~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

コロナ禍で聴く星野道夫の言葉

2020-06-03 23:10:44 | 日記

朝、5時と6時とでは何かが違う

鳥のさえずりだろうか、流れる空気だろうか…

これは、私一人の感覚によるものか?と

思っていたら、友人も同じことを言ってました。

4時はもっと違うのかも…

凛とした世界を感じると、思い出すのは

アラスカを撮り続けた写真家の星野道夫さん。

自然の中には秩序があり

人間は,そうやすやすとそこへは入れない…

朝、鳥のさえずりを聴きながら坐っていると

心が鎮まり、いのちの世界に包まれて

いるような気がしてきます。

星野さんの言葉が、コロナ禍を生きる今

確かな響きとなって、私の心を震わせます。

『もうすぐ二十世紀が終わろうとしている。

 きびしい時代が待っているだろう。

 進歩というものが内包する影に、

 私たちはやっと気付き始め、

 立ち尽くしている。

 なぜならば、それは人間自身が

 もちあわせた影だったのだから……

           星野 道夫 』

 

 

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