~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

今こそ、ちょっと丁寧な生活を

2020-04-14 22:00:22 | 日記

スーパーに行くと、冷凍食品がすっかり

無くなり、カップ麺の棚もスカスカ…

台風でもないのに、どうして直ぐに

食べられる食品が売れるのでしょう。

こういう時だから、ちょっと丁寧に作れば

いいのにと思ってしまいます。

初女さんはいつも丁寧でした。

豪華なものを作らなくても、いつもより

ちょっと手をかけてみると、ぐっと美味しく

なります。

ポテトサラダを作る時に、玉ねぎの皮と皮の

間の薄皮もむいてみると、優しい味に

なります。

かぼちゃのスープも、ミキサーを使わず

すり鉢を使うと甘さが違います。

そういう丁寧な暮らしが、心も豊かに

してくれます。

普段は忙しくて出来ないかもしれないけれど、

コロナで家に居る時間が増えたのなら

ちょっと、初女さん的生活をしてみては

どうでしょう。

発酵食品を食べて、腸をきれいにすると

免疫も上がるそうです。

『めんどうくさいという言葉はきらいです。

 めんどうくさいと思うことは

 日に何度もありますが

 手を抜くことは心を抜くことだから

 ひとつひとつ正しくていねいにやりたいの。

 せっかく神さまからいただいた手足を使わず

 簡単便利に流れていくと

 知らず知らずのうちに老いが進んでおきますよ。

             佐藤 初女』

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大林宣彦監督からの平和のバトン

2020-04-13 23:01:13 | 日記

大林監督が亡くなりました。

いつか、こういう日が来ると思ってましたが
残念でなりません。

夫が広島出身なので、大林作品を追いかける
ように、尾道を歩いたことが、今も私の記憶の
中にあります。
森のイスキアに行った帰り、飛行機の搭乗を
待っていた時、私の後ろに大林監督が
並んでいました。
監督の大きな指輪を見ながら、ドキドキして
いたことが、忘れられません。
監督は、癌を患いながら戦争三部作に
全力をかけていたようです。
3部作の”野のなななのか”に出演した
斎藤とも子さんにメールをしたら
「晩年にいくほど平和への思いが、切ないほど
溢れ出ておられました。」と、返信が来ました。
監督は「映画には未来を変える力がある」と
熱く語っていたそうです。
そして、”戦争を知らないまま平和になって

いるのでこの平和はどこか頼りないの”と言われ
戦争をテーマにした映画に全身全霊をかけ
いらっしゃったようです。
憲法9条について監督は「世界中が戦争し
それで外交も成り立っているような地球に
おとぎ話のような憲法が(日本に)ある。
押しつけられたか、自分で作ったか、
そんなことを言っても仕方がない。
とにかく私たちは手にした。
売り渡してはいけない」と語っていたそうです。
映画を愛し、平和を希求し続けた大林監督
監督の言われた”どこか頼りない平和”を
確かなものにしていかなければ!
4月10日封切りだった、監督の遺作となった
「キネマの玉手箱」に出演した常盤貴子さんが
「監督が命を削って訴え続けてくださった
二度と戦争なんて起きない世の中になるよう
私たちは映画の力を信じ、その思いをつないで
いきたい」という追悼文を寄せていました。
大林監督、これからは戦争を知らない私たちが
戦争を伝えていくときです。
どうぞ、あの柔らかな笑顔で見守っていて下さい。

大林宣彦監督『海辺の映画館-キネマの玉手箱』予告編

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坂村真民の詩

2020-04-11 23:24:52 | 日記

今日はチクチクとマスクを縫っていました。

新聞に政府が1家庭2枚配布するマスクを

466憶円と見積もったと出ていました。

枚数は1億3千万枚

1枚260円でマスクを買い上げる費用が338憶円

後はパッケージと送料だそうです。

これだけのお金を使ってマスクを配布する

ことにどれだけの意味があるのでしょう…

ため息しか出てこないので、マスクを

せっせと作りました。

テレビのニュースを観ていると、自分の心が

鈍くなってくるような気がします。

今日は坂村真民の詩に出会い、人間の心を

感じることが出来ました。

 『体の中に光を持とう

  どんなことが起こっても

  どんな苦しみのなかにあっても

  光を消さないでゆこう』

 『咲くも無心

  散るも無心

  花は嘆かず

  今を生きる』

 『美しく生きるとは

  一筋に生きることだ

  一筋に生きるとは

  自分を生かす一つのことに

  一心不乱になることだ

  一心不乱とは

  神意にただ従うことだ

  フラフラするな

  グラグラするな

  ウコサベンするな

           坂村真民』

 

