
今タミヤイタレリのRSOを作ってます。とはいえ、ほぼ放置状態なんですけど、じわじわと作ってます。
買ったのはいつだったか、、。インストを見ると2003年とありますので、まあ少なくとも10年は経ってますね。同時にロイヤルモデルのディテールアップセットと、カステンのキャタピラも買って、一緒に箱の中に入れてました。合計で約9000円、、。多分今ならドラゴンのキットで十分だと思いますので、まあちょっと高い買い物ですね。まあでも、店晒し減価償却(造語)は終わってますので、まあまあまあ、って感じですね。ちょっと前までは、それなりに頑張ろうとしたら、こんな感じの出費でしたよねえ、、。

キット自体は、そもそもがマックス模型のもので、でもマックスからは未発売で、その後トミーから発売→イタレリブランドになる、という転々としたものだということは、よく知られてますね。

昔のキットなので、シートはキャビンの床と一体でして、その辺の処理からスタートします。シートを切り取って、穴をプラ板とエポパテで埋めて、平面にします。
ロイヤルモデルのレジンのシートに合わせて洋白線でフレームを作ります。足元の箱はロイヤルのエッチング。

こういう作業って、なんか懐かしいですね。今はどのメーカーのキットも出来がよくて、基本的にディテールアップなんてしなくてもいいですからねえ、、。
荷台のモールドは、木目が彫刻されていて、とてもいい感じなんですけど、一部に突き出しピンの痕があって、修正しなければなりません。どうせ手を加えるなら、、ということで木の板で作り直すことにしました。

まずは、キットのパーツの板の部分を切り取ります。

で、薄くスライスした杉の板をそこにはめ込んで、ロイヤルのエッチングを張っていきます。リベットは、ビーディングツールで、釣り用の板鉛を打ち抜いたもの。プラ板を打ちぬいたものに比べて、デザインナイフで突き刺しやすくて、お薦めです。

でも、とてもやわらかくて、爪で凹んでしまうくらいなので、接着後の取り扱いにはちょっと注意が必要です。とはいえ、凹んじゃったらまた付け直したらいいので気楽なものです。
これは荷台全体が大体出来たところ。

木とエッチングパーツをいじってるだけで、なんか「やってるな」という自己満足に浸れます(笑)
カステンのキャタピラも、ピンが片側だけなので、とても組みやすいですね。

キャビン後面の金網は、ディテールアップセットにエッチングパーツがあるのでありがたく置き換えようとしたところ、説明書では「キットのモールドをくりぬいて内側から張りなさい」とあります。そうすると、パーツの厚み(1ミリ以上あります)があるので、かなり窪んでしまい実感に乏しくなります。どうしたものかと、あれこれ考えましたが、結局、めんどくさい方法しか思いつきませんでした。

まず表側を0.3ミリほど掘り込んで、エッチングを張ります。
次に0・3ミリのプラ板の枠を付けます。内側は、プラ板の製品状態のまっすぐなところを選んで、ハサミで細切りにしてます。要するに、ズボラかましてるわけです(笑)

角の丸みはエポパテで再現し、ついでに周囲の凹みも埋めちゃいます。パテの硬化後、板に張ったペーパーでヤスリがけして平面出しします。

なんとかイメージどおりに仕上がったかと思いきや、デザインナイフでエッチングをつついてしまい、ちょっと破いてしまいましたが、まあ見えにくい場所だし、ダメージにも見えるからいいか、と、事なきを得ました(笑)。

確認用に灰色の塗料を吹いてみて、特に問題もなさそうなのでこれでOK、ということで。いやー、こういうのは実にめんどくさいのですが面白いです、ほんと。
写真ではわかりにくいですけど、キャビンの外側は、リューターでちょっと凸凹にしてます。実車写真を見ると、特にダメージがなくても、キャビンは凸凹してますのでその辺の雰囲気を狙ってみました。

なんか、大体出来たように見えますが、車内の工作もまだまだですから、まあほんとこれからですね。実車写真と比べてみますと、車内とかはまあそれなりの再現度みたいですね。とはいえ、手を入れまくるんじゃなくて、できるだけキットの持ち味を残した仕上がりにしたいなあと。徹底的にやりたいなら、ドラゴンのがありますからねえ。そんなんじゃなくて、当時これだけのキットを作ったマックス模型へのリスペクトを込めた作品にできないかな、と思ってます。いや、あの時期にこのキットを開発してたのって、ほんと凄いですよね、、。
それはそれとして、今はほんとこういう工作ってあまりしませんし、模型誌でも見かけなくなりましたね。前述の通り、キットのレベルがほんと高くなったからですよね。いやほんと、ありがたいことです。
とはいえ、私くらいの世代なんかはこういう風にあれこれやってみるのが、なんというか「プラモにはまり始めた頃の原点」みたいな感じがします。実際作業していて、とても楽しいですし、なんか懐かしいです。創刊当初のアーマーモデリングとかって、こういうのがたくさん誌面に載ってて、当時の自分が出来る出来ないは別にして「おおーっ!」とかいいながら見てましたからねえ、、。
まあでも、そんなこといいながら、またちょっと放置しちゃいそうな予感がします(笑) (その2)はまたいつかそのうちそれなりに進んでから、ということで、、。
それでは。
買ったのはいつだったか、、。インストを見ると2003年とありますので、まあ少なくとも10年は経ってますね。同時にロイヤルモデルのディテールアップセットと、カステンのキャタピラも買って、一緒に箱の中に入れてました。合計で約9000円、、。多分今ならドラゴンのキットで十分だと思いますので、まあちょっと高い買い物ですね。まあでも、店晒し減価償却(造語)は終わってますので、まあまあまあ、って感じですね。ちょっと前までは、それなりに頑張ろうとしたら、こんな感じの出費でしたよねえ、、。

