今日はアオシマのアベンジャーの完成品を紹介します。この間のカーチスのエントリーを書いたとき「アベンジャーを作った」と書きましたが、そういえば紹介してなかったな、と思いまして。
当然素組みです。アオシマのキットを作るときの共通のテーマは「アオシマのキットをアオシマのキットらしく作る」です!(なんか威張ってるな、、)。塗装はクレオスのミディアムブルーに、タミヤエナメルでウェザリング。マーキングは手描きです。
ミディアムブルーはほんと好きな色です。この色はなんというか、青の落ち着いた感じがたまらんです。ただ、ちょこちょこパネルごとに色を変えてます。
確か、5-6年ほど前の作品です。キット自体は知人からいただいたものです。この場をお借りしてお礼申し上げます。
そういえば、私は往々にして、人からキットをいただきます。ありがたいことです。しかし、よく考えると酒席とかで酔った勢いで「あれ持ってませんか?作らないならくださいよー」とか言ってるような気が、、、。そのくせ、ほとんど作れてないので申し訳ないです。ほんとすいません。
アベンジャーは、斜め後ろからのアングルが好きですね。決まってます。
で、スケールはキットの表記では1/72となっていますが、かなり小さいですね。全幅から計算してみたら約1/93くらいでした。その辺の鷹揚な感じも、さすがアオシマ、という気がします(笑)。まあ、ちゃんと1/72にしたら、大きくなって値段を上げざるを得なかったからでしょうね。それよりもラインナップを充実させたかったんだろうな、と。
マーキングは、お気づきの方もいらっしゃるかもですが、バミューダトライアングルの遭難機(チャールズ・テイラー大尉機)です。アベンジャーといえばこれ、でしょう(そうか?)。昭和の男の子としてはノストラダムスとかこういうのに弱いんですよね、、、。資料はドラゴン(確か)の完成品にこのバージョンがあって、その画像を見てそのままパチってますので、その旨ご了承下さい(無責任だなあ、、)。「第二次大戦航空史話(中)」(秦郁彦著 中公文庫)にはこの遭難について書かれた章があり、とても興味深く読みました。余談になりますが、テイラー大尉は対日戦に参加してたんですね。沖縄初空襲(44年10月)が初陣で、レイテ沖海戦にも参加したとか。バミューダトライアングルと日本がちょっととはいえつながりがあった、というのはなんか変な感じがしますね、、。日本つながりでいうと、1925年には同海域で日本の船(来福丸)も行方不明となっています。ノストラダムス同様、この件は「人を引き付ける何か」があるんでしょうね。ちなみに、私はオカルトマニアではないです、念の為(笑)。事実がどうであれ、テイラー大尉はじめ、遭難された方々は、ほんとお気の毒です、、、。
で、私が6-7歳のころ、田舎のばあちゃんちに遊びに行ったとき、年上のいとこたちがテレビである映画を見始めたのですが、小さい私は映画の趣旨が全く分からず「つまんねえなあ」と思いながら見てました。で、突然、アベンジャーが出てきて、コーフンしたような記憶があります(笑)。今から考えたら、あれは「未知との遭遇」だったんですね。それ以来この映画を観てないのですが、また観てみたいですね。
閑話休題。裏側はこんな感じです。アオシマキットの特長である可動部は、補助翼と、主翼の折り畳み機構です。
当然、両方生かしてます。主翼の隙間が実に男らしいですね。無改造では絶対に脚を畳んだ状態に作れない、脚の収納部も実に男らしいです。
キャノピーは、かなり磨かないといけなかったので、枠のモールドは削り取って塗装のみで再現。マスキングがめんどくさかったので(コラコラ)手描きです。かなりガビガビになってしまいましたが、まあ全体的な調和、という意味ではイイ感じ、、、、でもないか、、。
で、これがこのキットの目玉、主翼を折り畳んだ状態。可動軸を利用して、一応、畳んだ状態で翼を仮固定できるようになってます。グリグリ動かしてるととても楽しいです。でも、軸も当然プラなのですぐ折れてしまいます。確か、製作中に折れて金属線で継ぎ足したような記憶が、、。
