里の家ファーム

すべて無農薬・無化学肥料、不耕起栽培の甘いミニトマトがメインです。完熟したミニトマトから作る無添加ジュースは逸品です。

少ない雪。

2017年01月31日 | 自然

やっぱりそうでした。例年の半分もないなと思っていたところです。
今は楽でいいのですが、あとがどうなるか心配です。
これだけ少ないと田んぼを潤す農業用水も当然少なくなります。


北海道 日本海側の雪は史上最少?

        国内 - tenki.jp - 2017年1月29日

  7日~28日にかけて北海道は大荒れの天気となり、上川地方の音威子府では2日間で39センチの雪を観測するなど、雪の量も多くなりました。しかし、今回のような大雪が今年は少なく、北海道の日本海側では28日までの降雪量は平年の半分しかありません。このまま経過すると、史上最も雪の少ない1月となりそうです。

●過去の記録は64%

 1月1日から28日までの降雪量を地域ごとに平年と比べると、北海道の日本海側は50%、太平洋側は85%、オホーツク海側が65%となっています。

 全体的に平年と比べて雪が少ない今月の北海道ですが、特に日本海側の雪が少なく、平年の半分にすぎません。1月の降雪量の平年比は、1961年の統計開始以来最も少なかった年で2015年の64%ですので、このまま経過すると大幅に記録更新することになりそうです。

●原因は低気圧のコース

 今月に入ってからは冬型の気圧配置があまり長く続かず、雪の量は全体的に少なくなっていますが、特に日本海側の雪が少ないのはなぜなのでしょうか?原因は低気圧の通るコースにあります。

 今月は北海道の南側を低気圧が通ることが多く、低気圧そのものによる雪は主に太平洋側で降りました。
さらに南側を通った低気圧は、その後北海道の真東に位置することが多くなりますが、この位置に低気圧があると、低気圧周辺の風で運ばれる雪雲が日本海側に入りにくくなるのです。

 普段ならば日本海を北上してきた低気圧が雪を降らせた後、オホーツク海に抜けて冬型の気圧配置となるため、風向きは北西から西となり、日本海側で主に雪が降るのですが、今月はこの形で雪の降る日が極端に少なかったのです。


 

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東京五輪選手村「食材不足」

2017年01月30日 | 社会・経済

農水省はまるで他人事 東京五輪選手村「食材不足」の元凶

                             日刊ゲンダイ 2017年1月29日

 エンブレムのパクリ問題や新競技場をめぐるドタバタ劇など“いわく”続きの東京五輪に、また新たな問題が浮上した。競技選手らに提供する「食料不足」の可能性だ。

  五輪選手村などで提供される食材の採用要件となっているのが「農業生産工程管理」(GAP)だ。GAPとは、農業生産の適正な運用を示す認証のこと。安全性や環境保全などの証明になり、東京五輪でも、組織委は「GAP」を取得している産地からの調達を義務付けている。ところが、農水省によると、国内で「GAP」を取得しているのは、野菜やコメ、麦など約4400ある農産地のうちの2%足らず。

 「このままだと、東京五輪の食材を国産で確保するのは難しい」(農業環境対策課)という状況なのだ。

 ■「GAPは国内市場でメリットなし」

  組織委によると、2012年のロンドン大会では1500万食以上が選手やボランティアらに提供されたといい、東京五輪でも同程度の食事が必要になりそうだが、このままだと、せっかくの日本開催の五輪にもかかわらず、食材は海外輸入品に頼らざるを得ない──なんて事態に陥りかねない。海外では、農作物のサプライヤーに「GAPの取得」を義務づけている国も少なくない。日本政府はこれまでに6575億円もの「TPP対策費」を投じて「体質強化」を図ってきた。農業の国際競争を見据えた政府の「世界で通用する強い農業」の施策の中には当然、海外展開に不可欠な「GAPの取得」もあったはずなのに、今まで何をしていたのか。

「GAP対策は16年度の補正予算でようやく3.5億円が計上されました。(それなのに)普及しない理由? GAPを取得しても、国内市場でメリットがあるわけではないからでしょう。農家の反応もよくありません」(農水省環境対策課の生産専門官)

 

 TPP問題に詳しいアジア太平洋資料センターの内田聖子氏はこう言う。

 「農業関連のTPP対策費は、土木などインフラ型が中心です。この間、ゼネコンは大いに潤ったでしょうが、GAP対策は後手に回っている。そのため、GAPは普及せず、今になって東京五輪の食材でドタバタしているのです」

  次から次へと新たな問題が続出する東京五輪はもはや、呪われているとしか言いようがない。


 国外から、多くの人が訪れ「和食」を楽しみにしているはず。なのに、その食材が日本のものではないとは情けない。「強い農業」を打ち出し国外に出るのもいいが国内の消費者をおろそかにしたTPP推進がこのような事態を招いたともいえるだろう。

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ありがとう・・・

2017年01月29日 | 日記・エッセイ・コラム

朝から日が照り、穏やかな天気です。
昨日は久しぶりに3回ほど雪かきをしました。
南からの風も強く、湿った雪でした。
今年の積雪は少なく、例年の半分てところでしょうか。

フェースブックをやめて数年経ちました。
フェースブックへの批判は「検索」で多くのことが書かれています。
是非、一度自身でお確かめください。
わたしがそこで被った「嫌なこと」についてお話します。
ある女性に「友達申請」を出したところ、相手の女性にフェースブックのスタッフから「あなたには向かない人物である、慎重に対応しなさい」というような趣旨のコメントをもらったそうである。
それから10人以上の人にコメントを付けて「友達申請」を出したのですが、1通も返事がありませんでした。
おそらく、同じようなコメントが届いていたのだと推測されます。
「同じ仲間内では何を言ってもいいが、それ以上輪を広げることは許さん」
そんな感じです。
さらに危険なのは、わたしのページに来た人たちをすべてチエックしているということです。
いろいろな人がいました。
公務員、外交官、大学教授、学校の先生、議員。
その他いろんなストレスが発生します。
多くの「いいね」をもらうために「友達」を増やす。
数百人規模になると自分が発信するだけで、相手の記事など読めるわけがありません。

そんなわけでフェースブックをやめ、こちらのブログを利用するようになりました。
gooを利用していない「隠れ読者」も多数います。
これまでほとんど前に出ることなく、ひたすら「読者」登録していない「読者」たちです。
「読者」登録してくれている人と同様に大切にしたい人たちです。

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なぜ虫の「声」が外国人には聞こえないのか?

2017年01月28日 | 自然

なぜ日本人には虫の「声」が聞こえ、外国人には聞こえないのか?

まぐまぐニュース! / 2017年1月10日

   誰しも一度は耳を傾けたことがある、虫の声ですが…、この虫の鳴き声を「声」として認識できるのは、世界中で日本人とポリネシア人だけという事実をご存知でしょうか。今回の無料メルマガ『Japan on the Globe-国際派日本人養成講座』では、そのメカニズムを紐解きながら、わたしたち日本人の「全世界に対する責務」についてが論じられています。

日本語が作る脳
 
  東京医科歯科大学の角田忠信教授が、1987年1月にキューバのハバナで開かれた第一回国際学会「中枢神経系の病態生理学とその代償」に参加した時の事である。キューバではいまだ戦時体制が続いており、西側諸国からの参加者は角田教授一人だった。開会式の前夜に歓迎会が開かれ、東欧圏から大勢の科学者が参加していた。キューバ人の男性が力強いスペイン語で熱弁をふるう。

   しかし、教授は会場を覆う激しい「虫の音」に気をとられていた。なるほど暑い国だな、と感心して、周囲の人に何という虫かと尋ねてみたが、だれも何も聞こえないという。教授には「蝉しぐれ」のように聞こえるのに!

