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コロナウイルスにかかったら飲んではいけない薬:フランスの厚生大臣が発表

2020年03月18日 | 健康・病気

 (今井佐緒里) - Y!ニュース3/15(日)


 ランスの厚生大臣オリヴィエ・ヴェラン氏が、コロナウイルスに関して、イブプロフェンを服用しないほうがよいと推奨した。 
 イブプロフェンとは、非ステロイド性の抗炎症薬(NSAID)に属する。これは、炎症や痛みなどを抑え、熱を下げるために使われるものだ。しかしこの薬は、既にかかっている感染症を悪化させ、合併症を伴わせる可能性があるのだという。(筆者注:イブプロフェンは市販の薬に使われている) 


参照記事:非ステロイド性抗炎症薬 (内服薬・注射剤)の解説(日経メディカル)
厚生大臣は、自身のツイッターで、「!新型コロナウイルス:感染者が(イブプロフェンやコルチゾンなどの)抗炎症薬を服用すると、感染を悪化させる要因になる可能性があります。熱がある場合は、パラセタモール(別名:アセトアミノフェン)を服用してください」「すでに抗炎症薬を服用している場合、または疑わしい場合は、あなたの医師に助言を求めてください」とメッセージを送った。

 複数の医者が、発熱のためにイブプロフェンを服用した後、併存疾患がないにもかかわらず、重篤な状態に陥ったコロナウイルスの若い患者の例を挙げているという。 
 このためフランスでは、非ステロイド性の抗炎症薬は、「フランス医薬品・保健製品安全庁(ANSM/L'Agence nationale de securite du medicament et des produits de sante)」による警告の後、1月15日以降は薬局で自由に買うことができなくなっている。 
 同じことは、パラセタモール(アセトアミノフェン)を含む医薬品にも当てはまる。 
 パラセタモール(アセトアミノフェン)はあまりにも多く服用すると、重大な肝臓障害を引き起こす可能性があるもので、時には致命症になりかねない。 

 

【1続報】コロナウイルスにかかったら飲んではいけない薬:フランス発の詳細な説明
今井佐緒里  | 欧州研究者・物書き・編集者 

Yニュース3/17(火)

【この記事は3月15日アップの「コロナウイルスにかかったら飲んではいけない薬:フランスの厚生大臣が発表」の続編です】 


 奇妙な沈黙――これが、筆者が前回の記事を発表してからの、感想である。 
なぜこれほど静かなのだろう。ネット上では、もっと識者や関係者から反論が起こると思っていた。この奇妙な沈黙は何なのだろうか。 
 前回の記事には、発表の1日後に追記を書いた。 
ツイッターを通じて、沢山の方から意見が出されました。その中で、複数の方が発言している気になったものがありました。 
 特に「この記事に書いてあることは、コロナに限らずインフルエンザ全般に言えることである」「飲まないのは当然」という発言は、真偽と理由が知りたいです。 
「イブプロフェンは、子供や妊婦には投与されず、アセトアミノフェン(パラセタモール)が使われる」というリツイートも多かったですし、「発熱とは、体が体温を上げることで免疫力をあげて、病気に対抗しようとしている現象である。むやみに薬で解熱させるのが良いとは限らない」という意見も複数ありました。 
 これらの理由を、日本の政治家、厚労省、医療団体や関係者に説明してほしいです。大きな声で、公けに。個人の努力というより、しかるべき機関として。 


 季節の変わり目ですし、体調を崩しながらも、できるだけ不要な外出を控えて不安な思いでいる国民に聞こえるように、はっきりと説明してください。それは政治家や厚労省、医療団体、関係者、そしてメデイアの義務ではないでしょうか。 
その答えになっていると思えるフランス発の記事があったので、翻訳して紹介する。 


 グーグルフランスで上位に来る記事なので、フランス語話者に大変多く読まれている記事だと思う(フランス語情報は、フランス語圏のベルギーやスイス、カナダの一部、ルクセンブルクなどにすぐに伝播する)。 
 人間は動物なので、人種によって多少なりとも違いはあるかもしれないとは筆者は思っている。でも、日本のしかるべき機関は、このような具体的なメッセージを、この非常時に国民全員に届くように努力をして発信してくれない。以下の記事は、少なくとも参考にはなるはずだ(最終的な判断は、読者の信用する医師の判断にゆだねます)。