 

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初女さん、宿題のこたえがわかりましたよ~

2020-04-10 23:48:34 | 日記

初女さんは、『地球交響曲・第二番』の冒頭に

映し出される言葉

 多様なものが多様なまま

 共に生きる

 それが生命の摂理であり

 宇宙の摂理である

この言葉の意味が分かるのに、16年間胸に

温めていたそうです。

初女さんの中で”生物多様性”と言う言葉と

糠床が結びつき、16年間抱えてきた宿題が

解明され、身も心も軽くなるとともに

”生物多様性”とは、生活そのものの中にあると

気づくことができたそうです。

私は、先日のブログに”初女さんからの宿題”を

書きました。

初女さんが亡くなられる1年前の1月に

作家の田口ランディさんと弘前のお宅に

呼ばれた時に、糠床と生物多様性の話を

された後で、ランディさんに「ランディさん

生物多様性のその先を書いて下さい。」と

言われ、私たちに糠漬けの漬け方を教えて

くれたのです。

その時から、”生物多様性のその先は”

私の宿題となったのです。

あれから5年が経ち、昨日突然そのこたえが

解ったのです。

そのことを言葉に置き換えられるまで

もう少し時間がかかりそうですが…

でも、これからの時代を生きる鍵と

なりそうです。

初女さん、やっと初女さんからの宿題の

こたえが私の中に降りて来ました。

初女さんが居たら語り合えるのにな~

”生物多様性”のその先を

私は、生きていきたいです。

 

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”ひとりひとりに宿っている森のイスキア”

2020-04-09 14:47:23 | 日記

初女さんがご存命の時、「初女さんと

同じようなことをしたいんです。」と

言われる方が、結構いらっしゃいました。

中には「イスキアの名前を下さい。」と

言われる人もいました。

初女さんは、だめとは言われない方でしたから

色々なイスキアが出来ていました。

私は、初女さんのなさっていることが並大抵の

ことではないという思いがあったので、

とてもそういうことは言えないと思って

いました。

今朝、初女さんのことを深く理解している

Kさんと電話で話していてハッとしました。

「ホステスさんが、お客さんの話を

聴いてあげる、それも初女さんなんだよ。

出方は違うけれど、愛なんだよ。」と…

びっくりポンでした。

”出方は違うけれど愛”

色んなカタチの愛があるんだ…

その言葉を耳にした時、初女さんの言葉が

蘇ってきたのです。

『ひとつの出会いがまた次の出会いへと結ばれ

融合し、うねりとなり、波のようにどこまでも

広がっているのが、はっきりと感じられます。

ひとりひとりに森のイスキアが宿っている

そのことがなによりの励みです。』

初女さんの言われているひとりひとりの

森のイスキアは、私たちが生まれた時に

魂の中に持って来た”愛”なんじゃないかって…

”愛”の出方はひとりひとり皆違う

でも私たちの魂(いのち)の中に”愛”は

確かに宿っている!

初女さんは、そのことを信じ続けてくれて

いたのかもしれません。

心の耕しが足りないと、愛はなかなか

育たないかもしれないけれど、私たちは

愛を持って誕生して来ているのだから、

必ず芽を出す時が来ると…

そして、宇宙というのか神様というのか

仏様というのか

あるいは大いなる存在というのか…

そういう無限大の愛に、私たちは包まれて

いるんじゃないかって思えるのです。

私の中に宿っている”森のイスキア”を

育てて行かなくては…

 

