里の家ファーム

無農薬・無化学肥料・不耕起の甘いミニトマトがメインです。
園地を開放しております。
自然の中に身を置いてみませんか?

融雪の雨

2014年03月29日 | なんだかんだ。

 

昨夜はいい雨が降った。朝まで降ってほしかったが日付が変わるころには止んでしまった。現在の積雪はコーヒー粕をまいたところで120㎝。このところ、天気も恵まれている。今年の雪解けは早くなるかも・・・

わたしの農法は、いわゆる「微生物農法」といわれるものかもしれない。土に住む微生物を守るために化学肥料や除草剤、農薬は使わない。畑もなるべく耕さない。ミニトマトのハウス内はもう何年も耕していない。微生物のコロニーを壊したくないからだ。畑には米糠を発酵させたものを使っている。米糠ぼかしというやつである。

 

農作物を育てるのは、わたしでもなく、肥料でもない。植物に必要なものは光と水と空気と微生物である。根は水、養分を確保するために特殊な物質を分泌し、その物質に誘引されてさまざまな微生物が群がり、それを分解する過程で得られる物質を栄養源として吸収する。だから肥えた土地とは、水、空気、微生物が豊富な土ということになる。

 

 ヒトや動物についても同じようなことが言える。植物の「根」に相当するものが小腸のひだである。牛は草しか食べない。それなのにあの巨体を維持している。小腸はそれぞれの属性や地域によって独自の進化を遂げている。ヒトの小腸もまたその地域性により独自な進化を遂げている。戦前の日本人の食事は主食の玄米、雑穀と味噌汁、漬物であった。時たま魚や佃煮が並ぶくらいの、今では想像もできないくらいの品数の少なさである。肉などは、ほとんど食べていない。現代では1日に30品目を食べましょうということになっている。本当にこんなにも食べなければならないのだろうか?わたしは確実にそんなには食べていない。

 植物を育てる土中の微生物。ヒトや動物を育てるのも小腸の中の微生物であろうことは容易に想像できる。だから、様々な栄養素を含む食品をバランスよく食べることが重要なのではなく、腸の微生物の多様性と維持が必要なのだと思う。それには、発酵食品を食べること。そして微生物のえさとなる食物繊維をとること。 

 肉食は可能な限り減らすべきと思う、特に牛肉は。牛の出すメタンガスの温室効果は二酸化炭素の20倍以上という。さらに人口が増え、「経済発展」に伴い牛肉の消費量はますます増大するであろう。貧困にあえぐ人々の食糧を取り上げ、牛に与えているのだ。牛の肥育には広大な牧草地、耕地が必要である。それは森林を開墾して作られる。森林の維持確保は、温暖化対策として重要である。放牧地の周辺では深刻な水問題も起きている。川が、地下水が尿で汚染されているのだ。

 

地球温暖化阻止のためにも、水問題のためにも、わたしたちの体のためにも食生活の見直しが必要だ。

 

食べ物はすべて体にいいものだ。食べ物ではないものを食べるから体が壊れてしまう。

 

 除菌グッズが世に出始めてからしばらく経つが、ようやくその無機能さが指摘された。除菌、除菌と騒いでいるが「放射能除染」ならわかるが、こんなにも神経質になる必要はない。菌には様々なものがある。ヒトに悪さをする菌もあるが、少量のうちに抵抗力をつけることもできる。つまり悪い菌に対抗する菌を育てておけばいいということだ。初めからすべての菌を取り除くという考え方には抵抗がある。

 


子育て世帯臨時特例給付金

2014年03月28日 | 社会・経済

yahooニュース 藤田孝典(NPOホットプラス代表)