   午前2時頃、ようやくパーティが終わって、キューバ人の若い男女二人と帰途についたが、静かな夜道には、さきほどよりももっと激しく虫の音が聞こえる。教授が何度も虫の鳴く草むらを指して示しても、二人は立ち止まって真剣に聴き入るのだが、何も聞こえないようだ。不思議そうに顔を見合わせては、お疲れでしょうからゆっくりお休みください、というばかりであった。

   教授は毎日、この二人と行動をともにしたが、3日目になってようやく男性は虫の音に気づくようになった。しかし、それ以上の感心は示さなかった。女性の方は、ついに一週間しても分からないままで終わった。どうも日本人の耳と、外国人の耳は違いがあるようだ。

虫の鳴き声を「声」として聞いているのは、日本人とポリネシア人だけという不思議

 左脳と右脳
   こうした聴覚の違いを切り口に、角田教授は日本人の脳が他の民族の脳と違う点を生理学的に追求してきた。その結果が驚くべき発見につながった。人間の脳は右脳と左脳とに分かれ、それぞれ得意分野がある。右脳は音楽脳とも呼ばれ、音楽や機械音、雑音を処理する。左脳は言語脳と呼ばれ、人間の話す声の理解など、論理的知的な処理を受け持つ。ここまでは日本人も西洋人も一緒である。

ところが、虫の音をどちらの脳で聴くかという点で違いが見つかった。西洋人は虫の音を機械音や雑音と同様に音楽脳で処理するのに対し、日本人は言語脳で受けとめる、ということが、角田教授の実験であきらかになった。日本人は虫の音を「虫の声」として聞いているということになる。

   キューバ人にとっては、会場を覆う激しい虫の音も、いつもの騒々しい雑音だと慣れてしまえば、意識にのぼらなくなってしまう。我々でも線路沿いに長年住んでいれば、騒音に慣れて、電車が通っても意識しなくなってしまうのと同じ現象なのだろう。しかし、虫の音は日本人は人の声と同様に言語脳で聞いているので、雑音として聞き流すことはできない。スペイン語の熱弁と激しい虫の音は、教授の左脳でぶつかっていたのだ。

   このような特徴は、世界でも日本人とポリネシア人だけに見られ、中国人や韓国人も西洋型を示すという。さらに興味深いことは、日本人でも外国語を母国語として育てられると西洋型となり、外国人でも日本語を母国語として育つと日本人型になってしまう、というのである。脳の物理的構造というハードウェアの問題ではなく、幼児期にまず母国語としてどの言語を教わったのか、というソフトウェアの問題らしい。

 左脳か、右脳かの実験
   この違いを考察する前に、こうした結果がどのような実験で得られたのか、簡単に見ておこう。人間の耳から脳への神経系の構造は、左耳から入った音の情報は右脳に行き、右耳から入ると左脳に行く、という交叉状態になっている。

そこで、左右の耳に同時に違ったメロディーを流して、その後で、どちらのメロディーを聴きとれたかを調べると、常に左耳から聴いた方がよく認識されている事が分かる。これで音楽は、左耳、すなわち、右脳の方が得意だと分かる。同様に、違う言葉を左右から同時に聴かせると、右耳、すなわち左脳の方がよく認識する。我々がほとんどの場合、右耳に受話器をあてるのは、このためだそうだ。さらに複雑なテスト方法もあるが、これが最も基本的な実験方法である。

   こういう実験で、いろいろな音で、左脳と右脳の違いを調べると、音楽、機械音、雑音は右脳、言語音は左脳というのは、日本人も西洋人も共通であるが、違いが出るのは、母音、泣き・笑い・嘆き、虫や動物の鳴き声、波、風、雨の音、小川のせせらぎ、邦楽器音などは、日本人は言語と同様の左脳で聴き、西洋人は楽器や雑音と同じく右脳で聴いていることが分かった。

日本独自の「自然観」が、脳の働きにも影響している!?

 アメリカでの虫の音?

   虫の音と言えば、筆者にもこんな個人的な体験がある。ボストンから内陸部に車で2時間ほど入った人里離れた山中で、見晴らしの良い所があったので、車を止めて一休みしていると、昼間なのに虫がしきりに鳴いている。

   それを聞いているうちに、ふと、そう言えばカリフォルニアに4年も住んでいたが、虫の音に聴き入った覚えがないな、と気がついた。乾燥したカリフォルニアでも沿岸部にはかなり緑も多い。しかし私の記憶の中の光景では、なぜか常に豊かな緑がシーンと静まりかえっているのだ。やかましい蝉しぐれだとか、秋の夜長の虫の音だとかは、どうしても思い出せない。

   アメリカ人が虫というとまず思い浮かべるのは、モスキート(蚊)、フライ(蠅)、ビー(蜂)など、害虫の類だ。アメリカでは蜂はまだしも、蚊や蠅はほとんどお目にかからない。だからたまに蠅を見かけると、とんでもない不衛生な所だという感じがする。文明生活の敵だとして、とことん退治してしまったのだろうか?

   また昆虫を示す単語には、悪い語感が付随している場合が多い。「insect」には「虫けらのような人、卑しむべき人」という使い方があり、「bug」は、「悩ましい、てこずらせる」から、転じてソフトウェアの「バグ」などと使われる。日本語なら「虫けら」とか、蚤、シラミのイメージだ。

   虫はすべて害虫であり、その鳴く音も雑音と同様に聞くとなれば、蚊や蠅を退治する殺虫剤で、見境なく一緒に全滅させてしまったとしても無理はない。

虫の音に聴き入る文化

   日本では対照的に、虫の音に聴き入る文化がある。現代でもコオロギ類の画像と鳴き声を納めたインターネットサイトから、飼育法を解説した書籍まで無数にある。「虫の声」という以下の童謡は、虫の音に聴き入る文化が子供の頃から親しまれている一例である。

 

あれ松虫が鳴いている

チンチロ チンチロ チンチロリン

あれ 鈴虫も鳴き出した

リン リン リン リン リーン リン

秋の夜長を鳴きとおす

ああ おもしろい 虫の声

 

 この伝統は古代にまで遡る。

         夕月夜心もしのに白露の置くこの庭にこおろぎ鳴くも

(万葉集、しのに:しっとりと濡れて、しみじみした気分で)

近世では、明治天皇の御製が心に残る。

           ひとりしてしづかにきけば聞くままにしげくなりゆくむしのこゑかな

   一人静かに耳を傾けると、虫の声がより一層繁く聞こえてくるという、いかにも精密な心理描写である。また虫の「声」という表現が、すでに虫の音も言語脳で聞くという角田教授の発見と符合している。もう一つ明治天皇の御歌を引いておこう。

 虫声

       さまざまの虫のこゑにもしられけり生きとし生けるものの思ひは

    松虫や鈴虫など、さまざまな虫がさまざまな声で鳴いている。それらの声に「生きとし生けるもの」のさまざまな思いが知られる、というのである。人も虫もともに「生きとし生けるもの」として、等しく「声」や「思い」を持つという日本人の自然観がうかがわれる。虫の音も人の声と同様に言語脳で聞く、という日本人の特性は、この文化に見事に照応している。