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初女さんからの宿題

2020-04-07 23:31:59 | 日記

龍村監督の「地球交響曲・第2番」の冒頭に

スクリーンに映し出される言葉が

心から離れません。

 『多様なものが多様なまま

     共に生きる

 それが生命の摂理であり

   宇宙の摂理である』

私達は地球に生きる多様なものの一つです。

初女さんは、糠床は生物多様性だと気づき

そのことを熱心に語っていました。

「糠など十種類もの食材を手で練り合わせて

作る糠床。

そこに入れた新鮮な野菜はひしめき合いながら

それぞれの味を出している。

これがまさに、私たちにの生活そのものでは

ないか、とあらためて気づくことが

出来たのです。」と、著書に書かれています。

1月の凍てつくご自宅の台所で、私たちに

糠漬けを教えたいと言われた初女さん

それは何を意味していたのだろう…

その時、田口ランディさんに、生物多様性の

その先を書いて欲しいと言った初女さん。

生物多様性のその先…

私は、まだ初女さんが言われていたことの

こたえを見つけられずにいます。

でも、この地球規模の感染がおき、

地球交響曲2番の言葉が蘇ってきたのです。

糠床は地球でしょうか…

初女さんからの宿題とこの言葉を胸に

今、地球に起きていることを見つめて

いきたいと思います。

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初女さんならどうしますか?

2020-04-06 22:50:05 | 日記

突然、Sさんから電話があり

「直さん、今だから初女さんのことを

伝えなくちゃ!」と言われました。

私は言葉が見つからず狼狽えました。

東日本大震災が起きた時、どうしたらいいか

分からず、初女さんを頼りにしました。

初女さんの講演会に、若い人が大勢来るように

なりました。

何があっても変わらない初女さんの生き方に、

自分の生き方を見つけようという思いからの

ようでした。

今、初女さんがいらっしゃったら…

初女さんに、震災の時と同じことを聞きたいです。

「初女さん、私どうしたらいいの?」

天からのこたえは、この言葉でしょうか…

『苦しみから立ち上がるには、

 人のために働くことです。

 喜びに満たされたときにも、

 人のために働くことです。

 人のために働き、人に喜んでもらえると

 なにものにも代えがたい、

 深い感動に満たされます。

 それは、誰もが持つ天性です。

              佐藤 初女』

初女さんは、どんな時も、人のために働いて

いましたね。

信じて目に前のことを一生懸命やる!

それが初女さんでしたね。

毎日、テレビから伝わって来る

感染者数、死亡者数…と言う数字に

麻痺してきて、頭が変になりそうです。

でも、初女さんはどんな時も”今を生きる”

今より確かなものはないと言われてましたね。

私も、今を生きることに全力をかけます。

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コロナの謎が解けた…

2020-04-04 22:38:26 | 日記

今日、ヨモギをお茶にしようと洗っていた時、

必要な物って与えられるんだな

と思った瞬間、コロナの謎が解けた!と

思ったのです。

この地球規模の感染は、何か意味がある

のだろうと、いつも頭のどこかで

思っていたのですが、その答えが直観となって

来た感じがしたのです。

きっかけは、安倍総理のマスクからです。

一世帯に2枚のマスクを配布すると聞いた時

エープリルフールかと思いました。

マスクは、送料も含め配布の経費が

200憶円を超えるというのです。

急に安倍総理が変なマスクをしてると思ったら

あれが送られて来るらしいのです。

こんなお金かけて何の意味があるの?

アベさんはいつも経済優先で、どこの企業が

儲かるかを考えてことをするので、こんな変な

発想が出て来るんだなと、ガッカリしました。

新聞に、専門家の人達が『「子どもの感染は

親たち大人からの感染が大半で、子どもから

子どもへの感染はなく、コロナは学級や

友達同士で感染が広がるインフルエンザと

相当違う…」

「国が本当に感染を広げたくないなら、

制限は大人の通勤などから先にすべきだった。

だが経済優先の発想だから子どもの行動を

先に優先した。子どもの安全よりも大人の

経済活動を優先した…」』と語っていました。

コロナは経済大国となった中国から起こり、

世界中に広がりました。

アメリカもどうにもならない状態になって

います。

これは、経済優先の世界に限界が来たからと

考えられないでしょうか

子ども同士の感染がないのは、子どもは

経済と関係ないからではと、思えるのです。

グローバル化が進み、国を超え企業が

世界を動かしていくようになって

しまいました。

人々は、豊かさと便利さを求め続けています。

生物多様性の地球という星に生きる生きものは

助け合い支え合って、種をのこし

いのちを繋いで来たのです。

経済ではないのです。

そのことに、日本人は東日本大震災で歩みを

止められ立ち止まり、考えたはずなのに…

また同じ道を遅れをとり戻すかのような勢いで

進んで来ました。

そして、その象徴のように決まった

”復興オリンピック”