車輪の固定は、車軸をあぶって潰して止める、という超古典的なアレです。うーん、昭和だなあ、、。
アベンジャーはじめグラマンの翼の折り畳み方は、とても面白くて好きです。確か、子供のころ(「未知との遭遇」を観たのと同じ頃)特攻機が艦艇に突入している写真にこの状態のが写っているのがあって「なにこれ?」とびっくりした記憶が。
こうやって見ると、なんか別の乗り物に見えますね(笑)
これが箱絵です。このキットに限っては正確には「アベンヂャー」なんですねえ(笑)
アオシマのキットは、ほんといいですね。とはいえ手持ちのキットはこれだけです。もっと欲しいんですけど、買ってもなかなか作れないですし、しかもその気になったら案外簡単に手に入る(オークションでもレア箱以外なら常識外れのプレミアはまあ付かないし、そもそもライバルがいない)ので、のんびり構えてます。
ちなみに、ドントレスも頂きものです(ありがとうございました)。ワイルドキャットといい、このシリーズはなぜかアメリカ機が充実してますね。逆に、ドイツ機はFw189のみ(多分)、という不思議さ。日本機の渋すぎるラインナップといい、実にワンダホーなシリーズです。
というわけでお終いです。今はカーチスを作ってますが、すでに次は何を作ろうかなあと考えてます。
全部、とはいいませんけど、好きな機体は制覇してみたいですね。アベンジャーも1/48でいつかキッチリ作ってみたいなあ、と思ってます。
それでは。
●お知らせ
ご意見ご感想などを送っていただくメアドを変更しました。今後はこちらにお願いします。
morinomorio1945(アットマーク)gmail.com
以前のメアドは、どうも送っていただいたメールがこちらに届いていないこともあったようです。いただいたメールには必ずお返事しています。「送ったのに無視されたー!」という方がいらっしゃったとしたら、こちらに届いていない、ということだと思っていただければ、、。本当に申し訳ないです。改めてこちらに送っていただければ幸いです。旧アドレスは、とりあえずは利用を継続しますが、近いうちに止めてしまうかもしれませんので、その旨ご了承下さい。
当然素組みです。アオシマのキットを作るときの共通のテーマは「アオシマのキットをアオシマのキットらしく作る」です!(なんか威張ってるな、、)。塗装はクレオスのミディアムブルーに、タミヤエナメルでウェザリング。マーキングは手描きです。
ミディアムブルーはほんと好きな色です。この色はなんというか、青の落ち着いた感じがたまらんです。ただ、ちょこちょこパネルごとに色を変えてます。
確か、5-6年ほど前の作品です。キット自体は知人からいただいたものです。この場をお借りしてお礼申し上げます。
そういえば、私は往々にして、人からキットをいただきます。ありがたいことです。しかし、よく考えると酒席とかで酔った勢いで「あれ持ってませんか?作らないならくださいよー」とか言ってるような気が、、、。そのくせ、ほとんど作れてないので申し訳ないです。ほんとすいません。
アベンジャーは、斜め後ろからのアングルが好きですね。決まってます。
で、スケールはキットの表記では1/72となっていますが、かなり小さいですね。全幅から計算してみたら約1/93くらいでした。その辺の鷹揚な感じも、さすがアオシマ、という気がします(笑)。まあ、ちゃんと1/72にしたら、大きくなって値段を上げざるを得なかったからでしょうね。それよりもラインナップを充実させたかったんだろうな、と。
マーキングは、お気づきの方もいらっしゃるかもですが、バミューダトライアングルの遭難機(チャールズ・テイラー大尉機)です。アベンジャーといえばこれ、でしょう(そうか?)。昭和の男の子としてはノストラダムスとかこういうのに弱いんですよね、、、。資料はドラゴン(確か)の完成品にこのバージョンがあって、その画像を見てそのままパチってますので、その旨ご了承下さい(無責任だなあ、、)。「第二次大戦航空史話(中)」(秦郁彦著 中公文庫)にはこの遭難について書かれた章があり、とても興味深く読みました。余談になりますが、テイラー大尉は対日戦に参加してたんですね。沖縄初空襲(44年10月)が初陣で、レイテ沖海戦にも参加したとか。バミューダトライアングルと日本がちょっととはいえつながりがあった、というのはなんか変な感じがしますね、、。日本つながりでいうと、1925年には同海域で日本の船(来福丸)も行方不明となっています。ノストラダムス同様、この件は「人を引き付ける何か」があるんでしょうね。ちなみに、私はオカルトマニアではないです、念の為(笑)。事実がどうであれ、テイラー大尉はじめ、遭難された方々は、ほんとお気の毒です、、、。