 「日本人の脳」ではなく「日本語の脳」
       犬は「ワンワン」、猫は「ニャーニャー」

   角田教授の発見では、虫の音だけでなく、そのほかの動物の鳴き声、波、風、雨の音、小川のせせらぎまで、日本人は言語脳で聞いているという。これまた山や川や海まで、ありとあらゆる自然物に神が宿り、人間はその一員に過ぎないという日本古来からの自然観に合致している。

   幼稚園から小学校の4、5年ぐらいの日本の子供に、犬はなんといって鳴くかというと、ワンワンというにきまっているのです。マツムシはチンチロリンという。外国人に聞きますと、ひじょうに困るのです。なんというていいか一生懸命考えて記憶を呼び出して、ウォーウォーといったり、ワーワーと言ったり。(『右脳と左脳』p122 対談者の園原太郎・京都大学名誉教授(心理学)の発言)

   日本の子供が「ワンワン」と答えるのは当然である。親が犬を指して「ワンワン」と教えるのであるから。同様に猫は「ニャーニャー」、牛は「モーモー」、豚は「ブウブウ」、小川は「サラサラ」、波は「ザブーン」、雨は「シトシト」、風は「ビュウビュウ」。まるで自然物はすべて「声」をもつかのようである。

   このような擬声語、擬音語が高度に発達しているという点が、日本語の特徴である。幼児がこれらを最初から学んでくれば、虫や動物の鳴き声も自然音もすべて言語の一部として、言語脳で処理するというのも当然かもしれない。あるいは、逆に、言語脳で処理するから、言語の一部として擬声語、擬音語が豊かに発達したのか?

   いずれにしろ、自然音を言語脳で受けとめるという日本人の生理的特徴と、擬声語・擬音語が高度に発達したという日本語の言語学的特徴と、さらに自然物にはすべて神が宿っているという日本的自然観との3点セットが、見事に我々の中に揃っているのである。

 人種ではなく、母国語の違い

   角田教授の発見で興味深いのは、自然音を言語脳で受けめるという日本型の特徴が、日本人や日系人という「血筋」の問題ではなく、日本語を母国語として最初に覚えたかどうかという点で決まるということである。

   その端的な例として、南米での日系人10人を調査したデータがある。これらの日系人は1名を除いて、ポルトガル語やスペイン語を母国語として育った人々で、その脳はすべて西洋型であった。唯一日本型を示した例外は、お父さんが徹底的な日本語教育を施して、10歳になるまでポルトガル語をまったく知らずに過ごした女性であった。その後、ブラジルの小学校に入り、大学まで出たのだが、この女性だけはいまだに自然音を言語脳でとらえるという完全な日本型だった。

   逆に朝鮮人・韓国人はもともと西洋型なのだが、日本で日本語を母国語として育った在日の人々は、完全な日本型になっている。

   こう考えると、西洋型か日本型かは人種の違いではなく、育った母国語の違いである可能性が高い。「日本人の脳」というより、「日本語の脳」と言うべきだろう。角田教授の今までの調査では、日本語と同じパターンは世界でもポリネシア語でしか見つかっていない。

 日本人のみが発揮できる「独創性」

違うがゆえに独創的なものが生まれる

   日本語による脳の違いとは、我々にとってどのような意味を持つのだろうか? 理論物理学者の湯川秀樹博士は、角田教授との対談でこう語る(『右脳と左脳』p114)。

   つまり日本人はいままでなんとなく情緒的であるというていた。(西欧人が)論理的であるのに対して、より情緒的であるといっていたのが、構造的、機能的、あるいは文化といってもいいけれども、そういうところに対応する違いがあったということが、角田さんのご研究ではっきりしたわけです。

   そうするとそこで私が考えますことは、その違うということを生かすという方向です。違うということは上とか下とかいうことではなくて、その違いということを生かす。(中略)違うがゆえに独創的なものが生まれるのである。西洋に比べてあかん、劣っているという考え方が根深くあったけれども、そういう受け取り方をしたら劣等感を深める一方です。

   「違うがゆえに独創的なものが生まれる」とは、独創的な中間子理論でノーベル賞を受賞した湯川博士の言葉だけに重みがある。日本語の脳の違いは人類の多様性増大に貢献しているわけで、「虫の音に耳を傾ける文化」などは人類全体の文化をより豊かにする独創的なものと言える。

   こうした「生きとし生けるもの」の「声」に耳を傾けるという自然に対する敬虔な姿勢は、今後「宇宙船地球号」の中ですべての生命と共生していくために貴重な示唆を与えうる。

   我々が受け継いだこの「日本語の脳」の違いを意識的に極め、その独創性をよりよく発揮していくことは、我々日本人の全世界に対する責務とも言えるだろう。

文責:伊勢雅臣image by: Shutterstock

『Japan on the Globe-国際派日本人養成講座』

 著者/伊勢雅臣

       出典元:まぐまぐニュース!

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雨です…

2017年01月27日 | 日記・エッセイ・コラム

今朝の最低気温は―15℃、最高気温は+3℃でした。
屋根の雪も落ちて、雪降ろしの手間が省けたと喜んでいる人もいます。
道路は雪がシャーベット状になって歩きにくく、車もハンドルをとられてしまいます。
大きな水溜まりもできていました。
この雪を、除雪車が出て道路わきに積み上げていきます。
玄関前や車庫前に積まれたこの雪、重くてどけるのが大変です。
ご老人のお宅では、ほぼ不可能でしょう。
しかも、この雪、早々に片づけないと、巨大な氷の塊になってしまうのです。
田舎町で老人が生活できる環境が必要です。

近未来除雪機の開発を!

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TPP発行絶望的も予算1594億円

2017年01月26日 | 社会・経済

   リテラ 2017126

   トランプ米大統領のTPP「永久離脱」宣言を受け、日本政府が「TPP対策本部」を改組し、通商交渉を統括する新組織の発足を検討する、と報じられた。“でんでん総理”こと、安倍首相は25日の国会でも相変わらず、「TPP協定が持つ戦略的・経済的意義についても腰を据えて(米国に)理解を求めていきたい」と言っていたが、バカも休み休み言ってほしい。

 すでに米通商代表部(USTR)のホームページは、TPPに関する資料の開示を停止。安倍首相がこの先、「黄金のゴルフセット」を献上したって、トランプは離脱宣言を撤回しない。TPP発効の可能性は1ミリもないのだから、日本も「TPP対策本部」を「解散」するのがスジだろう。そもそも、発効が絶望的になったTPPの対策費振り返ると、15年度補正から16年度補正までに計1兆1906億円も使っているのだ。これまで費やした約1兆円余りがパーになったにもかかわらず、17年度予算案でも1594億円が計上されているから、どうかしている。
「TPP対策費にはTPP発効にかかわらず必要なものがあった」「既に予算化しているものは全てその区分であり、TPP発効にかかわらず必要なものだ」「従って予算の組み替えは行わない」

  安倍首相は国会でこう強弁していたが、全く意味不明だ。「改組」なんて言っているが、要するに組織を存続させてカネを使おうという魂胆がミエミエ。これを“焼け太り”と言わずに何と言うのか。「ドロボー公務員」などの著書があるジャーナリスト・若林亜紀氏がこう言う。

 「(霞が関の役所は)予算は一度握ったら絶対、離さない。それが官僚組織です。予算にはポストが付き、天下り先も付いてくるためです。(TPP対策本部の改組は)典型的な看板の掛け替え、予算の付け替えです。文科省の天下り問題を受け、安倍首相が『天下り根絶』を訴えるのであれば、まずはここから斬り込むべきです」

