奮して思ってもいないことを言ってしまって趣旨がずれやすいが、掲示板での論争はじっくりゆっくり考えてから反論できるので、議論が深まり将棋を指しているように面白い。

話は変わるが、パラグアイで誘拐され無事開放された太田さんは、２０日間ずーと目隠しをされていて今も目に支障をきたしているほど。
そんな拘束中に緊張で疲れて家に帰りたいとつぶやいた犯人のリーダーにマッサージをしてやったそうだ。そのブラジル人のリーダーは緊張がとけてグーグー眠ってしまったそうだ。その後、５人ほどの犯人グループがマッサージをしてくれと言ってきてしてやったとか。

貧しい国の人は、他人から良くしてもらった経験が無いので、愛情に渇いている。マッサージしてあげるだけで本当に喜ぶ。

海外医療奉仕ボランティアの先生が言っていた。一時のボランティアなぞ何になるという人がいるが、医者にかかったことが無い人は自分を診てくれるということだけで嬉しくて、何時間もかけて集ってくるそうだ。医は仁術。

みんな愛されたがっている。

やばい間違った。

現場は基礎の鉄筋が終わり昨日から基礎の型枠を組み始めた。
午後、次の施工図を描いていて、ふと気が付いた。
やばい（若者言葉の意味じゃなく）基礎を間違った。
ピットを１００ミリ小さく作ってしまった。自分の描いた基礎の施工図で鉄筋は既に組まれているし、現場に行ったら施工中で型枠の片方まで終わっている。
急遽作業中止。型枠大工は怒るがしょうがない。

どうしよう。元請は土曜日で休みだが。ケイタイに電話をかける。やり直してくれとのこと。設計者に聞いてもらったが、設置する機械の関係で小さくは出来ないとのこと。日曜日に鉄筋屋に頼んで直してもらおうか。鉄筋だけでも５００ｋｇが４ヶ所の組み直し。上司にも相談し現場に来てもらい考える。閃いた。ばらさずそっくり移動させようと。

２５tonレッカーを仮押さえして、土木部長に助けを頼み作業員１０人程来てもらう。結束線を外し、テコと人力で移動させてみる。
なんとか動きそう。レッカーをキャンセルし、じわじわと動かした。
出来た。助かった。作業員も皆喜んでくれた。
型枠大工にもたいして迷惑もかけずに済んだ。
元請にも報告し完了。

今回の工事は１２００㎡の平屋の工場、工事としては簡単だと馬鹿にしていたのが良くなかった。チェックが甘かったというか、していなかった。反省。
急なことなのに、直ぐに対応してくれた土木部長と、喜んで作業してくれた皆さんに感謝。

太田さんの涙

パラグアイで誘拐された太田さんが記者会見で泣いている姿をテレビで見たが、
テレビニュースの印象では、怖い体験のために泣いたように見えた。
太田さんを少しでも知るものとして伝えておきたい。

実はパラグアイへの愛国心だったことが、前にも引用したブログに書いてあるので紹介する。

在パラグアイ日本大使館にて

「内外の記者団が取り囲む中、背広にネクタイ姿の大田さんが
笑顔を浮かべながら現れ椅子に座り、大使館の担当者に促されて
紙に書かれたスペイン語のメッセージを読み上げた。

最初は淡々と話していた大田さんだが、最後、好きなグァラニー語の
言葉で締めくくろうとしたのだが、一瞬、間があいた。

感極まった大田さんの顔が、一瞬、歪みハンカチで目頭をふきながら
大声を張り上げて
「ニャ　モプア　パラグアイ！」（立ち上がれ、パラグアイ！）と叫んだ。

日本の記者団は、大田さんの絶叫に一瞬
”引いた”ようだった。

この言葉を叫んだ大田さんの無念の心情は、
パラグアイに愛憎半ばする
複雑な感情を持つ我々移住者には痛い程伝わった。


”自分は誘拐犯グループに拉致されてひどい目にあった…。
しかし、パラグアイを愛する心は変わらない。
かって、南米１の先進国だったこの国が３国戦争やチャコ戦争で
南米１の最貧国に陥いり未だ立ち直れずボロボロになって
呻吟しているパラグアイよ、昔の誇りを取り戻せ！”」

アパグループまた偽装

神戸でも入居済みマンションの耐震偽装が見つかった。

知らぬ間に、設計者が建築士免許取り消しになっている。
マスコミは姉歯の時と違って、あまり騒がない。相手が強いと黙るマスコミ。

新潟県三条市の物件は、わが社の社員も住んでいる。隣接する工事中のアパの偽装が発見された時の説明では、入居済みのマンションは偽装はないと説明されたと聞いたが、嘘だった。

アパはサッシが中国製だか韓国製だそうだ。コストダウンの努力はすばらしいが限界の一線を越えては元も子もない。

一般にマンションは左右対象でバランスがよく、柱間の距離が小さく、何本もの柱や沢山の壁で支えているので、朱鷺メッセの連絡橋などと違って一箇所の欠陥で全体が崩落するようなことは無いと思う。

朱鷺メッセ連絡通路崩落事故

４月２５日
大川トランスティル （新潟市の大手鉄骨工事会社）が
民事再生法の適用を申請した。とりあえず倒産した。

２００３年８月２６日の朱鷺メッセ連絡通路崩落事故で、
新潟県知事が原告となる裁判で
６社の被告の中にこの会社は入っていない、重要な責任があるにもかかわらず。
同じ下請けの立場のPC床版の製作会社は被告なのに
鉄骨工事のこの会社が被告でないのは不自然。

倒産しても裁判の方はまだ長引くだろうから、真相究明に今後とも協力して欲しい。

今私が考える崩落の原因
１．厳寒期の強風下の溶接部の強度不足。
２．一回目のジャッキダウン失敗の時の溶接部の損傷。
３．一部の材料の欠陥で全体が崩落するような危険な構造設計。
４．現場技術者の構造センスの不足。主体性の不足。
５．役所の担当者の自己保身。役所の技術者の総合力不足。
６．工期短縮の風潮。余裕の無い現場経費。ゼネコンの利益至上主義。
７．奇怪な設計管理組織。
　　元請設計事務所が地元の無能な設計事務所、
　　下請けは世界的な設計事務所、構造は孫受け。
８．役所の形式的地元優先策。