で、私が6-7歳のころ、田舎のばあちゃんちに遊びに行ったとき、年上のいとこたちがテレビである映画を見始めたのですが、小さい私は映画の趣旨が全く分からず「つまんねえなあ」と思いながら見てました。で、突然、アベンジャーが出てきて、コーフンしたような記憶があります(笑)。今から考えたら、あれは「未知との遭遇」だったんですね。それ以来この映画を観てないのですが、また観てみたいですね。
閑話休題。裏側はこんな感じです。アオシマキットの特長である可動部は、補助翼と、主翼の折り畳み機構です。
当然、両方生かしてます。主翼の隙間が実に男らしいですね。無改造では絶対に脚を畳んだ状態に作れない、脚の収納部も実に男らしいです。
キャノピーは、かなり磨かないといけなかったので、枠のモールドは削り取って塗装のみで再現。マスキングがめんどくさかったので(コラコラ)手描きです。かなりガビガビになってしまいましたが、まあ全体的な調和、という意味ではイイ感じ、、、、でもないか、、。
で、これがこのキットの目玉、主翼を折り畳んだ状態。可動軸を利用して、一応、畳んだ状態で翼を仮固定できるようになってます。グリグリ動かしてるととても楽しいです。でも、軸も当然プラなのですぐ折れてしまいます。確か、製作中に折れて金属線で継ぎ足したような記憶が、、。
車輪の固定は、車軸をあぶって潰して止める、という超古典的なアレです。うーん、昭和だなあ、、。
アベンジャーはじめグラマンの翼の折り畳み方は、とても面白くて好きです。確か、子供のころ(「未知との遭遇」を観たのと同じ頃)特攻機が艦艇に突入している写真にこの状態のが写っているのがあって「なにこれ?」とびっくりした記憶が。
こうやって見ると、なんか別の乗り物に見えますね(笑)
これが箱絵です。このキットに限っては正確には「アベンヂャー」なんですねえ(笑)
アオシマのキットは、ほんといいですね。とはいえ手持ちのキットはこれだけです。もっと欲しいんですけど、買ってもなかなか作れないですし、しかもその気になったら案外簡単に手に入る(オークションでもレア箱以外なら常識外れのプレミアはまあ付かないし、そもそもライバルがいない)ので、のんびり構えてます。
ちなみに、ドントレスも頂きものです(ありがとうございました)。ワイルドキャットといい、このシリーズはなぜかアメリカ機が充実してますね。逆に、ドイツ機はFw189のみ(多分)、という不思議さ。日本機の渋すぎるラインナップといい、実にワンダホーなシリーズです。
というわけでお終いです。今はカーチスを作ってますが、すでに次は何を作ろうかなあと考えてます。
全部、とはいいませんけど、好きな機体は制覇してみたいですね。アベンジャーも1/48でいつかキッチリ作ってみたいなあ、と思ってます。
それでは。
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ご意見ご感想などを送っていただくメアドを変更しました。今後はこちらにお願いします。
morinomorio1945(アットマーク)gmail.com
以前のメアドは、どうも送っていただいたメールがこちらに届いていないこともあったようです。いただいたメールには必ずお返事しています。「送ったのに無視されたー!」という方がいらっしゃったとしたら、こちらに届いていない、ということだと思っていただければ、、。本当に申し訳ないです。改めてこちらに送っていただければ幸いです。旧アドレスは、とりあえずは利用を継続しますが、近いうちに止めてしまうかもしれませんので、その旨ご了承下さい。