もうすぐ4月。新学期が始まる。

消費税が8%にあがる。さらに2015年10月には10%にあがることも予定されている。

その他、所得税があがったり、厚生年金保険料も多く徴収される。

「あがる」「あがる」の大合唱にかき消されがちだが、実は増税と同時に家計に少しだけ支援がある。

児童手当を受け取っている子育て世帯には良いお知らせがあるのだ。

4月以降、お住まいの役所で申請をするだけで、子ども1人あたり1万円支給される。

それは『子育て世帯臨時特例給付金』と呼ばれる政策だ。

担当する厚生労働省はホームページで以下のように説明している。

平成26年4月から消費税率が8%へ引き上げられますが、子育て世帯の影響を緩和し、子育て世帯の消費の下支えを図る観点から、臨時的な給付措置として行うものです。

要するに、消費税が8%にあがるので、何かとお金がかかる子育て世帯への家計支援として現金支給が実施される。

わたしも2013年に生まれた0歳児の父親であるため、ベビー用品やオムツ代など何かと物入りだ。

また、うちは夫婦共働きで児童手当を受けとっている。

小学生や中学生のお子さんがいる子育て仲間の皆さんは、わたしよりももっとお金がかかるかもしれない。

ではお金をどのようにすれば受け取れるのか。

厚生労働省は申請手続きについても以下のように説明している。

支給対象者は、原則として、基準日(平成26年1月1日)時点の住所地の市町村(特別区を含む。)に対して、支給の申請を行います。 申請を受け付けた市町村は、児童手当の受給状況、平成25年の所得、臨時福祉給付金の受給資格等について審査の上、支給対象者に対して支給を行います。 

皆さんには、例によって役所で申請が求められる。

原則として、『子育て世帯臨時特例給付金』の申請を自らしなければ、お金を受け取ることは出来ない。

だから、4月以降、お住まいの役所に問い合わせをしていただき、担当課へ申請をしてほしいのだ。

絶対に忘れないでほしい。

支給金額は子ども1人あたり1万円。少額だと思う方もいるかもしれない。日本はケチである。

しかし、子育て世帯にめっぽう厳しい日本で、現金支給という政策は非常に珍しい。

だからお金を受け取ってほしいし、不要な世帯は子育て支援をしている団体や保育所設置の活動に寄付する等、有効に利用してほしい。

ぜひこの制度を活用して、お金を子育て関連に使っていただきたい。

日本は本当に先進国では稀に見るほど、子育てがしにくい国である。

保育所も足りない。教育費がかかりすぎる。住宅ローンもあるし、家計はいつも火の車だ。

子どもの貧困率も15.7%(平成21年国民生活基礎調査:厚生労働省)と先進国では極めて高いデータがある。

子どもへの社会的投資が足りないため、少子化の進行に歯止めがきかず、人口減少社会を迎えている。

本来は、『子育て世帯臨時特例給付金』だけでなく、子育て世帯への支援を多く求めていきたいところである。

もっと言えば、今回の給付金だって、もっと広く周知すべきだし、申請はできるだけカンタンな方法であってほしいものだ。

そうはいっても、まずは子育て世帯への現金支給を歓迎したいし、引き続き、政府には子育て世帯への支援の拡充をお願いしたい。

そして子育て世帯のみなさんには、こうした「使える」政策をもらさず活用してほしい。

多くの人が活用することで、少子化対策や子育て関連の政策には大きなニーズがあるということを、政治家のみなさんに伝える大切な手立てになるからだ。


速やかに温暖化対策を!

2014年03月27日 | 社会・経済

NHKニュース 3月26日 20時57分

国連のIPCC=気候変動に関する政府間パネルのパチャウリ議長が26日、横浜市で記者会見し、「温暖化が進めば取り返しのつかない変化が起こりうる」と警告し、国際社会に対して速やかに温暖化対策を取るよう呼びかけました。
...
世界各国の科学者などで作る国連のIPCCは、日本で初めて総会を開いており、2日目の26日、パチャウリ議長が記者会見しました。
この中でパチャウリ議長は、気候変動は現在進行形の問題で、状況は次第に悪化しており、「取り返しのつかない変化が起こりうる」と警告しました。
そのうえで具体例として、グリーンランドなどでは温暖化で氷がさらにとけると海面上昇が数メートルの規模になり、地上の地形も変化すると指摘し、「影響はあまりにも大きく、あらゆる手を尽くして防がなければならない」と述べ、国際社会に対して速やかに温暖化対策を取るよう呼びかけました。
また、パチャウリ議長は日本に対して「エネルギー効率の高い技術が、ほかの国々の模範となってほしい」と述べ、日本の企業などに世界の温室効果ガスの削減に向けて協力を促しました。
IPCCは、今回の総会で温暖化が社会や生態系などに与える影響を評価する報告書を7年ぶりにまとめ、今月31日に公表することにしています。


雪割り

2014年03月26日 | 自然・農業・環境問題

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 本格的に雪割り作業の開始です。今日は11度まで上がりました。畑の積雪は150㎝、なるたけ雪の表面積が多くなるように雪割りです。

