新聞やニュースを見ていると”正直者がバカをみる”
なんて世の中になって欲しくないな~と、
思ってしまいます。
子ども達は、今の大人達をどう見ているのかなと
ちょっと心配になってきます。
そんな時、初女さんの本を読むと心が洗われる
ような気がします。
『「心の貧しい人は幸いである」という聖句が
あります。
この句にはいろいろな解釈があるのですが、
私は「心の貧しい人」というのは今を満足する
心だと受けとめています。
今を満足し、嘘や偽りなく正直に生きていれば
今日の満足が明日の希望になり、先のことは
不安になりません。
私は、自分がこれまで人とは違う立派なことを
してきたとはまったく思っていません。
ただ、自分のしたことをごまかしたりして
嘘をついたり、自分をよく見せようとして偽ったり
することだけはぜずに、生きてまいりました。
ですから、私は今とてもやすらな気持ちです。
ひとりひとりのために心を尽くすことを大切にし
人生の最期のときまで、真実に生きていきたい、
私はいつもそう願っております。』
初女さんは、このお言葉の通りの人生を
おくられました。
亡くなられた時のお顔の美しさは、
初女さんの心の清らかさがうつし出されて
いるようでした。
『人生はたった一度きり、けれどしっかり
生きたなら一度で充分』
ラジオでこの言葉を聴いた時、初女さんの
ことが心に浮かびました。
私も、初女さんのように真実に生きていきたいな、
たった一度の自分の人生だから…
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