タイトルは「コロナウイルス:イブプロフェンとその他の非ステロイド系抗炎症薬に対する警告」
 非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)とは、イブプロフェンやアセチルサリチル酸(アスピリン・バファリンは商品名)などが有名である。他にもロキソプロフェン(ロキソニン)、ケトプロフェン、ジクロフェナクなどがある。 
 これらの成分は、市販薬に含まれている。ネットで、これらの成分と「市販薬」という語を一緒に検索すると情報が出てくる(信用できるサイトを見て、薬の箱や説明書で確認してください)。 


正直言って、筆者は今大きなショックを受けている。 
 フランスでは、新型コロナウイルスの問題が起きるずっと前から、国の機関が、非ステロイド系抗炎症薬が感染症を悪化させる役割について調査をしていたのだ。 
そして、2019年の4月に調査結果を発表。同庁は「リスクがある薬を、一般市民が自由に買えないようにするべきである。薬局でカウンターの後ろにおいて販売するべきだ」と望んでいた。そして今年の1月から実現している。日本と何という違いだろう。 
 読みにくいところがあると思うが、ご容赦頂きたい。以下、記事翻訳です(見出しは筆者)。


アセトアミノフェンは1日3グラムを超えてはいけない
 噂は、まず医者の間で流れ、次にソーシャルメディアで広まりました。その後、保健当局(複数)、厚生大臣、保健長官によって警告がなされました。 
3月14日土曜日、オリヴィエ・ヴェラン厚生大臣はツイッターで呼びかけました。「抗炎症薬(イブプロフェン、コルチゾン・・・)の服用は、感染症を悪化させる要因となる可能性がある」「熱があるときにはパラセタモール(別名:アセトアミノフェン)を服用するように」と求めています。 
「非ステロイド系抗炎症薬の使用に関連していて、重篤で望ましくない事例が、新型コロナウイルスの可能性がある患者、または確認された患者で報告されています」と、ジェローム・サロモン(Jerome Salomon)が、Linkedinで追加説明しました。 
(訳注:サロモン氏は、フランス厚生省の長官で、伝染病の専門家。WHO/世界保健機関では定期的にフランス代表をつとめる)。 

 「新型コロナウイルス、またはその他のウイルス性呼吸器感染症について、副作用に耐えうる度合い(忍容性)が低い発熱または痛みの治療には、パラセタモール(アセトアミノフェン)が使われています。60 mg / kg /日、および1日あたり3 gの投薬を超えることはありません」(成人向け/フィガロ編集者注)と述べた。 
そして「自己判断によるすべての投薬を避けてください」と付け加えた。 
(訳注:忍容性に関する説明は、こちらをクリックー日本薬学会) 

慢性疾患の場合は勝手に服用をやめないこと
 ただし、特定の慢性の病気では、これらの製品の服用を停止するのは注意してください。服用が必須である可能性があるからです。 
もしあなたのかかりつけ医師が、非ステロイド系抗炎症薬、またはコルチゾンを処方している場合は、別の指示が出ない限りは、やめないでください。 
「良いメッセージとは、自己判断で服薬するのはやめること、発熱や呼吸器に関する兆候がない限り、これらの慢性病の治療を突然中止しないことです」と、リール大学病院センターの救急緊急部長のパトリック・グロドスタインは、ツイッターで警告しました。
 さらに、パラセタモール(アセトアミノフェン)の過剰摂取には注意してください。 
 処方箋がない場合、推奨される最大の用量は、1日あたり3グラムです(よく信じられがちな4グラムではありません)。6時間あけて服用してください。
 
原因の解明の難しさ
 情報は現在、集中治療室入院をした患者に対する観察のみに基づいています。 
医師達は、そこで「大量の非ステロイド系抗炎症薬の服用」について報告しています。特に併存疾病のない若者で、重篤な状態になった患者についてです。 
 しかし、重篤な状態の患者が、他の患者よりも多くの非ステロイド系抗炎症薬を服用したかどうかは、不明です。 
 これらの製品は、非常に広く自己判断で使用されています。非ステロイド系抗炎症薬を服用していても、命にかかわらない状態の患者は、おそらく医療関係者のレーダーの下を通りすぎるだけでしょう。 
 そのため、これらの薬が本当にこういった重篤な状態の原因かどうかを知ることは、現状では困難です。 
 これらの薬(下記リスト参照)は、発熱や痛みに対してとても効果的であるため、自己判断で頻繁に使用されています(イブプロフェンは、毎年約5千万箱販売されると言われる)。しかし、感染病では潜在的な危険があることが知られています。 
パラセタモール(アセトアミノフェン)よりも効果的ですが、同時にリスクも高くなる可能性があります。 