   日本国内の「潜在的待機児童」(80万人)を解消するために必要な費用は、約1・4兆円といわれる。早い段階でTPPを見直していれば、とっくに待機児童問題は解決できていたかもしれない。まっ、しょせんは“でんでん総理”に、理解を求めるのはムリか……。

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“報道への圧力”―”共謀罪”へ

2017年01月25日 | 社会・経済

国連の「表現の自由」調査を拒否! 安倍政権が国際社会から隠したがった“報道への圧力”全事件簿

リテラ 2016.01.04

   安倍政権が、日本における「表現の自由」の状況を調査する国連特別報告者、デイビッド・ケイ氏(米カリフォルニア大学教授)の公式来日を、直前でキャンセルしていた問題をご存知だろうか。

 ケイ氏は、昨年12月1日から8日の日程で来日し、政府担当者への面接や市民団体への聞き取りを行う予定だった。報道によれば、施行から1年が経つ特定秘密保護法の現状や、自民党が報道番組をめぐってテレビ局関係者を呼びつけた問題などを調査するはずだったという。

 ところが、来日直前の11月中旬、日本政府は「受け入れ態勢が整わない」などとして、ケイ氏の調査を一方的にキャンセルしてしまったのだ。しかも、延期された具体的日程はいまだに決まっていないというのである。事実上のトンズラだ。

 しかし、安倍政権がやってきたことを考えると、今回、国連調査からバックレたのは、ある意味当たり前かもしれない。というのも、安倍政権が起こした言論弾圧、報道への圧力の数々をまともに調査されてしまうと、報告書で「表現の自由が十分保障されていない」という烙印を押されるのはほぼ間違いないからだ。

 それは、国際ジャーナリストNGO「国境なき記者団」が毎年発表している「世界報道の自由度ランキング」を見ても明らかだ。

 ほんの5、6年前まで、日本は10位台に位置し、世界でもトップクラスに報道の自由があるとみなされてきた。だが、第二次安倍政権発足後の2013年から急転落。53位(13年)、59位(14年)と順位は下げ止まらず、ついに15年には過去最低の61位を記録した。これは、東アジアでは台湾(51位)と韓国(60位)よりも下で、南米のガイアナ(62位)やドミニカ共和国(63位)、アフリカのマダガスカル(64位)とほぼ同じ評価だ。同ランキングでは5段階中3段階目の「顕著な問題」レベルに相当する。

 おそらく、国連が調査をしても同様の評価を下すだろう。いや、それどころか、もっと言論統制国家の烙印を押される可能性もある。そうなれば、日本国民も自分たちが“知る権利”を侵されていることに気づき、批判の声を上げ始めるかもしれない。おそらく連中はそう考えて、調査を拒否したのだろう。

 しかし、安倍政権が隠すならば、リテラが改めてその実態を突きつけてやろう。世界よ、これが2015年に起きた安倍政権による「報道への圧力」全事件簿だ!

■『報道ステーション』人事の裏にあった圧力! 古賀茂明には菅官房長官がオフレコ懇談とメールで恫喝

 まず、筆頭に挙げなければならないのは、テレビ朝日『報道ステーション』問題だ。先日、キャスターの古舘伊知郎氏が今年3月末での降板を表明したが、これもベースにあるのは、明らかに官邸からの圧力だった

 安倍官邸は一昨年9月の川内原発報道をめぐるBPO審査を口実に、テレ朝上層部への介入を始め、昨年4月には、『報ステ』の報道姿勢を守ってきたチーフプロデューサーを更迭、コメンテーターの恵村順一郎氏そして古賀茂明氏を降板させてしまったのである。

 とくに、古賀氏については、昨年1月、「I am not ABE」発言に官邸は激怒、相当な圧力をかけていたという。

 その古賀氏は、最後の生放送出演時に「菅官房長官をはじめ、官邸のみなさんにはものすごいバッシングを受けてきた」などと発言。圧力による降板である事を暴露したが、慌てた古舘氏と口論になって、世間からは「古賀の被害妄想だ」「陰謀論だろ(笑)」と冷笑された。

 だが、古賀氏の主張には客観的な根拠がある。実は2月、菅官房長官は、記者とのオフレコ懇談ではっきりと古賀氏を攻撃していたのだ。その「オフレコメモ」にはこう書かれていた。

「ひどかったよね、本人はあたかもその地に行ったかのようなことを言って、事実と全然違うことを延々としゃべってる。放送法から見て大丈夫なのかと思った。放送法がある以上、事実に反する放送をしちゃいけない。本当に頭にきた。俺なら放送法に違反してるって言ってやるところだけど」

 ようするに、菅官房長官自らが、放送法を盾にして、古賀氏への恫喝、テレ朝に対する圧力を記者の前で告げていたのだ。さらにその後「週刊現代」(講談社)の報道で、「I AM NOT ABE」放送の直後に菅の秘書官から『報ステ』の編集長の携帯電話に「古賀は万死に価する」というショートメールが入ってきたことも判明した。

 圧力の存在は誰がどう見ても明白だが、不可解なことに、新聞など大手マスコミは、この決定的証拠の存在にほぼ沈黙。政府を批判することも古賀氏を擁護する事も一切なかった。

 対する自民党は、テレビ朝日幹部を呼んで事情聴取を行い、BPO申し立ても検討すると脅すなど、やりたい放題。その結果が、古館氏の降板、『報ステ』の事実上の解体だったのである。

 『報ステ』は官邸に殺された、そう言っても過言ではないだろう。

■大越キャスター降板、安保報道での“国営放送”化で大本営発表!籾井NHKは完全に

 他方、『報ステ』の川内原発報道問題とともに、『クローズアップ現代』がヤラセ疑惑で自民党に呼ばれ、BPO案件入りしたNHKはどうだっただろうか。むしろ、籾井勝人会長はこれを機に、安倍政権に批判的な報道をする『クロ現』を番組改編で葬り去ろうとしている。

 また、テレ朝が古賀茂明問題で揺れていたほぼ同時期、NHKの看板報道番組『ニュースウオッチ9』では、5年間キャスターをつとめた大越健介氏が降板した。突然の決定で大越氏自身も寝耳に水、上層部になぜなのか?と食い下がったというが、ここにも官邸の影がちらつく。原因は大越氏が原発問題に関心が強かったからだとも言われているが、籾井会長を頂点とするNHK上層部が安保法制の審議などを控えていた昨年、少しでも政権に楯突く可能性のある人物を番組の顔役から降ろすことで恭順の意を示したと見る向きも強い。

 安倍官邸が昵懇の仲である籾井会長を通じてNHKを手なずけていることは有名だが、実は昨年、NHKは“国営化”に向けてまた一歩前進している。きっかけは9月、自民党側が受信料の支払い義務化を検討するよう総務省に求めたことだ。籾井会長も前向きな姿勢を見せ、マイナンバー制度の活用も検討したいと表明。その場合、罰則規定を含む法的拘束力は国が担保するため、NHKは事実上の“国営化”へと一気に傾く。

「NHKは国営放送ではありません。(略)これからもこれまで同様の報道姿勢を貫いていきたいです」

 そう就任会見の場で語ったのは『ニュースウオッチ9』の後任キャスターである河野憲治氏だが、結果はとんでもないものだった。NHKは安倍首相の「早く質問しろよ!」ヤジなど安倍政権に都合の悪いことは一切報じず、衆院特別委での安保法強行採決の中継すら行わなかった。官邸と上層部が強固に結びついた結果吹き荒れる“自粛”の嵐。もはや、NHKは戦中の“大本営”とほとんどかわらない状態になっている。

