今日は、終戦記念日。
初女先生は、あまり戦争の話はしませんでしたが
話されるときは、終戦ではなく敗戦と言われて
ました。
そこに初女先生の胸の内をみたような気がしました。
いつもにこやかに優しく話される、児童文学者の
松谷みよこさんは、戦争に対しきっぱりと反対を
言い続けてきた方です
先日、新聞に載っていたのですが
「モモちゃんとプー」の中で、テレビが伝える
外国の戦争に、モモちゃんは「せんそう、
おうちまでくるの?」と泣く。
お母さんは「そばまできたら、ママがだめって
おこるから」と答えるが、モモちゃんは納得せず
「でも、(戦争は)どこかでしているんだよ。
どうしてママは今、だめっていわないの」と
言っているのです。
モモちゃんのこの言葉が胸に刺さります。
私たちは、自分の問題として降りかかってこないと
だめって言わないのです。
「それでいいの?」と、モモちゃんに問われている
気がしました。
宇宙から地球を見たら、国境なんてなくて
ただ一つの地球という星です。
みんな地球家族です。
地球の上に起こっている戦争には、
今、だめって言える勇気を持たなくては!
モモちゃんの問いは、今を生きる大人たち
みんなに問われていることだから…
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