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森男の活動報告綴

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ブローニングM1900(ACRO製エアソフトガン)の再仕上げ(その1)

2024年12月01日 | 銃の模型
前に紹介したブローニングM1900のエアガンの再仕上げを進めています。今回はその過程を紹介します。

とりあえず、分解して表面を磨きます。HW素材ですが日本のそれと比べるとちと目が粗いです。ブルーイングはできそうですけど、今回はスプレーによる塗装仕上げをすることにします。
まず400番のペーパーで磨きます。

これくらいになるとテンションが上がってきますねえ。

目が粗いとはいえ、HW材ということもあってキラキラとなってくれます。多分、金属粉の粒子が粗いのかな?でもそれが逆に金属感を強めてますね。
このまま塗らずに、錆色でウェザリングして「カラシニコフバージョン」(前回参照)にしてみるのも楽しそうです。あと一丁欲しいなあ(笑)

磨くついでにディテールアップ。スライドとエキストラクターの溝を追加しました。スライド部は、実銃だとここが別パーツなので溝があるんですね。エキストラクターはモールドはされてるんですけどぼんやりしてるので溝を彫ってくっきりさせたというわけです。
工具はPカッターです。そういえば久しぶりにPカッター使いましたね。このコリコリした手応えがまた(笑)。セフティの軸のモールドも、ちょっと彫り込んでます。

フレーム後部の溝も追加しました。
ちとガビガビですけど、まあいいでしょう。いいんですったら!(笑)

全体が磨き終わったところ。
これだけでも、製品版よりもグッと実感が増してますね。塗装するので400番のみで番手は上げません。

スプレー塗料はトビカと艶銀。トビカは雨男さんという方(アルミ刀身の銃剣とか電動一〇〇式機関短銃を自作して販売されてます)が使ってるのをツイッターで見て、イイ感じなので真似することにしました。
トビカはいわゆる黒染めスプレーですね。艶銀はトイガン用に売られているものです。たまたま今回分くらいは残ってたので使いました。これ、塗膜が強くてバレルなどの可動部でも保ってくれるのでいいですよ。

銀を吹いたのはバレルとブリーチ部。実物のバレルはガンブルー仕上げなのですが、変化を付けるために銀にしました。ブリーチはガンブルーとシルバーがあるみたいです。まあ、なんであれこういうの雰囲気ですよね。
塗膜を厚めにしたかったので何度か塗り重ねます。後で1500番のペーパーで凸凹をならします。エキストラクターは後でトビカで黒く塗ってみようかなあと。

バレル正面はライフリングを入れてみました。
けどちょっとだけです。これまた雰囲気レベルですね。でもあるとないとで結構印象変わりますね。

さてトビカを塗り始めた頃、俳優&特殊効果のプロ、とっちーさんこと栩野幸知さんからDMが。なにかしら?と思ったら「実銃のリプロのグリップをこれから複製するので1つどうですか?」とのこと。こ、これは嬉しすぎる、、、。有難くお願いすることに。

これがそれです。うーん、ええですねえ、、。
比べてみると、エアガンのはやっぱりアウトライン含めちと違いますし、ボリュームも少ないようです。また、ネジの位置も少しずれてますね。

グリップ上部のM1900のレリーフの入ったタイプは初期型の特徴だそうです。そういう意味でも貴重ですね。再仕上げするのはいいけど、グリップもどうにかしないとなあ、と思ってたところだったので渡りに船でした。ほんとありがとうございました!

とっちーさんは、長年映画のプロップ製作などに携わっている特殊効果のプロで、ガンマニア界隈では知らない人はいないんじゃないでしょうか。氏は、私が高校生くらいのころアームズマガジンの連載でプロップの紹介などをされててふんふんと興味深く読んでいたものです。そのとっちーさんからこういうものを頂けるようになるとは、、。不思議なものですねえ。

さて、再仕上げに話を戻します。トビカは1度じゃなくて1週間くらいの間に何度も重ね吹きします。十分乾燥させてから全体をじわじわ磨いていきます。
1500番のペーパーで、凸凹が無くなるくらいにならしたら、6000番(クレオスのラプロス)で仕上げます。

全体が磨き終わったところ。うーん、ええですねえ、、、。
写真だと伝わりにくいかもですが、トビカはとてもいい色合いです。これにしてよかった、、。でもちょっと磨きすぎて、下地が出てしまいました。しかしHW材なのでガンブルーを塗ると黒くなってパッと見は分からないレベルにごまけました。そんなこんなでこのまま進めようかと思います。これで本体の塗装は大体目処が付いたので、次にウェザリングに入ります。

というわけで今回はここまで。こういうの、すぐできそうですけど結構時間かかりますねやっぱ。ちょっとづつやってるのでなおさらです。着手したのが10月上旬なのでほぼ2ヶ月。グリップの塗装とかも含めるとなんだかんだで終了まで半年コースかも?(笑)でもまあのんびりと頑張りたいと思います。

最後におまけ。M1900を磨いてたら、ついM1911A1(MGCのモデルガン)も磨いてしまいました。こういうの、勢いが付いたら他のにも手をだしちゃうんですよね(笑)。スチールウールで磨くだけの超簡易仕上げですけど、それっぽくなりました。うーん、イイ、、。ガバはこういう荒い感じが似合うですねえ、、(自己満足)。
しかしこれ未使用新同品を格安で手に入れて、オリジナルのままにしておこうと誓っていたブツなのですが、、。あー、、、。でもまあ売るつもりもないしまあいいか、、。

それにしても、ガバってホールドオープンしたときの方がカッコイイと思うんですけどどうでしょうかね。どーでもいーですか(笑)

このMGCのガバは傑作ですよねえ。もうこうなった以上(?)発火させたいけどそこはグッとこらえましょう(笑)。ただ手をつけちゃったので、トリガーガードは細くしちゃおうかなーと思います。ここ、MGCのはちと太いんですよね。

というわけでお終いです。いやー、トイガンいじるのはほんと楽しいですねえ、、。

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