森男の活動報告綴

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メンモデル 1/35 ルノーFT17(その1)

2014年01月04日 | AFVの模型
月刊ホビージャパン2014年1月号に掲載されました「メンモデル 1/35 ルノーFT17」の情景を紹介します。

私にとって初めての第一次大戦の情景です。ルノー・塹壕・ガスマスク&アーマープレートを付けたドイツ兵などなど、以前からやってみたかったものばかりでしたので、やりがいがありました。誌面にも書きましたが、小さい戦車とはいえ、向かってこられる兵士からすると恐怖の的だったはずです。そんなイメージで製作しました。

メンモデルのキットは、なんといいますか、とても意欲的な内容で組み立てていて楽しかったです。サスペンションに金属パーツを使ったり、これでもかというくらいインテリアを再現していたりと、完成まで飽きずに取り組むことができました。普通は、これくらいパーツ数が多いとだれちゃうんですけどね、、。模型ずれしている人(私か?)ほど新鮮で楽しめるんじゃないかと思います。キャタピラやサスペンションなど脚周りも精密で、泥で汚すのが惜しかったのですが、塹壕戦ジオラマなので、仕方なく(?)ドロドロに。でも、実際はアウトラインが分からなくなるくらい、もっとひどくなるんじゃないかと思いますけど、、。

メーカー名のMENG MODELはホビージャパンでは「メンモデル」と表記していますが、モデグラやアーマーモデリング誌では「モンモデル」としてますね。ほんとはどっちかな?と思い中国語に堪能な知人に聞いてみたところ、正確に言えば「メン」と「モン」の中間くらいの発音だそうです(わからん、、)。なのでどちらでもOKといえばOKですね。MENGの漢字表記がないのでなんともいえないそうですが、多分「夢」の意味ではないかとのこと。 「夢模型」。なかなかいい名前かも。

LE TIGREは、連隊名のようです。ルノーなのにタイガーってのはいいですね(笑)スペードのマークも素敵です。目立つけど。ご存知の通りルノーFTは車体をキャタピラで挟み、回転砲塔を持つなど、近代戦車の基本形となった車両です。が、よく考えるとルノーが戦車の始祖を作ったメーカーなのは面白いですね。今はそんなこと無かったような顔をして、おしゃれな車作ってますが(笑)

塹壕を越えるジオラマは見たことがありそうでないような気もしますが、どうなんでしょう。塹壕は一度作りたかったのですが、塹壕を越える前後の状況にすると、どうしても面積が多くなって間延びしちゃうし、手間が増えるんですね。それで「越えちゃうようにすればコンパクトになるぞ!」と思いつき、こういう風になりました。実に後ろ向きの消極的な発想だったのです(笑)。でも、こっちの方が迫力が出たような気がして、気に入ってます。

一応「グオーッ。キャリキャリ」とか言いながら手で動かしてシミュレーションしてみましたが、これくらいの塹壕の幅なら越えられそうです。下にキャタピラがたれてるのはなんか変な感じもしますが、実際も多分こうなるかとそれでもたれすぎにみえますが、これでインスト通りの枚数です。たしか、一枚減らすと回らないくらいキツくて逆に不自然だったような記憶がありますが、どうだったかなあ(もう忘れてるよ、、、)。塹壕内の鐘は、毒ガス攻撃時の警報用です。資料写真をみると、どれも専用のものではなく、どこからかガメてきたもののようです。自作のトライアングルもありましたが、なんのこっちゃなので鐘にしました。

塗装は、クレオスのラッカーにタミヤエナメルでウオッシング&チッピング&フィルタリング。油彩を少々。パステル粉で錆・埃表現。といういつもと同じ感じです。ファレホなどアクリル系の塗装もやってみたいのですが、大量のラッカー・エナメルの塗料を抱えてる身としましては、もうちょっとかじり付いときたいところです(笑)

あ、また長くなったので2回に分けます。次はフィギュアとか細かいことについて書きます。

※喪中のため、新年の挨拶は省略させていただきました。ご了承下さい。




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