 本州からは桜の開花が 報告されています。ここはまだ1か月半後のことです。

 そろそろシラカバ樹液の採取のために準備しなくては。山の雪は、まだ2m近くあります。その根元まで雪をどけての採取作業です。


XPから8へ

2014年03月25日 | 日記・エッセイ・コラム

 新しいPCが来ました。XPのサポート終了ということで、仕方がありません。でもまだ使えるものを捨てなければならないのは釈然としません。TVのジデジ対応の時もそうでした。わたしはチューナーを買ってそのまま使っていますけど。すべては企業の利益のためです。儲けが主体ではなく、人間が主体となる社会を創らなければなりませんね。
 まだ「8」に慣れるまでしばらくかかりそうです。今まで使っていたPCより格段に性能もアップさせましたので割とサクサクと行ってます。あまりストレスがかからなくなりました。モニターは昔のを引っ張り出してきたのでタッチパネルではありませんが。

 

消費税8%は中止を!

2014年03月24日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日に続き、今日もいい天気。とうとう10度まで上がりました。明日は一部で雨の予報です。雨で雪を減らしてほしいですね。昨日は実家で法要。朝早く出かけ、夜日付が変わってからの帰宅でした。それでも天気が良く、アスファルトも全線露出して乾いた状態でしたので楽でした。
 4月から消費税が上がります。駆け込み需要とか、買いだめとか盛んにニュースなどで取り上げられています。こんなに物価がが上がって賃金が下がっているので皆さん必死の様子です。わたしも今のうちに農業資材を買いだめしたいですがそんなゆとりはありません。販売価格を上げることなど到底できないことです。北海道では特に暖房用の石油が高く大変です。まだまだ5月いっぱいまでは暖房が必要です。節約に節約を重ねてきました。もうこれ以上は無理。命まで節約せよということらしい。年金も生活保護も削られ命を削られているのです。4月からの消費は極端に減り日本経済は失速しかねない状況です。今からでも消費税の負担増はやめるべきです。


元外務省国際情報局局長 孫崎享氏が語る不正選挙。

2014年03月19日 | 社会・経済

 大都市の開票にはムサシという会社の開票機を使うところが多い。東京23区のほとんどでもこの機械を採用している。ムサシという会社は胡散臭い。自民党に政治献金をしている会社です。その他にも色々とありそうな会社です。出来たら調べてみてください。

① http://www.youtube.com/watch?v=ywYP-CIzAuE&feature=player_detailpage 

② http://www.youtube.com/watch?v=VduZYq5cJYI&feature=player_detailpage 

③ http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=qS-4m_tp9FE 

④ http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=kQwK1hZ-M4s


一転、冬へ。

2014年03月18日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日は天気も良く氣温も+7度まで上がりました。ハウス周りに2回目の融雪剤(コーヒー粕)を撒きました。前回撒いてから既に20cmほど積もっていました。なのに今日も一日雪です。また真っ白です。こんなことを何回も繰り返し、やっと春が来るのです。明日はまた晴れるようです。また少し撒いておこうか?


漢字文化

2014年03月17日 | なんだかんだ。

廣瀬 仁 氏より

日本語は50音訓すべてに意味があり、世界で一番周波数の高い言語である。一番低い周波数の言語は英語であり、だから闇の権力者が英語を世界共通言語にして人類の意識レベルを下げるように持っていっている。

特に日本民族はやっかいな存在であり、どうしても日本人に目覚めてほしくないアメリカは、「保健所」「教育委員会」「大学病院」を買収し、日本人の強靭な肉体と精神力は食事、出産体系、麻の文化にあると知り、すべてを破壊しにかかる。

...

また、マスコミもCIAの監視下に置かれ、時事通信、共同通信などは操り人形である。

また、マスコミのタブーはかなりあるが、その中に日本人の心を象徴する「言霊」「音霊」「数霊」「色霊」「形霊」がある。そして、言霊の破壊をGHQはマスコミを使って成功させていく。特に戦後の漢字の変化も日本人の弱体化を狙ったものだという事実は怖いものがある。

最初に「氣」について言及するが、氣の上の气という部分は天地を表している。气の中にある米は、八方に開いている姿をかたどったものであり、天地の八方に生命エネルギーを放出していく状態を表わしている。米から生命エネルギーをいただくから「氣」という意味もあるが、本来の意味はこうした意味がある。