私の友人が「コロナで亡くなった人は

人柱になってくれたみたい。尊い人達だよ。」

と言ってました。

その人は「コロナは愛」とも言ってました。

人間の意識を変えるためにきた

ウィルスかも…なんて思ってしまいます。

でもこれで、生き方がハッキリと分れる

のではないかと思います

科学的根拠は、何もないけれど突然

降りて来た直観のようなこのこたえに、

私は”コロナの謎が解けた”と思ったのです

 

 

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志村さんの笑いのチカラ

2020-04-03 23:08:02 | 日記

志村けんさんの突然の死の衝撃は大きく、

毎日、志村さんを想っています。

追悼番組を観ていたら、志村さんが「お笑いの

大切なことは温かさだ」と言ってました。

人を元気にする、楽しくするそのパワーを

自分の中に持っていないとダメだと…

志村さんのお父さんは、教頭先生でとても

厳格な方で家で笑うことがなかったそうです。

そのお父さんが、テレビでお笑いを観て

笑ったことが、志村さんの心に深く刻まれ

この道を志すこととなったようです。

でも、お父さんはバイクの事故の後遺症で

記憶喪失になり、50代の若さで志村さんの

活躍をみることなく亡くなったそうです。

志村さんのコントを観ていて、コメディアンは

亡くなった後でも、こんなに人を笑わせる

ものなんだ!と…笑った後に志村さんが

いないと思うと、一層の寂しさに包まれます。

志村さんを知る人は誰も、

「優しい人でした」と言ってました。

本当に優しさというのは、強さに裏打ちされた

優しさだと、私は思っています。

志村さんの優しさは、そういう優しさだったの

だろうと思います。

友人が「コロナで亡くなる人は、人柱の

ようで、本当に尊い人だ」と言ってました。

志村けんという尊い人を亡くし、日本中が

元気をなくしています。

でも、志村さんのコントを観ていると

「こういう時だから笑おうよ。

笑いのチカラは凄いよ!」と言っているような

気がします。

笑うと免疫力がアップされるそうですから

志村さんを思い出して、笑顔を取り戻します!

私も笑いのチカラを信じます。

そして、人の心を温かくすることを…

日本中を笑わせてくれた志村けんさん

本当に有難うございます!

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「今より確かなものはない」~佐藤初女

2020-04-01 21:30:42 | 日記

今日は、初女さんの月命日。

初女さ~ん!空に向かって叫びたく

なりました。

でも、空からは冷たい雨が降ってくるだけ…

このコロナの意味することはなんだろう

誰かが言ってました。

震災の時は、手を取り合って頑張っていこうと

言ったけれど、今は手を握り合うことも

できないと…

4月に入っていたおむすび講習会も、

主催の方とお話して延期にしました。

必ず、初女さんが一番いい時に”

おむすび日和”を与えてくれると

信じています。

今日はテレビで志村けんさんの追悼番組が

ありました。

やっぱり、志村けんは面白い!

笑いながら、この人がいないんだと思うと

切ないような悲しみに包まれてしまいました。

今年は、朝ドラと初めての主演映画も決まり

役者でいくぞって言っていたそうです。

本当に先のことはわかりません。

初女さんがよく言ってました。

「今より確かなものはない」って…

”今を生きる”この言葉がずしんと来ます。

『私はなんにも心配していないの

 今を生きているから。

 心配する人は必ずといっていいほど

 先のことばかり考えますが

 先の見えない未来のことにあれこれ心を

 惑わしても不安が募るばかりです。

 今ほど確実なものはありません。

 今に感謝していると、

 とても自由な気持ちになり

 一歩一歩確実に進んでいけるように

 思います。

            佐藤 初女 』

 

 

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