森男の活動報告綴

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第一回ガラクタ選手権

2016年12月18日 | 雑記
日ごろのエントリーを見ると、なんとなくわかっていただけるかと思うのですが、私は古いものがとても好きです。古道具屋さんに熱心に通うなどしてコレクションしているわけではないのですが、長年にわたってちょこちょこ買ったりもらったりしたものが結構あります。でも、そのほとんどが価値のない、いわゆるガラクタです。でも、個人的にはとても気に入っているものばかりです。今回は、それらの一部を紹介したいと思います。

まずはこれ。ライターとマッチ類です。手前右は、インドかどっかのマッチ。箱や中身ともどもそのヤレ具合がじつにイイ感じです。右は真鍮のミニライター。出所は不明。奥右は映画「不夜城」のグッズ。デザインがいいですね。映画は種田氏の美術がとてもよかったですね。奥中は、ドイツ軍の歩兵が使ってたライター。本物なんですけど、キャップをなくしてしまったので、ほぼ無価値ですね。なくしたのは家の中なのですが、どれだけ捜索しても何故か見つかりませんでした。今でも悔しいです。奥左は、ドイツ空軍用のライター。これも本物。これは、売ろうと思えば売れるかな?アルミ製で、空軍の鷲のマークと「Leitz」の刻印があります。


ライターの次はタバコです。奥左と手前左、中はそれぞれ沖縄のタバコです。20年ほど前、沖縄に初めて行ったとき買いました。お土産用に3個セットで売ってました。ハイトーンは最近なくなったみたいですね。どれもメチャクチャ虫に喰われて捨てた方がいいくらいなんですけど、今となってはちょっともったいないですね。

奥中は、ラッキーストライクの戦中版パッケージの復刻版。奥右は、御土産にもらったタイのタバコ。手前右も御土産のラッキーのフランス版(だったと思います)。フランス語でなにやら警告の文句が入ってますけど、逆にカッコいい(笑)

こちらは缶です。奥と手前右は、古いワックスの缶。ちょっと古い車を買ったとき、トランクに入ってました。どちらもイイ感じだったので、カピカピになっていた中身をほじくりだして、綺麗にしました。三菱のマークがレトロでいいですね。

パイン飴は、ご覧の通り沖縄土産。要するに、さっきのタバコと同じときに買ったわけです(笑)画鋲・クリップ入れとして、もう20年もお勤めしていただいております。

共産圏のバッチ類。毛沢東のは、大学時代に友人が中国旅行の御土産にくれたもの。ソビエトのは、雑貨屋で二束三文で売られてたので、いくつか買いました。どれも、なんらかの意味があると思うんですけど、もちろんよくわかりません(笑)

共産圏のデザインセンスは、とてもいいですね。たまらんです。キリル文字もかっこいいです、ほんと。

古銭の類も好きですね。古道具屋さんとかで見かけると、つい買ってしまいます。

奥の貿易銀は、明治時代の輸出用の銀貨。本物ならそれなりの価値があるそうなんですけど、多分ニセモノ。露店で、1000円で売ってたので間違いないでしょう(笑) その下が2フラン。次が2マルク。これは第三帝国時代のやつなので、鍵十字つき。次が、満州の1角と1分硬貨。1角硬貨は、龍の刻印がかっこいいです。右のドイツ帝国銀行の金の延べ棒は、ご安心ください、メッキの文鎮です(笑) ミリタリーショップで売ってて、即購入。3000円くらいでした。なんかとても気に入ってまして、あと2、3個欲しいくらいですね。買ってどうする、という気もしますが、、、。

こちらは小魚の化石と、サハラ砂漠の砂と、沖縄の砂。
化石とサハラ砂漠の砂は、大阪の大書店で「鉱物フェア」みたいなのをやってて、つい買ってしまいました。化石が買えるのって、なんか変な感じです。サハラの砂は「カサブランカ東方約500キロ地点」が採取地だそうです。思ってたより茶色いですね。どちらも、なんといいますか、見てるだけでなんかロマンチックな気分になりま、、せんかそうですか。沖縄の砂は、お察しの通り、タバコとパイン飴のときのです(笑) 瓶は、コンタクトレンズが入ってたやつ。ちょっと昔は、こんな瓶に入れて売ってたんですよね。

次は活字。経緯は省きますが、印刷屋を廃業するおじいさんからもらったものです。ばらばらになってる状態から適当にもらったので、字もメチャクチャランダムです。でも「悲」「反」「王」「点」「微」など、なかなか味のある文字が揃ってるような、、。

活字は、すべて揃っているから意味をなすものなので、こういう状態で持っててもほんとどうしようもないのですが、なんか大事にしたいなあと思ってしまいますね。

ラジオです。右は中国製、左はソニーのもの。中国製のは、形はレトロでとてもいいのですが性能が今ひとつで使ってません。ソニーのは、ラジオ発売開始40周年記念のものらしいです。中身・デザインともに実によくできています。買ってからずっと使ってますので、かなりやれて来てますけど、ずっと使い続けたいですね。


というわけで、最後です。最後は、可愛い系で(笑)。
左は魚の浮き玉(というのかな?)。雑貨屋さんでふと目が合ってしまい、購入。中は、金沢で買った虎の張子。電車の乗り換えのときに、一瞬駅で降りた際に、つい買ってしまいました。とても気に入ってたのですが、ある日踏んでしまって、ちょっと悲しい姿に。残念。右は、岡山の古い商店街の食器屋さんで買った豚の貯金箱。これもとても気に入っています。気に入ったあまり、翌年同じ商店街に行ったとき、もう一個買ってしまいました(笑)

私の部屋にはこういう物をあちこちに置いてあるのですが、ふと目を止めて眺めていると、なんとなく気分が和むんですね。それは、これらを作った人、使っていた人たちの気持ちのようなものがこちらに伝わって来てるからかもなあ、と。世の中に物はたくさんありますが、最近の物になればなるほど、「何かが伝わってくる」ことが少ないように思います。もう今では手に入れにくいガラクタほど、世間的には無価値であっても、何かとても大事なことが詰まっているような気がします。なので、自分にとってピンとくる物は、できるだけ大切にしたいなあと思ってます。まだまだうちにガラクタはあれこれありますので、そのうちまた紹介したいです。でも、迷惑なだけかも(笑)

というわけで、また。

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