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森男の活動報告綴

身辺雑記です。ご意見ご感想はmorinomorio1945(アットマーク)gmail.comまで。

気分はフィンランド

2013年08月15日 | 飛行機の模型
こんばんは。

バッファローを特撮してみました。おおお!あのぼんやりしたアオシマのキットとは思えないこともない!

風防に太陽光がキラッと反射してるのがシブいですねえ(自分で言うなよ、、、)。特撮のためにモーターを入れたんですが、やっぱプロペラが回るといいですね。

フィンランドの緑のように見えないこともないですね。行ったことないですけど。でも、ぜひ一度行ってみたい外国のひとつですね。

特撮といっても、二階の窓から隣の空き地をバックにして撮って、フォトショップで支えの棒を消しただけなのです。これが種明かし。ただの雑草です(笑)

太陽光で撮ると、とてもいい感じに写るので好きです。でも、窓から身を乗り出して撮る姿はあまり見られたもんじゃないですね(笑)幸い、どの隣家も基本的に人がいないようなので、助かってます。

零戦も「風立ちぬ」効果で、あともうちょっとで完成です。実質作業時間で考えると、こんなに速くできたの初めてかも。「風立ちぬ」、恐るべし、、、。で、案の定ハゲチョロが楽しすぎて、やりすぎてしまいました。ははは。

というわけで、お盆休みは、どこにも行かず模型を含むたまった仕事(といっても私事が大半)をあれこれ片付けていましたが、進んだり進まなかったりでした。うーん、、、。

それでは。




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アオシマのバッファロー(完成)

2013年08月10日 | 飛行機の模型
こんばんは。

アオシマのバッファローが完成しました。いやーっ、無改造で済ますつもりが、いろいろ手をいれて遠回りしてしまいました。でもほんと楽しかったです。

どうやら、昭和30年代発売のキットらしいので、じたばたせずに、素直に素材の素朴な感じを生かすようにしました。ほんといい雰囲気のキットだと思います。こちらの心が洗われるような(笑)

木製の飾り台は作ったものではなく、たまたま手に入ったものをそのまま使ってます。でもなんとなく飛行機のフォルムに近くて、気に入ってます。タイトルプレートはアルミ板を曲面にあわせて、金槌で叩き出しています。

「Taivaan Helmi」は、フィンランド語で「天の真珠」の意味(これまで「空の真珠」と訳されてますが、どうも「天」の方が意味として近いようです)。アメリカの制式戦闘機選定のトライアルに負けてしまったこの飛行機は、余剰品としてフィンランドに輸出されます。そして、ソビエト空軍相手に大活躍をしました。フィンランド人は、この飛行機に感謝の意を込めて「天の真珠」というニックネームをつけたのですね。

マーキングは基本的に手描きで、ちょっといびつになってしまいました。でも、「キットの素朴な感じにあってるかなあ」と勝手に納得しています(笑)

マーキングもそうですが、ハゲチョロなどのウェザリングもできる限りのことはしてみました。

モーター内蔵なので、プロペラが回ります。カメラのシャッタースピードがいじれるので、撮影が楽しいですね。ううむ、かっちょいい!!

私は日本陸海軍航空隊の次に、フィンランド空軍が好きなんですが、そもそもは30年前にモデルグラフィックスの表紙にヤラレタのが始まりです。この表紙を見たとき「うわ!タミヤのダサダサのバッファローがメチャかっちょよくなってる!何これ?どこの国の飛行機??」とかなりのショックを受けたことを覚えています。

このころはお小遣いが少なかったので、立ち読みで済ませ(悲しいなあ、、)半年以上経ってお年玉が入ってから、バックナンバーを取り寄せたという紆余曲折があったことは、ほんとどうでもいい情報ですね(笑)。で、雑誌の記事を読んでみると、B239のキットはそもそも存在せず、タミヤであれアオシマであれ、改造前提だったので、その時点で挫折しました(笑)。まあ、そもそもアオシマのキット自体見掛けたことがなく、梅本氏の作例を口をくわえてみているだけでしたが。それを思うと、今回、こうやって自分なりに完成できたことはほんとに感無量です。で、これはたまたまなんですが、私が選んだ機体(ハッセ・ウィンド大尉機)は、表紙の今井氏の作例と同じ機体でした。この今井氏の作例は、ほんとよかったよなあ、、、。後のフォッケルのスクラッチも凄かったよなあ、、、。

というわけで、アオシマシリーズはまだまだやっていく予定です。次は何にしましょうかね、、。なんだかんだでちょっとずつ集めたので、選べるのがうれしい(笑)。アオシマはじめ72のビンテージキットを本棚に積んで、模型店みたいにしてみました。いやーっ、こんなことしてていいんでしょうかね? 楽しすぎだからいいか!! あはは!!