炎症を薬でとめる大きなリスク
 どういう意味か説明します。 
炎症は、感染に対する身体の正常な反応であり、警告のサインです。 
したがって、抗炎症薬を服用すると、免疫システムの反応を弱め、病原体の侵入に対する身体の反応が妨害されるだけではなく、何よりもどのくらい深刻かを示すサインが隠されてしまい、診断と治療が遅れてしまいます。 
 同じプロセスがコルチゾンでも観察されており、副腎皮質ステロイド療法を受けている患者は、感染のリスクが高いことが知られています。 
非ステロイド系抗炎症薬の中には、「バクテリア(細菌)の肥料」になる可能性があるものもあります。 
 このことは最近、弊誌(Le Figaro)で、Annie Pierre Jonville Bera博士によって報告されました。彼女はトゥールの医薬品安全対策地方センターの責任者です。 
 「動物実験では、抗生物質があっても、イブプロフェンが特定の細菌の増殖を促進することを示しています。おそらく、接着(adhesion)、ゆえに増殖に関与するタンパク質であるビメンチンを、イブプロフェンが変形させるためと思われます」。 

医師には知られている事実
 このことは、医師にとって驚くようなことではありません。 
自己判断で広く使用されている非ステロイド系抗炎症薬(アスピリン、イブプロフェン、ケトプロフェン、ジクロフェナクなど)は、すでにフランス医薬品・保健製品安全庁(ANSM)からの警告の対象となっています。 
 昨年2019年4月、同庁は、最も使用されている2つの薬(イブプロフェンとケトプロフェン)の、医薬品安全対策調査を発表しました。 
 結論は「感染症の際、これらの非ステロイド系抗炎症薬が、病状を悪化させる役割を示唆している」。 
 したがって、同庁は今年1月に、薬局でこれらの薬を自由に買える方式を廃止しました。 
 今でも鎮痛剤(36のパラセタモール/アセトアミノフェンが主成分の薬と、46の非ステロイド系抗炎症薬が主成分の薬)は処方箋なしで買うことができますが、カウンターの後ろに置いてあり、薬剤師を通して販売されています。 

<Vidalによる非ステロイド系抗炎症薬を含む薬の完全なリスト>
ジェネリックに使用される分子の名前、括弧内に商品名が示されています。このリストには、慢性疾患のために処方される製品が含まれていることに注意してください。医学的なアドバイスなしに服用を中止してはなりません。


何と恐ろしいこと!

まずは、不用意に風邪薬を飲まないことです。
検査体制が遅れていますので免疫力、自然治癒力を高めることです。


山尾志桜里が造反理由を独白「党の方針と折り合えなかった」

2020年03月18日 | 社会・経済

 ※週刊朝日  2020年3月27日号

   亀井洋志2020.3.18 

  私が国会の承認にこだわるのは、政府にすべて委ねるのではなく、野党議員も賛否を通じて責任を負うべきだと考えるからです。

 もちろん迅速さが求められますから、最初の宣言時は事後承認の余地は残す必要があります。けれども、期間を延長する時は事前の承認ができるはずです。

 この間、総理が政令指定で報道機関への介入ができるか否かの問題が持ち上がりました。11日の衆院法務委員会で私の質問に対し、宮下一郎内閣府副大臣は「民放の放送内容を変更、差し替えてもらうことはあり得る」と答弁しました。

 ところが、13日に西村康稔経済再生担当相が、番組編集の自由を規定した放送法第3条を理由に否定すると、宮下氏は慌てて謝罪・撤回したのです。人権を制限する法案審議に、きちんと答弁する準備すらできていなかったのです。政府がいかに報道の自由、表現の自由というものを軽んじているかの証左です。

 立憲民主党の議員ですから非立憲的な法律に賛成することはできない。これほど私権制限が強い法案なのに、党の執行部は最初から最後まで賛成の姿勢を崩さず、民主的な議論は封殺されました。党の方針と私の意思は最終的に折り合えなかったわけですから、大きな覚悟と自覚を持って反対しました。

(本誌・亀井洋志)

【禁じ手人事】山尾議員×青木理さん ①緊急事態宣言に反対した理由 ②黒川検事長の定年延長検察OBが声を上げるべき。最後に断るか?黒川検事長?(27分)


「立憲」のふがいなさですね。支持率低下もうなずけます。

今日の散歩道

高速道路わきの道です。

我慢できず歯医者と床屋へ。ガラガラすいていました。
皮膚科の薬もなくなってきたので、札幌までいかなければいけないのですが・・・
ですね。

薬と言えば
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