■放送法違反は安倍政権のほう!別働隊で『NEWS23』キャスターを降ろし、一方生出演した『ミヤネ屋』では……

 安倍政権が得意とする報道圧力の手法には、御用マスコミや民間団体を動かすことで、特定のメディアやジャーナリストを狙い撃ちにするというものがある。

 象徴的だったのが、『NEWS23』番組アンカーの岸井成格降板騒動だろう。

 昨年11月、「放送法遵守を求める視聴者の会」なる民間の団体が突如、安保法制で安倍政権に批判的なコメントをした岸井氏を放送法違反だとする意見広告を読売新聞、産経新聞に出稿。これに震え上がったTBS上層部は岸井氏と膳場邦子キャスター2人の降板をひそかに決定してしまった。

 だが、この「視聴者の会」は、自民党が下野していた時期に、安倍首相をもう一度首相に復帰させることを目的につくられた「2012年安倍晋三総理大臣を求める民間人有志の会」と呼びかけ人がかなり重なっている。

 しかも、「視聴者の会」の事務局長は、安倍復活のきっかけをつくった礼賛本『約束の日 安倍晋試論』(幻冬舎)の著者で、安倍首相の資金管理団体が同書を数百万分爆買いしていたことも明らかになっていた。

 つまり、今回の降板騒動は、安倍政権に批判的な『NEWS23』と岸井氏を潰すために、安倍別働隊が仕掛けた謀略だったのだ。

 そもそも、安倍官邸とそのシンパたちは自分たちへの批判報道を「放送法」違反と攻撃するが、これは逆だろう。放送法は、“公権力が「放送の不偏不党」「表現の自由の確保」を保障する”(第1条)、「放送は何人からも干渉されない、規律されない」(第3条)と定めている。第4条の“政治的公平”も公権力から独立した報道を保障するための業者の倫理規定にすぎない。

 むしろ、公権力と市民が保持している情報の量や質の差を考えると、報道機関が、政権が流す情報を徹底して検証・批判してはじめて、政治的公平が保たれるのだ。 

 そういう意味では、むしろ安倍政権の言い分をそのまま垂れ流した番組こそ、国民の「知る権利」を阻害しているのである。

 たとえば、読売テレビ『情報ライブ ミヤネ屋』だ。最近も、番組に定期出演していたジャーナリスト・青木理氏が、政治的にリベラルなスタンスと安倍政権批判が原因で首を切られたことを本サイトで伝えたが、安保法制の国会審議中に安倍首相が生出演した9月4日放送でも、コメンテーターの日本テレビ報道局解説委員・青山和弘氏がこんなトンデモ発言を口にした。

「たとえばこのあと、この法案が廃案にされては困りますので、うまくこう、巻き込んでいく。その努力の姿を見ていく必要がありますよね」

 問題点はひとつも挙げず、平気で“安倍目線”で政権の広報のような解説を垂れ流す。ここに国民の知る権利を守るための“権力の監視”は存在しない。ようするに、「公平中立」を名目にして批判報道を潰し、マスコミを翼賛報道だらけに仕立て上げていく、それが安倍政権のやり口なのだ。

 そういう意味では、放送法違反は安倍政権のほうなのである

■安倍チルドレンが「マスコミを懲らしめる」発言、しかも批判されると『朝生』トンズラ!

「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番。経団連に働きかけて欲しい」

「不買運動をするよう働きかけるべき」

「悪影響を与えている番組を発表し、そのスポンサーを列挙すればいい」

「言論の自由」や「報道の自由」を真っ向から否定するこんなトンデモ発言が飛び出たのは、昨年6月、自民党の若手議員勉強会でのこと。

 スポンサーという“急所”を経由して圧力をかけ、政権批判を封じるという、卑劣な発想。しかもこの会に、安倍チルドレンたちがゲストとして呼んだ百田尚樹氏にいたっては、「本当に沖縄の2紙はつぶさなあかん」と、琉球新報と沖縄タイムスを攻撃。堂々と言論弾圧を宣言したのだ。

 こうした発言はさすがに国民の間から強い反発の声が上がったが、唖然とさせられたのは、その世論の批判に対する自民党の対応の仕方だった。

 例の自民党勉強会での発言が報じられてから2日後の26 日、『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日)の収録があった。

 この日の放送では、安保法制を中心テーマに与野党の若手議員が討論する予定だった。だがなんと、自民・公明の議員は全員欠席。しかも、安保審議で形勢不利の自民党は、本部が直々に議員に出演禁止を命令していたという。さらに、25日の夕方になって『朝生』側が一人だけ確保したという自民党議員も、放送数時間前になってドタキャン……。

 いつもは「政府与党側の意見も取り上げろ!」とがなっておきながら、劣勢になるとトンズラ。これは、安倍政権がいう「偏向」「公正中立ではない」というのが完全にペテンであることの証左。国民の「知る権利」など、安倍政権の頭のなかには存在しないのである。

 ■週刊誌への訴訟圧力と“根回し”で金正日なみの情報統制が進行中! 安倍死亡の報が禁忌になる日も近い!?

  安倍政権の圧力は週刊誌メディアにも及んでいる。昨年夏から秋には、各週刊誌が相次いで安倍首相の“健康問題”を記事にしたが、安倍首相は、そこで法的措置をチラつかせ、記事の撤回を求めた。言っておくが、総理大臣は一国の行政の長である。取材や関係者の証言を通じ、健康状態を報じることは、国民の関心が極めて高く、また公共の利益という観点からも、制限されていいわけがない。

 もっと陰湿な手も使っている。昨年7月、「週刊ポスト」(小学館)編集長の三井直也氏が就任わずか1年で更迭、代わりに前編集長の飯田昌宏氏が返り咲くという前代未聞の人事があったが、その原因は、高市早苗総務相の秘書官をつとめる実弟が関与したとされる「高市後援会企業の不透明融資」問題や、菅義偉官房長官が代表をしていた自民党神奈川県連への「3000万円迂回献金疑惑」など、三井体制の「ポスト」が毎号のように政権スキャンダルを特集していたことだった。

 官邸は高市氏の実弟に「ポスト」の三井編集長、発行人や担当編集者、ライターらを民事、刑事両方で告訴させるという強圧的手段に出る一方で、小学館上層部を揺さぶり。「編集長更迭は、官邸と小学館の間で、何らかの裏取引があったのではないか」ともいわれている。

 本来、週刊誌ジャーナリズムは、新聞やテレビメディアが及び腰になるグレーゾーンへ果敢に切り込むことがその役割のひとつであるはず。しかし、週刊誌業界全体の不況化で、訴訟圧力に一層弱くなっているのが現実だ。そうした状況を見越しての圧力……。安倍政権は、ありとあらゆる批判を封じ込めようとしている。

■安倍批判の海外メディア特派員に外務省が「反日」攻撃! 世界中に恥を発信し続ける安倍政権

 安倍政権の報道圧力は海外にまで波及している。昨年4月、ドイツの保守系高級新聞紙「フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング」(FAZ)の記者、カーステン・ゲーミス氏が、日本外国特派員協会のウェブサイト上で行った告白は、まさに衝撃的なものだった。