これに氣づいたアメリカは、GHQの占領政策の際に「氣→気」に変えて日本人の精神性を劣化させた。气にメというのは、天地のエネルギーを閉じ込める意味があり、人間に備わった潜在能力の封印という意味もある。漢字は東洋の神秘といわれ、的確にすべてを表している。

「気」という漢字を使っていたら、知らず知らずの内に自らの才能や可能性を閉じ込めてしまう恐ろしい文字であり、使ってはいけない漢字である。気→氣に文字を変えるなど簡単なことであり、そんな簡単なことを改善するだけで、運氣なども飛躍的に上がる。

また、腐るという文字は五臓六腑の府で體を表し、その體の中に肉が入ると腐るという文字になり、腸内に肉が入ると腐敗するというのを日本の先人たちは看破していた事実がある。肉など日本民族は戦前までほとんど食べていなかった。體に悪いのを理解していたのだろう。

また、『体』の本来の漢字は『體』であり、漢字の簡略化による日本人の肉体の弱体化を狙った曰く付きの漢字であり、見事に成功している事実がある。なのでわたしは本来の漢字である體を使うように心がけている。體は本来、体で訳せるほど単純ではない。 

ちなみに『氣』を養うのは米であり、アメリカにより奪われた玄米である。玄米の糠には米の栄養素の95%が詰まっており、それを取り除いたのが白米である。まさに粕(かす)とは漢字の通りであり、糠とは健康な米という意味がある。

白米という粕を食べて元氣になれる道理はないというのを漢字は表しており、元氣とは「氣が元に戻る」意味がある。精力の精にも米があるが、日本人は玄米を食べないでどこでパワーを頂くのだろうか?

癌という漢字は『食品の山』と書くが、スーパーやコンビニの危険な食品も食べ過ぎると病氣になると戒めているのに氣づいているだろうか?ジャンクフードを食べすぎると病氣になるのは、漢字が教えてくれている事実である。

また、塩は『人の口で血になる土』を表し、微量元素のミネラルなどを表したり、體に必要であるのを漢字は表している。自然塩は海のエキスを凝縮しているが、海は『人の母は水』である。フランス語では、海と母はラメールと発音するが、その母なるエキスを凝縮したのが塩であり、減塩など間違った行為である。 

體ついでに頭を良くするのは『豆』であり、「頭、喜、嬉、豊」には豆が含まれるし、體という本来の文字にも豆が含まれる。豆は植物性たんぱく質の王様であり、味噌とかの優れた発酵食品になるものである。たまに大豆は體に悪いと否定する声も聞くが、漢字を知ると頭の営養素ではなく、心の営養素でもある事実は否定できないし、感性を豊かにする意味もあるのだろう。

また、子どもを漢字で子供と書く人間は即刻やめてほしい。「供」という漢字がふさわしくないとする理由は、お供(とも)」「供奉(グブ)」などというように、従属や隷属を意味するから、あるいは「○○ども」と複数の集団をさげすんで呼ぶいい方に使うからであるのも理由だが、供には供養の意味があり、逆さ仏の意味があるからである。

そんな文字を使っていれば大事な子どもに先立たれる危険性が高い。現に病院出産、牛乳、ワクチンにより時限爆弾を植え込まれ、水道水の次亜塩素酸で脳を破壊し、食の欧米化で心を破壊し、音楽で意識を閉じこめ、トドメに殺人医療という、まさにやりたい放題の無法地帯なのが日本だが、子どもを漢字からでも守ってくれ。

また、アメリカの作戦通りに個人主義の利己的な日本人が増えたが、私という漢字も一役買っているだろう。本来は『わたし→和多志』であり、多くの想いを調和する意味がわたしにはあるが、私というのは平たく言えば個人主義に走らせる漢字であり、個人的に好きではない。

知らない人からすれば、わたし→和多志も不自然ではあるので、せめて私という漢字を使うのをやめて、わたしと平仮名にするだけでも意味が変わってくるだろう。日本人は和合の精神が本来の姿なので、ここも意識してみてほしい。

あと、最後に言及したいのがバカである。「馬鹿」とあるが、馬と鹿は頭が悪いのだろうか?霊長類を卑下する漢字に意図的に変えられているが、バカは「莫迦」が本来の漢字である。そんな漢字を使っていれば、知らず知らずに動物たちを卑下する思考にも繋がる。人間のほうが動物よりよっぽどバカだと思う。

