~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

弁当の日

2010-04-24 08:28:45 | 日記
もし人に、後悔しない程やり尽くしたのもは?と聞かれたら、
私は迷わず「お弁当作り」と答えるでしょう。
中学の3年間一度も休まず作ったし、高校に入り学食を選ぶかと
思っていたら、やっぱりお弁当がいい!と、土曜以外は5時起きで
作り続けています。
最近、弁当の日というのが注目されています。
それは、四国の田舎の小学校で始めた取り組みが、今全国に
広がっているのです。
親は絶対に手伝わず、子どもが献立から片づけまで全てやる日。
それが、「弁当の日」なのです。
この取り組みを始めた竹下先生は、「非行やリストカット援助交際
摂食障害などは、子ども達の「生きてもいい」と思う気持ちが
満たされない、心の空腹感がもたらす病。
家族のあり方や食べることについて問われないまま、塾やお稽古事に
追われるから、子どもは育ちにくい」と言われています。
子どもたちは、自分の作った弁当を、美味しいと喜んでくれる家族を
見て、人の為に何かをする喜びを知るのだそうです。
竹下先生は「料理とは食材の命に自分の命をあえることだ」と
そして、「子どもの作った弁当を、殆んどの父親は泣いて喜ぶけれど
掃除や洗濯をしてもらって、泣く父親はあまりいない。
食べ物は体の中の話だから、作る人のいのちをあえた食べ物が
体の中に入るという繋がりがとても大きいのです。と言われています。
子どもが悩み苦しんでいる時、親は何も出来ないと、自分の無力さを
感じますが、そんな時唯一出来ることが、手をかけ丁寧に食事を
作ることだと、私は思っています。
子どもに「お母さん、そんなに弁当に力込めなくていいよ」と
言われつつ、弁当作りに励んでます。
「弁当の日」か…
主人は息子の作ったお弁当を、間違いなく泣いて食べるだろうなー
コメント (2)
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