「私が離れようとしているこの国は、2010年の1月に私が到着した国とは別のそれになっている。表面上は同じように見えるけれども、日本社会の雰囲気──それは最後の1年間の私の記事に一層反映されているのだが──は、ゆっくりと、しかし著しく変化していっている」

 ゲーミス記者によれば、民主党政権下で受け入れられてきた海外ジャーナリストと当局の議論が、安倍政権が誕生した頃から風向きが180度変わったという。

「実際、海外特派員から官僚へ聞きたいことは長いリストになった。エネルギー政策、アベノミクスのリスク、憲法改正、若者世代のための機会、地方の過疎化。だが政府を代表して海外メディアに快く話してくれる人は、ほとんどゼロだった。そのうえ、その安倍首相が勇ましく叫ぶ新構想を批判するものは誰でもあっても、“反日”などと言われた」

 そして、ゲーミス記者が安倍政権の歴史修正主義を批判する記事を書くと、政府は、外務省を通じて「中国の反日プロパガンダに利用されている」というデマ攻撃で、圧力をかけてきたのだ。総領事に記事の誤っている点の説明を求めるも無視され、外交官は「金が絡んでいると疑わざるをえない」とすら言いはなったという。ゲーミス氏はこう記している。

「外交官は、中国のプロパガンダ記事を書かねばならないのは中国へのビザ申請を認めてもらうためではないのかと解釈していた。

 私が? 北京へ行くために金で雇われたスパイだって? 私は中国へ行ったこともなければ、ビザの申請すらしたこともない」

 他にもゲーミス氏は、政府が海外特派員と会食し懐柔する作戦に出ていることも告発している。国内のみならず、海外メディアや記者にまで圧力をかけ、しかもネット右翼なみの陰謀論をまくしたてる……。なんという恥知らずだろうか。

 仮に、この国の評価を下げるような行為をすることを「反日」「売国」と呼ぶのならば、まさに安倍政権こそが「反日」「売国」であるとしか言いようがない。

■安倍政権で“表現の自由後進国”に……すでに骨抜きの表現の自由が、憲法改正で崩壊する!

 このように2015年に起きた安倍政権の“報道圧力事件簿”を簡単に振り返ってみても、今、この国をめぐる言論・報道の自由はどんどん制限されて、情報統制化が進行していっていることがわかるだろう。

 そうした状況のなか起こったのが、冒頭にあげた安倍政権による“国連調査拒否”だったのだ。自分たちに都合の悪い報道は握りつぶし、ジャーナリストや言論人を血祭りにあげ、メディア上層部を懐柔することで翼賛報道機関に仕立て上げる……。繰り返すが、こうした安倍政権の所業が表現の自由への意識が高い欧米で広まれば、日本の国際的信頼は地に堕ちる。しかも、安倍政権の戦前回帰的傾向を考えれば、海外からの批判ですら、「レッテル貼りだ」「日本を貶める」などとわめき、暴走しかねない。

 そして、今年2016年。夏の参院選の後には、安倍首相はついに憲法改正に踏み切ると言われている。言うまでもなく、国民投票で反対が上回れば安倍は退陣せざるを得ない。ゆえに、いままで以上のメディアコントロール、報道圧力を強め、情報を統制、世論を誘導しにかかるだろう。

 日本国憲法第21条にはこうある。〈集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する〉。昨年の安保法制も明確に憲法違反だったが、安倍政権はすでに、この第21条をも空文化させていると言えるだろう。しかも、自民党改憲案では緊急事態条項の新設により、第21条も制限する見込みだ。

 かつて言論の自由を公権力に奪われたこの国が進んだ道を、いま再びたどってよいのか。2016年は、その分水嶺となるだろう。

(編集部)


 

 1年前の記事であるが、この延長線上に「共謀罪」が出てきていることを確認することができる。

 

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-27℃

2017年01月24日 | 日記・エッセイ・コラム

数年ぶりの気温となりました。


中央の大きな数字―20℃が現在(AM9写真を撮った時間)の気温。左下―27℃が最低気温です。
ちなみに今、記事をアップする17時過ぎですが―16℃です。
水道管は大丈夫でしたが、ウオッシュレットの水が出てきません。
水温をあげてやったら、しばらくして出てきました。
明日も―20℃を超えそうです。

 ここへ来て、-30℃までは経験したことがありますが、ここ数年は―20℃止まりでした。
今年は―20℃を超える日が続いていました。
本州の方でもかなりの雪が降ったようです。
なれない雪、おまけに北海道の雪に比べ重いのですよね。
事故のないよう、気を付けてお過ごしください。

地球温暖化防止策に逆行です。
「待った」ではありません。
逆行です。

安倍総理の先の外遊。
フィリピン、オーストラリア、インドネシア、ベトナムを回る外遊に20から30社の火力発電の関連企業が同行しています。

安倍政権は、原発と石炭火力発電をトップセールスの柱と位置づけています。
石炭火力発電政策は、地球温暖化対策に逆行するとして世界から厳しい批判を浴びています。
ここにもアベノミクスの本質が現れています。
目前の儲けのためには、将来の社会、地球というものを考えていません。
その場しのぎのもうけ主義です。
大企業には暖かく寄り添い、弱者は切り離す。
一億総活躍で国家に貢献せよ。
戦中の「一億火の玉」。

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150万円おごらされるのはいじめではない

2017年01月23日 | 社会・経済

「いじめ回避のために小学生が150万円おごらされるのはいじめではない」

           横浜市教育委員会の岡田優子教育長が明言

                                                                           BUZZAP! 2017121

 横浜市の教育方針は極めておかしなものであることが判明しました。

   東京電力福島第1原発事故に福島県から横浜市に自主避難した中学1年の男子生徒がいじめを受けた問題について、生徒側が、同級生におよそ150万円を払わされていた行為もいじめと認定するようにもとめていることについて、横浜市教育委員会は「金銭要求をいじめと認定するのは困難」と述べました。

   男子生徒はいじめを受けていた小学5年の時、同級生から「賠償金をもらっているだろう」と言われ、同級生らの遊ぶ金として自宅から現金を持ち出して15万~10万円を渡しており、その総額は150万円にも上っていました。

   横浜市の第三者委員会が201611月にまとめた報告書では「金銭授受はいじめから逃れるためだった」と指摘しながらも「おごりおごられる関係で、いじめとは認定できない」と判断、生徒側は今年の110日にこの行為もいじめと認定するよう要望書を出していました。

   しかし横浜市教育委員会の岡田優子教育長は「関わったとされる子どもたちが『おごってもらった』と言っていることなどから、いじめという結論を導くのは疑問がある」と述べ、再び小学生が総額150万円を同級生におごらされるという明確ないじめをいじめと認定しないという判断を下しました。

   つまり、横浜市ではいじめから逃れるために被害者が金を払うのはいじめには当たらず、加害者が恐喝行為を行っても「おごってもらった」と証言すればいじめだとは認定されないことになります。…

本気でそう考えているのであれば教育者として根本的に不適格。即刻の辞任が求められます。


人の気持ちがわからない人が公務員になってるんだねぇ。
人の気持ちがわからないのなら我が身に代えて考えてみようよ。
150万くらい屁でもないってか!
おやつ代?

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緑の展示法-バーティカル・ガーデン(垂直庭園)

2017年01月22日 | 野菜・花・植物

  今日も朝はいい天気、気温は―20℃くらいまで下がります。昼間は心地よい感じです。先ほど少し雪が降りましたが、今はやんでいます。これから、明日昼くらいまで雪マークなのですが、どれほど降るやら・・・

今日は「バースニップ」の記事が多く読まれているようです。何かTVででも取り上げたのでしょうか?