色々なところで、意味も理解せずに漢字を使っているのだろうが、漢字には言霊というエネルギーが宿り、知らず知らずの内にそうした意味に引っ張られて生活をすることになる。


梅干

2014年03月15日 | 食・レシピ

 昨年12月、インフルエンザ予防には「ワクチンよりも梅干を」と書いた。その後梅干について調べてみたら様々な効用があることがわかった。    梅干しの健康効果  www8.ocn.ne.jp/~obake/kenkou/umebosi.html -  より。

一粒で効果絶大梅干しの健康効果 

梅干しは抗菌力を持ち殺菌、解毒、疲労回復、老化予防などでの働きがあります。

成分のクエン酸で食欲増進や疲労回復、さらには食欲不振や下痢などにも効果があります。

梅は、成分のクエン酸がエネルギー代謝を活発にして、食べたものが効率よくエネルギーに変える働きがあります。つまり、食べたものが中性脂肪などとなって体に残らないようにしてくれるのです。


・整腸作用・殺菌作用 
 梅干しの中のカテキン酸は抗菌・滅菌の働きとともに、消炎などの整腸機能も認められています。

・解毒作用

梅の成分であるピクリン酸、クエン酸が乗り物酔い、二日酔い、食中毒などを解消すると言われています。それは、腎臓、肝臓の働きを助けているからです。

・血液を弱アルカリ性に保つ  

肉類などの酸性食品を摂り過ぎると健康のバランスが崩れるため、アルカリ性食品を補うことでカラダを調整することが大切です。こんな時に梅干しは最適。梅干しを食べることで血液を弱アルカリ性に保つことができ、血液がきれいになる効果もあります。肝臓等の器官が正常に機能することは、美容の効果をもたらし、老化防止にもなるのです。

・疲労回復

梅に豊富に含まれるクエン酸は食べ物がエネルギーに変化する過程で代謝をスムーズにし、老廃物を体外へ排泄する働きがあります。またクエン酸には、カルシウムの体内吸収率を高める働きもあります。このクエン酸による疲労回復の効果を高めるには、細かく刻んだ梅干し(クエン酸)とネギ(アリシン)と海苔(ビタミンB1)を一緒に食べればよいのです。さらにパワーの源となるごはん(糖質)と一緒にたべるといい。つまり、海苔巻きです。

・血糖値を下げる効果

梅干しを食べるとインスリンの働きが高まり、血糖値を下げ、ひいては糖尿病や高脂血症の予防効果につながります。梅を食べるとアディポネクチンが増加してインスリンが働きやすくなるというわけです。
糖尿病になるとアディポネクチンの血中濃度が下がり、アディポネクチンの濃度を上げると血糖値を下げるインシュリン感受性が高まるといわれています。

・高脂血症予防

たたきつぶした梅干しを1個、緑茶に入れて食事前に飲むといいらしい。つぶすと有効成分がお茶の中に溶けて出やすく、吸収されやすいので。こうして梅干しには血糖値を下げるだけでなく、中性脂肪やコレステロールも下げる効果があるのです。
・胃への効果

人間は梅干しのように刺激となるものを食べた時、体を守ろうとする働きがある。
それが、防衛反応。酸っぱい刺激を脳が感じると、胃を痛めないように胃粘液の分泌が促される。その為、胃壁が守られることになるそうです。

・胃ガンの予防

梅干しには、胃ガンの原因となるピロリ菌を抑制するシリンガレシノール(梅リグナンの有効成分)という成分が含まれている。つまり梅を毎日食べていると、ピロリ菌による胃のダメージが少なく、和歌山県の南部町の人は毎日梅を欠かさず食べているから胃ガンの人は少ないという。梅干しもいいが、梅を漬けるときに出る梅酢なら成分が十分に溶け出しているし、いろいろな料理にも使える。梅酢は梅を漬けてから1カ月後に使えるようになる。梅酢と味噌の冷や汁や、浅漬けに、焼き鳥やサラダにかけて利用すると良い。

