森男の活動報告綴

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幸せってなんだっけ

2014年10月19日 | 雑記
このところ、当ブログはいささか殺伐としているような気がしますので、できるだけまったりモードにしてみます。

自宅の前は駐車場になってますので、たまに野良猫がやってきて好き好きにヒマをつぶしていきます。この猫は見かけたとき、なんか違和感が。寝方がですね。

私の住む街は、路地が多く車の入りにくい昔のままの区画なので、野良猫が比較的多いです。散歩すると、なんかしら野良猫と会うことができます。猫が好きなのに飼えない身としてはとてもありがたいです。この猫は普通の黒猫ですが、背景の看板がいい感じかなあと。猫のはそのままでいいんすね。

どうでしょうか。まったりしていただけたでしょうか

前回まで、モデルガンをあれこれ持ち出してなんだかんだと書きました。要するに「現物もしくは現物に近いものを触ってみると、モデラーとしてはいろいろ得るところがあるような気がしますが、どうでしょうか」ということです。

同じような意味で、モデルガンだけでなく軍装品もいろいろと参考になります。ご存知、ドイツ軍の略帽と戦車帽です。もちろんレプリカですが実物に忠実につくられたものです。

ウール地は、さわってみるととても温かくて、ほんと寒冷地用という感じがします。このへんは、さわってみないと分からないかもです。日本のような高温多湿の時期がある風土ではあまりなじみのない生地です。徽章の付き方も、参考になります。こういうのは全て縫い付けているわけで、35でも出っ張ってるほうがリアルですね。実際、モールドになってるキットも多いですね。

ウールは完全なつや消しで、表面の質感もかなりざらざらしています。色も、フィールドグレー単色というよりは、ドット状に数種の色が混ざり合っているような感じです。こういうのは、フィギュアの仕上げに反映させてみたいところです(できるかどうかは置いといて)。また、使い込むとエッジの色が落ちるようです。戦車帽は、昔髪が長かった時、作業にじゃまなのでかぶってたので結構使い込んだ感じになってます。今はかぶってません。念の為。国防軍とSSの戦車帽は形が違うのですが、かぶってみると国防軍のはちょっとやぼったく、カッコよく崩しにくい気がしますね。

絵に描くときにも参考になります。これは中四国AFVの会で使った宣伝用イラストです。ヘッドホンとかも現物があればより望ましいのですが、破産しますわね。ステアーのモデルガン、出ないかなあ、、、。そういえば、某店でオーディオ用にしたレプリカヘッドホンの製作を予告してましたが、あれ発売されたのかなあ、、、。出てても買えなかっただろうから今となってはどっちでもいいことですが。

略帽のハチマキは、このように耳あて・鼻あてとなるのは有名ですね。この辺は、軍用として考えられたというよりは、昔からの伝統的な帽子の意匠なのかもしれませんね。戦車兵の前あわせの上着も、もともとはスキー用の服だと聞いたことがあります。

こちらはエスビット。ドイツ軍で個人用の装備として支給していた簡易ストーブです。現行品ですが、デザインは戦中のものとほぼ同じです。戦中のはエスビットの字体が筆記体です。あと何種類かあるようです。これは、普通にアウトドアショップで売ってますね。私はキャンプ用の予備として使ってました。赤い箱は固形燃料。本体はこの箱を入れるハードケースとなるわけです。燃料が一つまみ残ってたので火をつけてみたらちゃんと燃えました。15年くらい放置していたのに、、、。凄いですねえ、、。まあ、化学的なものでしょうから、劣化したり湿気たりはしないんですかね。

簡単なものですが、機能的で軽くて小さい。よく考えられてますね。横の板の角度も2段階あり、小さいカップも置けます。コーヒーくらいのお湯ならすぐ湧きそうです。手前のは当時支給されていたカフェイン入りチョコレート「ショカコーラ」。パッケデザインは違うみたいですが、これも今売ってます。昔、ロ●トで見かけてつい買ってしまったのですが「今食べるともったいないから、そのうち食べよう」と置いてたらとっくに賞味期限が過ぎてしまいました。2007年となってますね。振っても音がしません。中は今どうなってるのかナー。戦記を読んでると「丸一日何も食べずにタコツボで頑張ってたら、見回りに来た将校が缶入りチョコレートを差し入れてくれたのでガツガツ食べた」などと出てきますが、それがこれですね。水筒は小ぶりのものです。これは戦後作られた戦中タイプの本物かな?(いつどこで買ったか覚えてないのです)。フェルトで包まれてるのが普通なのは、やっぱり基本寒い土地だからなんですねえ。日本軍のは普通タイプはむき出しですから。

この辺を雑嚢にいれて散歩に出かけ、雑木林の中とかでコーヒーとか入れると楽しいかもしれませんね。多分通報されるのでやりませんけど。あ、帽子やエスビット、水筒などはもちろん合法品です。

こう書くと、装備品をいろいろ持ってるように見えるかもしれませんが、つまみ食いのような感じでちょこちょこあるだけです。いや、ほんと。でも、あるならあるでなにかと参考になりますね。ちなみに、軍服は持ってないです。着る機会ないですしねえ。フル装備でサバゲーとかやったら、ちょっとは兵隊さんの気持ちが分かるんじゃないかと思うので、一度やってみたいですけど、全部そろえたらやっぱり破産しちゃいますからねえ、、。

あ、なんかまた殺伐としてきましたね。

最後に久しぶりに漫画の話題。

高●文●の単行本が超超久しぶりに出ました。いや、やっぱりこの人ほんとマジで凄いです。絵も凄いけど、考えてることも凄い。まあでも私の中では「棒が●っぽ●」が一番なんですけどね。興味のある方は「棒」が超お勧めです。漫画の一つの頂点かなーと思ってます。次の単行本は、15年後くらいかなあ、、。(※漫画関係は検索避けのため伏せ字にしています。有益な情報目当てに訪問される方に申し訳ないからです。ご了承下さい。)

「シャー●ー」も超超久しぶりに続巻がでました。続いてるとは知らなかったです。いや、いいですね。「エ●」が完結してしまったので、こちらは続けてほしいものです。この時代の社会や風俗、人々などに対する作者の「愛」が伝わってくるのがいいですねえ。ホームズとかもそうですが、この辺の時代が好きなもんでたまらんです。メイド?メイドはも(略)

ご主人のことが大好きな●ャー●ーが、ご主人の結婚話を聞いて不安になり「いつまでもそばにいたい」とお願いする回がありました。こういう「人に仕える幸せ」って、今はもうほとんどなくなった「幸せ」だなあ、とふと思いました。尊敬する社長とか先輩に「一生付いていきます!」というのは今もあるとは思いますが、「仕える」のとはちょっと違いますね。主従はほぼ一生付き合いますし、生活の距離も近いですしね。賃金をもらってたとはいえ、ご主人のために人生をささげた使用人がいる(いた)のは自然なことなんでしょうね。

こういう主従関係について、人権がらみで顔をしかめる人もいるかもですが、それじゃあシャー●ーの幸せはウソなのか、間違ってるのか、というとそんなはずはないわけで。時代につれて幸せの形も変るってことですよね。今の私たちは現在考えられる幸せが全ての幸せだと思ってるきらいがありますが、ひょっとすると、時代時代に今の私たちには思いもよらない幸せが、他にもっとあったのかもしれませんね。例えば?と聞かれても分かりませんけど。

というわけでまた。





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