たまに、緑の話題を。

 

バーティカル・ガーデンのためのアイディア37

Yhomify Japan Y. Y.Y. Y. 19 1月, 2017

 

   バーティカル・ガーデンという言葉をご存じですか?直訳すると「垂直庭園」というこのガーデニングスタイルは、横のスペースをほとんど必要としないガーデニングということで近年注目を浴びています。大きいものはビルの側面から室内のインテリアにまで取り入れられるバーティカル・ガーデンですが、アイディア次第で新しいスタイルのガーデニングが楽しめること間違いなしです!今回の記事では、ブラジルの建築家、MC3 ARQUITETURA PAISAGISMO INTERIORESによるバーティカルガーデンのアイディアの数々をご紹介します。

1. アップサイクリング 

 

このプロジェクトは、使われなくなった外窓をクリエイティブに利用したもの。

2. 種類選び 

 

バーティカル・ガーデニングの際は、それに適した種類の植物を選ぶこと。

3. 鉢もクリエイティブに 

 

 

鉢部分をユニークにすると、装飾性も高まります。

4. バリエーションをつける 

 

異なる種類の植物を、寄せ植えのように取り入れても。

5. 噴水との組み合わせ 

 

水と植物との組み合わせは最高です!

6. オブジェのように 

 

オブジェのように、自然素材を取り入れて飾ってみましょう。

7. 緑の絵 

 

まるで額に入れられた絵のように植物を飾ってみると、インテリアのアクセントに。植物の趣を揃えると、ミニマルなスタイルに。

8. 市松模様 

 

四角い鉢を交互に並べると、市松模様のバーティカル・ガーデンに!

9. ウェーブ

 

まるで波模様のような植木鉢。お部屋のアクセントになりそうです。

10. 鉢 x フレーム 

 

鉢とフレームの組み合わせも可愛いですね。小型のものは、たくさん並べるのがオススメ。

11. 蘭 


 

手入れが難しそうな蘭ですが、バーティカル・ガーデンには向いているよう。

12. 寄せ植え 

 

同じ環境下で育つ植物なら、寄せ植えも問題ありません。

13. 小さなコーナー 

 

もし壁に少しのスペースしかなくても問題ありません。少しのスペースだからこそ、バーティカル・ガーデンを取り入れましょう!

14. クラシックなスタイル 

 

アイテム次第で、こんなクラシックなスタイルの演出も可能です。

15. 木材との組み合わせ 

 

木材は、ナチュレルな雰囲気を演出するのに最適な素材です。

16. ハンギング 

 

インテリアのスタイルに適した、ハンギングのタイプを選びましょう。

17. 水平 

 

水平方向に並べられたシンプルな枠組みですが、緑が加えられるだけでこんなに生き生きとしたオブジェに!

18. 蔓植物 

 

蔓植物は、伸びると緑のカーテンに。

19. バスルームに緑の壁を 

 

こんな風にバスルームの壁いっぱいに緑を育ててみたいですね。

20. シダ 

 

シダはバーティカル・ガーデンによく用いられる植物。ボリュームもあり、生き生きとした空間が演出できますね。

21. カラフルな背景 

 

ポップな色で彩られた背景は、植物とのコントラストも素敵ですね。

22. バルコニーの壁をカバー 

 

パネルでバルコニーの壁をカバーすると、スペースの美化に繋がります。

23. 庭のアクセントとして 

 

壁のサイズが大きい場合は、大きめのバーティカル・ガーデンがお勧め。

24. 空白を埋める 

 

どんどんバーティカル・ガーデンを増やして、壁の空白を埋めていきたいですね!

25. 石の壁にも 

 

石と植物の相性は最高です。

26. 幾何学模様 

 

小さめのパネルなら、こんな風に幾何学模様のものを並べても。繊細なモザイクのような飾り方です。

27. シンプルな壁のアクセント 

 

テクスチャーのないシンプルな壁には、植物がより一層映えることでしょう。

28. パイナップル科 

 

このような熱帯の植物は、バーティカル・ガーデン向きです。

29. テラリウム 

 

テラリウムを縦に並べると、繊細な印象に。

30. ラスティックなスタイル 

 

入れ物をラスティックにすると、味わい深い趣に。

31. 小さなスペースのハーモニー 

 

コンパクトなスペースに、バーティカル・ガーデンと普通の鉢植えを取り入れて、緑溢れる和みの空間のできあがり。

32. シンプルな木の板 

 

「ガーデン」自体はシンプルな木の板ですが、背景の壁の色と寄せ植えられた植物がゴージャス。

33. 色のトーン 

 

緑色だけでなく、他の色も加えると一気に華やかに。

34. 密度 

 

植物にとって光は命。寄植えの密度はバランスよく。

35. ユニークなバーティカル・ガーデン 

 

自分だけの、個性的なバーティカル・ガーデンを作ってみたい人にお勧め。

36. ランダムに 

 

長方形のパネルに、緑をランダムに配置。

37. 竹のフレーム 

 

竹のフレームを使うとアジアンな印象になります。

 

 

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大企業の横暴―不買運動で!

2017年01月21日 | 社会・経済

アパホテルに続いて今度はDHC会長が在日ヘイト発言!

不買運動を!

 アパホテルのトンデモ歴史修正本が海外で大きな反発を呼んでいる。中国メディアだけでなく、欧米紙もこの一件を報じ、書籍を著した元谷外志雄・アパグループ代表が安倍首相と自民党の有力支援者である事実も海外に広がり始めた。

 まさに「日本の恥」としか言いようがないが、しかし、こうした極右・歴史修正主義をがなりたてている企業経営者はアパの元谷代表だけではない。

 化粧品やサプリメントを主力商品とするDHCの吉田嘉明会長もそのひとり。DHCといえば、今月はじめ、グループのCS放送局DHCシアターが制作する『ニュース女子』(TOKYO MX)で、沖縄・高江のヘリパッド建設工事反対運動をめぐるヘイトデマを垂れ流し大問題となった。

 沖縄ヘイトの舌の根も乾かぬうちに、今度は吉田会長自らが在日コリアンに対する悪質なデマと剥き出しのヘイトを垂れ流していたことが発覚。そのあまりにもグロテスクな民族差別思想に、いま、ネットが騒然としている。

 問題となっているのは、「DHC会長メッセージ」と題された計5ページのPDF。2016年2月12日付で文書の末には「株式会社ディーエイチシー代表取締役・CEO 吉田嘉明」と署名が入っている。これはDHCの公式販売サイトにある「会社案内」のページ内でリンクされているもので、20日現在、誰でも閲覧可能の状態にある。

 ネットでは、すでに『ニュース女子』の沖縄ヘイト虚偽報道事件で、DHC関連商品の不買運動も一部で起こっているが、それも当然だろう。しかも、DHC及びDHCシアターは、この沖縄ヘイトが問題になった後も、一切の謝罪や番組内容の訂正を行っていない(1月20日現在)。この件について報じた本サイトの過去記事では、吉田会長のワンマン経営をめぐる批判やトラブル、濱田麻記子DHCシアター社長とともに安倍首相にもつながる極右人脈を形成していったことなども解説したが、今回、この在日差別を丸出しにした会長挨拶が発覚したことで、DHCはまぎれもない“極右ヘイト企業”だと確定した。   