・唾液への効果

唾液と健康には深い関係があります。唾液はそもそも、3つある唾液腺から分泌されているものですが、大きく分けて、自然に出ている唾液(無刺激唾液)と、食べ物などの刺激によって出てくる(刺激唾液)によって出てくる2種類があります。そのうち、より良い効果をもたらしてくれるのが刺激唾液。食べ物に脳が反応して出る唾液のことです。確かに、梅干しを見るだけでも唾液が出てきます。刺激唾液には、無刺激唾液とは違い、消化酵素を始め、様々な酵素が含まれていて、ペルオキシターゼとカタラーゼが活性酵素をやっつけてくれるのです。つまり、食品を摂ることで、口の中で生まれ、活性酵素を減らす働きがあります。

・紫外線から血管を守る

梅干しを食べると、UVB波照射に対して、光免疫抑制作用に対する改善効果があるらしい。UV(紫外線)にあたっていると毛細血管は傷ついてしまうので、つまりは朝食に免疫力に対する効果がある梅干しをとると、紫外線予防となり、血管を守ることになるそうです。梅干しは冷えてるほど、吸収が良いそうです。夜、寝る前に梅干しをつぶした水を飲むと、効果的だとか。
梅干しの選び方

梅干しといってもその種類は様々。当然、酸っぱい物のほうがクエン酸効果は高いのですが、商品によってクエン酸量も様々で、パッケージを見ただけではわかりません。ただ、目安としてはパッケージの品名と原材料名に注目。実は梅干しには大きく分けて2種類あります。塩だけで漬けた梅干しとその他の調味料が入っている調味梅干し。塩だけで漬けた梅干しの方がクエン酸量が多く、もちろん酸っぱく、塩分が少し多めなので食べ過ぎには注意しましょう。最近は、塩だけで漬けた梅干しは少ないのですが、塩だけ使った白干し梅は塩分が20%、シソ漬けは18%、調味梅干しは10%と高いので、塩分の摂りすぎにはご注意を。もっとも塩分が高いと、防腐の効果も高いのは、いうまでもありません。

梅ポリフェノールの高血圧・動脈硬化予防効果

梅に含まれる、梅ポリフェノールは高血圧や動脈硬化の発生を抑制する効果がある。喫煙やストレスによって、血管の細胞にはアンジオテンシン2が増加して、これが高血圧や動脈硬化を引きおこすが、梅ポリフェノールはアンジオテンシン2を除去してくれる。梅ポリフェノールは長期熟成させた梅酒、またはノンアルコールの梅ドリンク(焼酎抜き)で摂ると効果がアップする。これをつくるとき青い梅は、カチンカチンに凍らせておくと、梅の細胞壁が壊れて有効成分が水に溶けやすくなるから。

梅肉エキスには、高血圧を抑制する作用がある、らしい。
 梅肉エキスは血圧を安定させてくれる、という実験データがあるらしい。そのメカニズムは、まず、血液中にある「ACE酵素」が、血液を上昇させる物質に働きかけて、血圧を上げる作用がある。つまり、この厄介者の「ACE酵素」の活性を抑えればいいということ。梅肉エキスには、クロロゲン酸という成分が含まれていて、これが「ACE酵素」の活性を抑える、という。さらには、必要以上のナトリウム吸収を抑制する。つまり塩分の抑制ですね。データとか、発表論文とか、難しいことをいうとキリがないですが、毎日一粒の梅は医者いらず、と思って食べておくのが、日本の昔からの食習慣の知恵ですね。

そのほか、自然食品効能辞典http://www.healthyーmylife.com/shokuhin/archives/2006/12/post_99.html

もぜひご覧ください。


生涯「派遣」

2014年03月14日 | 社会・経済

春闘、労使の交渉が続いています。儲けを労働者に還元しなければ経済の発展などありえない。膨大に膨れ上がった企業の内部留保を働く人たちに還元せよ。筋の通った主張は企業を動かし、何年ぶり、何十年ぶりというベースアップを勝ち取りつつある。

しかし、その一方で派遣労働を無期限・無制限に使えるようにする労働者派遣法改正案が閣議決定されました。

1985年の労働者派遣制度発足から掲げられている「派遣は臨時的・一時的業務に限定し、常用雇用の代替にしてはならない」という大原則を覆すものです。40代、50代になっても派遣の仕事では将来の設計ができません。結婚もできず、青年から夢を奪い取る暴挙です。企業の儲けのために青年たちの夢や希望を奪うことなど許されるものではありません。これではますます格差が広がるばかりです。

本日道新の各自核論の記事が目に入りました。

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