というわけでまた。







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アオシマのバッファロー(その1)

2013年08月04日 | 飛行機の模型
アオシマのバッファローが大体できてきました。

なんだかんだで、ここまででほぼ半年かかってしまいました(汗)

マーキングは手描きです。ハカリスティ(卍のマーク)くらいは、マスキングでエアブラシしたかったんですが、マスキングがめんどくさいのでずぼらしました(笑)。なので、いびつになってしまいました。

機番は「オレンジの9」のハンス・ウィンド大尉機。ほんとは「みんな大好き・アンラッキー・カタヤイネン軍曹」機にしたかったんですが、カタヤイネン機はハゲチョロが激しすぎて、一般的なバッファローのイメージからちょっと外れるのでパスしました。全てのマーキングはクレオスのラッカーで描いて、ムラ消しのためにクリアーを一度吹いて簡単に研ぎだしています。

迷彩はグリーンと黒のようですが、黒だとこのスケールだとちょっとキツすぎるかなと思ったので、ブラックグリーンぐらいでとどめてます。

基本塗装と工作が大体終わったので、ぼつぼつ汚し塗装に入ります。基本油彩でやっていくつもりです。ちょっとやってみたところ、戦車同様、自分のイメージに近い感じにできそうなのでこれからが楽しみです。

ところで、このフィンランド空軍の卍マークですが、ナチの卍とは無関係です。1918年、フィンランドの独立戦争に、スウェーデンの貴族・ローゼン伯爵が自家用機で応援に駆けつけました。このローゼン家に代々伝わっていた幸運のシンボルがこの青卍で、伯爵は飛行機にこのマークを描いて参戦しました。それ以降、フィンランド空軍はこのマークを国籍標識として採用したんですね。

第二次大戦で、フィンランドはドイツと組んで枢軸側で戦ったので、どうしてもナチの卍と関係しているように思われてしまうようです。戦後、連合国側からクレームがついたようで、以降は白地に青の二重丸マークに変更されました。経緯からしてまあ仕方なくはないのかもしれませんが、隣国の独立のために一肌脱いだローゼン伯爵や、それを歓迎したであろうフィンランドの人たちの想いを汲んであげてほしかったなあと思わないこともないですね。

ちなみに、ローゼン伯爵の息子は、第二次大戦でソビエトがフィンランドに侵攻した際に、これまた自腹で輸送機を爆撃機に改造して、応援に駆けつけています。さらに戦後、ナイジェリアからの独立を目指すビアフラを支援するために、軽飛行機でまたまた応援に駆けつけました。あと、ハマーショルドの専属パイロットだったこともあったそうで、かなり優秀なパイロットだったのでしょう。

基本的にローゼン家は弱いものイジメが大嫌いな家系のようで、いずれの戦争も誰にも頼まれもしないのに勝手に駆けつけているのがほんとに偉いなあと思います。こういう貴族(騎士的といってもいいですね)が、つい最近まで実際にいたんだなあと思うと、感慨深いものがありますね、、、。伯爵は1977年、エチオピアで難民の救援飛行をおこなっている最中、地上でソマリア人ゲリラの襲撃にあい、「戦死」しています、、、。

国籍マーク一つとっても、こういうドラマがあるんだなあと思うと、襟をただして、今後はきっちりマスキングしていきたいものです(あれ?)。

まあ、それはさておきほぼできてきたのはうれしいですね。モーターでプロペラを回すと、とてもイイ感じです。下界の汚さを忘れてしまいますねえ。

で、お気づきの方はいらっしゃらないかもしれませんが、カメラが変わりました。奥さん所有のあまり使ってないデジカメ「EOS・Kiss」を試してみたら、結構いい感じに撮れることが判明しました。マニュアルモードも使いやすく、接写も問題ないようです。

マーダーの二人組みも、ちゃんとアップで撮れます。この間の写真と比べると、解像度が段違いですね。

市子ちゃんも、まつげまで写りました。ううむ、凄いな、、。

今後、過去の作品も、アーカイブとしてぼつぼつあげていこうと思います。

というわけでまた。

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