ムヒカさんの言葉と向き合っていたら
私たちの消費社会が、地球を瀕死の状態に
したんじゃないかと、思えてきました。
いつの頃からか消費は美徳だと言われ、
消費によって経済が回り、経済が回れば
私たちの暮らしが良くなると
思い込んでいました。
コロナで経済が止まったから、日本は今
GO TOキャンペーンなどで、消費へと
突き進んでいます。
本当にそれでいいのかな?
コロナで気づいたことがあったはずなのに…
地球は、瀕死の状態にあると思う…
ムヒカさんは「貧乏な人とは少ししか物を
持っていない人ではなく、無限の欲があり
いくらあっても満足しない人のことだ。」
「物であふれることが自由なのではなく
時間であふれることこそ自由なのです。」と
語っています。
ムヒカさんは、私は質素なんだと言ってます、
初女さんも「私ってつましいの」と言い
昔の人は、みんなこういう暮らしをしていたの
と、話してくれました。
美味しいご飯があれば、後はお味噌汁と漬物と
少しのおかずで日本人は満足するの。と
言われてました。
グルメなんて言葉もなかったし…
手を抜くことではなく、手を掛けることで
美味しくしていった
贅沢ではないけれど、豊かな暮らしがあった
私たちは、またあの消費の社会に戻りたい
のでしょうか…
初女さんが、龍村監督に
「私はめんどうくさいっていうのが
嫌いなんです」と、言った時に監督から
戻って来た言葉がずっと心に残っていると
言ってました。
その言葉は「いまはめんどうなことが嫌いで
簡単に簡単に、と言っています。
でも、面倒くさいという気持ちが地球を
汚染して、破壊しているんです、」という
言葉です。
消費社会とめんどうくさうが、母なる地球を
こんなにしてしまったんですね。
私はコロナ前の社会に戻りたくない
来た道を戻りたくない。
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