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新型コロナは中高年ほど重症化 肝心の「免疫力」とは何か

2020年03月06日 | 健康・病気

   日刊ゲンダイヘルスケア 2020年03月06日


    新型コロナウイルス感染症で、感染リスクが高く重症化しやすいのは中高年だという。中国の疾病管理予防センターが2月上旬までのデータを分析したところ、年代別致死率は40代は0・4%だが、50代1・3%、60代3・6%、70代8・0%、80代以上14・8%だった。しかも、感染に気付かずに活動する若い世代からウイルスをうつされる危険性があるというから恐ろしい。新型コロナウイルス感染症には有効な治療法はない。回復するか否かは患者の免疫力次第だ。そんな中、中高年は何をしたらいいのか。「弘邦医院」(東京・葛西)の林雅之院長に聞いた。

「よく、免疫力をアップさせれば感染症は防げるのではないか、と考える人がいますが、そう簡単ではありません。そもそも免疫力という言葉は曖昧で、科学的な用語ではありません」

    (中略)

 ウオーキングやストレッチなどで白血球やリンパ球が流れる血液やリンパの循環を良くすれば免疫を高めることは可能です。しかし、運動習慣のない人が急に運動をすれば、それだけでストレスとなり逆効果です。それなら、免疫力アップよりも低下しないことを考えることが大切です」

 実際、「余命3カ月」を宣告された男性のエイズ患者が落ちていた免疫力を元に戻すことで3年間延命したという話があるという。

「当時は今ほどエイズという病気がわかっておらず、その男性は家族と離れて孤独な闘いを強いられていました。主治医が、死期が近いその男性と子供たちを毎日会えるように取り計らったところ、男性はすっかり元気を取り戻して笑顔で過ごすようになりました。最終的にエイズで亡くなったのですが、人と触れ合うことが免疫力を回復させ、長生きにつながったのだと思います」

 笑いや人との交流が人間の免疫力を維持・強化させ、逆に孤独は免疫力を低下させ肥満や喫煙と同程度の病気リスクとなることが知られている。

 ところが今は感染拡大阻止のため、風通しの悪い空間で至近距離から話すのは控えるよう促されている。テレワークが推奨され、カラオケ、立食パーティー、自宅での大人数での飲み会も危険とされている。これでは中高年は行き場がない。
「私は、中高年は部下や大勢の飲み会は避けるにしても、感染リスクに配慮しつつ少数の親しい同年代同士でお酒やお茶を楽しんだりしてストレス解消するのも手だと思います。若い人をあまり見かけないゴルフ場に出かけるのもいいでしょう。サラリーマンの多くは今が年度末で慌ただしいうえ、異動や転勤など心が不安定になりやすい。自営業者にとっても借金の返済を迫られる時期でストレスがかかります。子供の受験もあり、離婚件数も多い。なにより3月は自殺が一年間でもっとも多く、政府も例年、自殺対策強化月間に指定しています。新型コロナウイルスに打ち勝つだけでなく、心の健康を得るためにも、会話と笑いが必要だと思います」

 散歩やジョギングといった屋外活動、買い物や美術鑑賞など人との接触が少ない活動は感染リスクが低い。政府がそれを奨励するのは当然だろう。しかし、ストレスが重くかかる中高年がそれで心が満たされるわけではない。むしろ、窮屈さや孤独からストレスが増して免疫力が低下し、新型コロナウイルス感染症にかかりやすくなるかもしれない。「50歳時」の未婚率を示す「生涯未婚率」は男性23・4%、女性14・1%で独身の中高年が多いのだ。

 こういうときだからこそ、中高年は感染リスクに気を配りながらも、語り、笑い、絆を確かめるための居場所づくりに知恵を絞るべきだ。


尾木ママ、新型コロナ対策で屋外卒業式など提案「機械的に中止というムードになるのは…やり切る姿勢が大事」

2020年03月06日 | 社会・経済

スポーツ報知 3/5(木) 13:01配信 


    尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(73)が5日、自身のブログを更新。新型コロナウイルス対策の休校措置により、多くの学校で卒業式などが中止となっていることを受け「工夫して出来る」と私見をつづった。

    尾木氏は「子ども排除は疑問!?」のタイトルで記事をアップし、「疑問というよりも間違いではないでしょうか? 学校の休校だけでも子どもたちには致命的なのに図書館からキッズ施設 部活までも全面的に禁止 卒業式まで出来ない?」と記述。

 「スポーツの全国大会も機械的に中止というムードになるのはいかがでしょうか?」とし、「格闘技などは困難かもしれないですがソフトや野球などは屋外ですし工夫次第では可能ではないでしょうか?」とつづった。

 さらに連続更新したブログで「卒業式は工夫して出来るような気がします!」とコメント。「もちろんコロナな専門家ではありませんから確信は持てませんが」とした上で「晴れなら校庭で間隔とって、在校生参加してーー保護者は周り取り囲んで」「雨なら体育館で窓空け換気して」とアイデアを示し、「万全のウイルス対策してなんとか工夫してやり切る姿勢になることが大事ではないでしょうか」とした。

  その上で「今は子どもたち悪者扱い 排除しています!子どもたちの理不尽感満ちています!大人不信 社会不信 これ以上増大べきではないように思います!」と主張。「高齢者も子ども悪者扱いに辛くなっているように思います!子どもたちへの表現にも気をつけたいですね!」とつづっていた。



 無思考で「命令」に従うよりも、いかにしてやりきるのかを考えた方がおつむの発展に寄与するだろう。「考える有権者」にならなければ社会は変わらない。