キット自体は、そもそもがマックス模型のもので、でもマックスからは未発売で、その後トミーから発売→イタレリブランドになる、という転々としたものだということは、よく知られてますね。

昔のキットなので、シートはキャビンの床と一体でして、その辺の処理からスタートします。シートを切り取って、穴をプラ板とエポパテで埋めて、平面にします。
ロイヤルモデルのレジンのシートに合わせて洋白線でフレームを作ります。足元の箱はロイヤルのエッチング。

こういう作業って、なんか懐かしいですね。今はどのメーカーのキットも出来がよくて、基本的にディテールアップなんてしなくてもいいですからねえ、、。
荷台のモールドは、木目が彫刻されていて、とてもいい感じなんですけど、一部に突き出しピンの痕があって、修正しなければなりません。どうせ手を加えるなら、、ということで木の板で作り直すことにしました。

まずは、キットのパーツの板の部分を切り取ります。

で、薄くスライスした杉の板をそこにはめ込んで、ロイヤルのエッチングを張っていきます。リベットは、ビーディングツールで、釣り用の板鉛を打ち抜いたもの。プラ板を打ちぬいたものに比べて、デザインナイフで突き刺しやすくて、お薦めです。

でも、とてもやわらかくて、爪で凹んでしまうくらいなので、接着後の取り扱いにはちょっと注意が必要です。とはいえ、凹んじゃったらまた付け直したらいいので気楽なものです。
これは荷台全体が大体出来たところ。

木とエッチングパーツをいじってるだけで、なんか「やってるな」という自己満足に浸れます(笑)
カステンのキャタピラも、ピンが片側だけなので、とても組みやすいですね。

キャビン後面の金網は、ディテールアップセットにエッチングパーツがあるのでありがたく置き換えようとしたところ、説明書では「キットのモールドをくりぬいて内側から張りなさい」とあります。そうすると、パーツの厚み(1ミリ以上あります)があるので、かなり窪んでしまい実感に乏しくなります。どうしたものかと、あれこれ考えましたが、結局、めんどくさい方法しか思いつきませんでした。

まず表側を0.3ミリほど掘り込んで、エッチングを張ります。
次に0・3ミリのプラ板の枠を付けます。内側は、プラ板の製品状態のまっすぐなところを選んで、ハサミで細切りにしてます。要するに、ズボラかましてるわけです(笑)

角の丸みはエポパテで再現し、ついでに周囲の凹みも埋めちゃいます。パテの硬化後、板に張ったペーパーでヤスリがけして平面出しします。

なんとかイメージどおりに仕上がったかと思いきや、デザインナイフでエッチングをつついてしまい、ちょっと破いてしまいましたが、まあ見えにくい場所だし、ダメージにも見えるからいいか、と、事なきを得ました(笑)。

確認用に灰色の塗料を吹いてみて、特に問題もなさそうなのでこれでOK、ということで。いやー、こういうのは実にめんどくさいのですが面白いです、ほんと。
写真ではわかりにくいですけど、キャビンの外側は、リューターでちょっと凸凹にしてます。実車写真を見ると、特にダメージがなくても、キャビンは凸凹してますのでその辺の雰囲気を狙ってみました。

なんか、大体出来たように見えますが、車内の工作もまだまだですから、まあほんとこれからですね。実車写真と比べてみますと、車内とかはまあそれなりの再現度みたいですね。とはいえ、手を入れまくるんじゃなくて、できるだけキットの持ち味を残した仕上がりにしたいなあと。徹底的にやりたいなら、ドラゴンのがありますからねえ。そんなんじゃなくて、当時これだけのキットを作ったマックス模型へのリスペクトを込めた作品にできないかな、と思ってます。いや、あの時期にこのキットを開発してたのって、ほんと凄いですよね、、。
それはそれとして、今はほんとこういう工作ってあまりしませんし、模型誌でも見かけなくなりましたね。前述の通り、キットのレベルがほんと高くなったからですよね。いやほんと、ありがたいことです。
とはいえ、私くらいの世代なんかはこういう風にあれこれやってみるのが、なんというか「プラモにはまり始めた頃の原点」みたいな感じがします。実際作業していて、とても楽しいですし、なんか懐かしいです。創刊当初のアーマーモデリングとかって、こういうのがたくさん誌面に載ってて、当時の自分が出来る出来ないは別にして「おおーっ!」とかいいながら見てましたからねえ、、。
まあでも、そんなこといいながら、またちょっと放置しちゃいそうな予感がします(笑) (その2)はまたいつかそのうちそれなりに進んでから、ということで、、。
それでは。