朝、5時と6時とでは何かが違う
鳥のさえずりだろうか、流れる空気だろうか…
これは、私一人の感覚によるものか?と
思っていたら、友人も同じことを言ってました。
4時はもっと違うのかも…
凛とした世界を感じると、思い出すのは
アラスカを撮り続けた写真家の星野道夫さん。
自然の中には秩序があり
人間は,そうやすやすとそこへは入れない…
朝、鳥のさえずりを聴きながら坐っていると
心が鎮まり、いのちの世界に包まれて
いるような気がしてきます。
星野さんの言葉が、コロナ禍を生きる今
確かな響きとなって、私の心を震わせます。
『もうすぐ二十世紀が終わろうとしている。
きびしい時代が待っているだろう。
進歩というものが内包する影に、
私たちはやっと気付き始め、
立ち尽くしている。
なぜならば、それは人間自身が
もちあわせた影だったのだから……
星野 道夫 』
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます