奥只見ツーリング２

先週末で引きずっていた仕事の一つが終わって、土曜日に会社の後輩とツーリングに出かけた。

去年ドタキャンしたビッグバイクの後輩はセローの中古を買って今回出かける。

三条下田から栃尾、小出、去年の秋に行った枝折峠、奥只見湖、樹海ライン、尾瀬の入口檜枝岐（ひのえまた）村、混浴の木賊（とくさ）温泉、田子倉湖、六十里越。

去年はソロツーリングでシーズンオフだったので車も少なくさびしくガス欠の恐れもあって不安だったが、今回は信じられないほど気持ちが楽だった。ガソリン満タンだし気候も良い。後輩は紅の豚のような体型にヘルメット。本人曰く本当はすごくハンサムなのだそうだ。体重は110ｋｇで二人分なので一人タンデムと私は揶揄している。
ヤマハセロー２２５が荷物を背負わされた可哀想なロバのように見える。私はホンダCRM250Rで走り足りないくらいだったが同僚には充分過ぎたようだ。

桧枝岐村から木賊温泉に向かう山道はこの上なく快適だった。
一台の速いリッターバイクが我々を抜いて行く、テントやらを高く積んでＧＰライダーのようなテクニックでブラインドコーナーを超高速で燕のように飛び去って行った。あんな旨いコーナリングを初めて見た。

ツーリングっていいもんだ。

生命

知人の子供の通夜で小さな棺の中の生きているような幼い子供達の顔を見て生命について考えさせられた。

生命は生まれるものではなく継承されるものなんだなと思った。
ということは全ての生命は一本の木のように枝分かれした一つもの。