~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

自分をえらんで生れてきたよ

2012-08-26 17:33:16 | 日記
子育てしている時に、「胎内記憶」(胎児のころの記憶)
というのを知りました。

子どもは、生まれる前の
記憶を持っているという
のです。

私がそのことを知った時は、
子どもがかなり大きく 
なっていたので
息子の口から聞くことは
出来ませんでした。
先日、「じぶんをえらんで
生れてきたよ」という本を
頂きました。

重い病気を持って生れて
来た、りお君が片言を
話し始めてから
9歳までのおしゃべりを、
お母さんが書きとった
ものです。
りお君は30回以上
入院をしているのに、
「病気で寝ていると
ぼくは何が一番
大切なのか、って考える。
いのちの大切さって何か、
考える。
すると幸せな気持ちになる。
豊かな気持ちになる。
だから、ぼくは病院で
寝るの、好きだ。
病気で生れてきたから、
ぼくはいろいろな体験が
できる。
ママもいろいろな体験が 
できる。
だから、ママは喜んで
いいんだよ。」と言って
います。
そして、ぼくは病気を
えらんで生れきた。と…
この本を読んでいて、
うちの子も13歳で
天国にかえる!という
ことを選んで生れて
来たのかもしれないと、
思えました。
私に「本当のいのち」を
教える為に、私たち家族の人生をより深いものに
するために、息子は
生まれそして天に帰って
行ったのかもしれません。

「心とは、何か。
 心とは、喜びだよ。」
これが8歳の、りお君の
言葉です。
「いのちはぜんぶ、
つながっている。
一人のいのち、というのが
あるんじゃなくて
一人ずつのいのちは、
ぜんぶつながっている。」

「人間は死んでも、
体がなくなっても、
心が残るように、
できている。」
「人は、幸せを
贈りあうために、
生きている。

助けあって、幸せを
贈りあうために、
生きている。」

この、りお君の言葉を
読んでいて、神様は
メッセージを
こんなふうに、伝えて
下さるんだなと、
思えました。

「やさしい心は、
神さまにもらったの。
心は、あたたかい。
いのちは、あたたかい。
あたたかいのが、
たいせつなんだね。」

     いんやく りお   

 
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2 コメント

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えらんで生まれてきたのかな (mari)
2012-08-28 00:14:59
こんばんは。
母が退院してきてから、食事をあまり摂らなくなって、心配と、せっかく準備しても、結局食べない、、ことの繰り返しで、今晩は私が疲れていたこともあって、久しぶりに怒ってしまいました。
そんなとき、何故かいつも『ここに生まれてくるんじゃなかった』と言いそうになってしまいます。
すごく子供っぽい、発想だな、、と我ながらいつも思うのですが、、何故かいつも家族間のことでぶりぶりすると、そう思っている自分がいます。
でも「えらんで生まれてきた」のかなーとブログを拝読して、今日の自分がかなり恥ずかしくなりました。

『夜と霧』入手しました。
なかなか本を開く時間がとれないけど、これから少しずつ読んでみます。
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やっぱり選んで (山 すなお)
2012-08-28 20:56:53
mariさん、私も根拠があるわけではないけれど、やっぱり自分で選んで生れてきたのかなって思います。
特に、亡くなった息子は、そういう人生を選んで、私たちのところに来てくれたのかなって。

mariさんは、お母さんの介護があるから、しんどくなる時があると思います。
でも、フランクルの「私達は人生から問いかけられている者である」「あなたがどれほど人生に絶望しても、人生のほうがあなたに絶望することはない」ということが、すとんと腹に落ちたら、きっと違ってくると思います。「夜と霧」のテキスト読んでみて下さい。
お母さん、食欲がなかったら、スープもいいですよ。
mariさんも、選んで生れてきたんだよ。
返信する

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