  (リテラより抜粋)

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一億総白痴化が進んでいる。

2017年01月20日 | 社会・経済

小田原「保護なめんな」ジャンパーは氷山の一角! 安倍政権下で横行する生活保護申請者への差別と辞退強要

                      リテラ2017.01.19

  これは明らかに“弱者切り捨て政策”のひとつのあらわれだろう──。「保護なめんな」とプリントされたジャンパーを、神奈川県小田原市の生活保護担当職員らが勤務中に着用していた問題のことだ。

 このジャンパーの背面には「生活・保護・悪を撲滅する・チーム」の頭文字から取った英字で「SHAT」というアルファベットや、「私たちは正義。不正を見つけたら追及する。私たちをだまして不正によって利益を得ようとするなら、彼らはクズだ」(朝日新聞より)という英文が書かれていた。まるでネット右翼によるアジテーションのようだが、驚くべきことに、こんな文面を掲げたジャンパーを着て職員らは生活保護を受給する世帯への訪問をもおこなっていたという。

 小田原市は「自分たちの自尊心を高揚させ、疲労感や閉塞感を打破するための表現だった」などと弁明しているが、よりにもよって自治体が生活保護受給者への偏見を助長し不当に貶めるような文言を晒してきたことは、相当に悪質と言わざるを得ない。

 だが、今回露呈した問題は氷山の一角にすぎない。実際、行政の「保護なめんな」という攻撃的な態度によって、保護されるべき人びとが排除されているからだ。

 現に、福祉事務所では、窓口に訪れた人に生活保護の申請をさせず追い返す「水際作戦」がおこなわれてきた。貧困問題に取り組んできた稲葉剛・立教大学大学院特任准教授の『生活保護から考える』(岩波新書)によれば、「水際作戦」が一般化したのは1980年代からで、バブル崩壊後の90年半ばになると、東京や大阪などの都市部の福祉事務所では〈相談に来る路上生活者に対して、差別的侮蔑的な言動を用いて追い返す、相手をわざと怒らせるような言動をして席を立たせる、ということが日常的に行なわれていました〉という。

「どこの馬の骨かわからない人に生活保護は出せない」

「仕事なんてえり好みしなければ、いくらでもある」

「病気があると言って甘えているが、日雇いでも何でもして、自分の金で病院に行くのが筋だ」

「あんたが悪いんだから、頭を下げて実家に戻りなさい」

「あんたは性根が腐ってる」

 これらの罵詈は稲葉氏が生活困窮者の保護申請に同行した際、福祉事務所で実際に耳にしたという言葉だ。これでは取り付く島もないが、小田原市のジャンパーと同根の問題である 。

 そして、この「水際作戦」を組織的におこなっていたのが北九州市だ。北九州市では2005年1月に生活保護を5度にわたって申請したものの認められなかった67歳男性が、翌年5月にはやはり生活保護の申請を認められかった56歳男性が餓死する事件が発生。さらに2007年7月にも52歳男性が「オニギリ食べたい」という文章を残して餓死しているのが発見されたが、この男性は生活保護を利用していたが、「辞退届」を書くことを強要されたとみられ、保護を打ち切られていた。

 立て続けに起こった餓死事件の裏にあったもの。それは北九州市の福祉事務所に設けられていた「ノルマ」だ。

 まず、〈北九州市の生活保護行政には「三〇〇億円ルール」と言われる暗黙の取り決め〉があったといい、〈生活保護費が三〇〇億円を下回るように予算の総枠が抑制されていた〉。生活保護利用者数は景気や失業者数に左右されるもので、300億円以下に抑えるためには〈人為的な操作が不可欠〉となる。そこで取られたのが、福祉事務所職員たちの「ノルマ」方式。〈市内のすべての福祉事務所が毎年の年度初めに、申請書の交付枚数制限、受給中の世帯の廃止目標数を具体的に設定し、面接主査とケースワーカーにノルマとして課していました〉というのだ。

 このノルマ制は「ヤミの北九州方式」と呼ばれているが、その結果、引き起こされたのが前述した餓死事件だった。しかし、こうしたノルマ制の「水際作戦」を、よりにもよって厚労省は〈生活保護の「適正化」を成功させた「モデル福祉事務所」として折に触れ称揚〉してきたのである。

 それもそうだろう。事実、「聖域なき構造改革」によって所得格差を拡大させ、貧困を増大させた小泉純一郎首相は、02年度に社会保障予算を3000億円も削減したが、生活保護費もターゲットにし給付の削減をおこなった。これと同時に全国で「水際作戦」が多発し、孤立死や自殺に追い込まれたケースが頻発したのである。これは「行政による殺人」と言うべきものだ。

 しかも、生活保護を受けられずに餓死するという事件が立て続けに起こったというのに、2007年の第一次安倍政権では生活保護基準の見直しを打ち出した。さらに、歩調を合わせるように、メディアでも生活保護の不正受給に対するバッシングが徐々に増えはじめた。小田原市でおぞましいジャンパーがつくられたのは、ちょうどこのころだ。

 そして、生活保護バッシングの決定打となったのが、2012年4月にもちあがった次長課長・河本準一の親族が生活保護を受けていた問題だった。河本のケースは不正受給など違法にあたるものではなく扶養義務の問題だったが、これに自民党の片山さつき議員や世耕弘成議員が噛みつき、メディアに登場しては河本の大バッシングを展開。同年1月には、札幌市で40代の姉妹が生活保護の相談に出向きながらも申請に至らず死亡するという痛ましい事件が起こっていたが、生活保護の重要性が謳われることなく片山の主張と同じようにメディアも「不正受給許すまじ」とバッシングに加担。「生活保護は恥」などという空気を社会につくり出していったのだ。

 こうした生活保護バッシングの波に乗り、同年12月の衆院選で自民党・安倍晋三総裁は「生活保護の給付水準を10%引き下げる」という公約を掲げて政権に復帰。生活保護費の削減を断行し、13年には生活保護の申請厳格化という「水際作戦」の強化ともいえる生活保護法改正と生活困窮者自立支援法を成立させてしまったのである。

 そもそも、小泉首相から安倍首相が引き継ぎ、いまなお「アベノミクス」と称してつづける新自由主義政策は、貧困を広げる一方で社会保障を「自己責任」として切り捨てていくものだ。「福祉や保障に頼るな、家族で助け合って生活しろ」というその考え方は、公的責任を逃れ、個人にすべての責任を押しつける。そうしたなかで生活保護バッシングが吹き荒れたことは、偶然の一致などではない。煽動したのが自民党の政治家だったように、起こるべくして起こったものだったのだ。

 だからこそ確認しなくてはならないのは、バッシングの根拠としてもち出される不正受給の問題だろう。自治体による調査強化によって不正受給の件数と金額が過去最多となった2012年度でも、保護費全体で不正分が占める割合は0.53%。一方、生活保護を受けられる水準にあり、実際に受給している人の割合を指す「捕捉率」は2割程度だと言われている。つまり、困窮状態にあるにもかかわらず生活保護を受けていない人が圧倒的である、ということだ。

 不正受給の問題以上に深刻なのは、この受けるべき保障を受けずにいる人びとの存在だということは明白だ。いま、力を入れるべきは捕捉率の向上だが、しかし、そういう空気はこの社会にまったくない。

 だからこそ、何度でも繰り返し言わなくてはいけない。生活保護を受けることは憲法で保障された「権利」であり、生活を保護することは国家の責任だ。それを自民党および安倍政権は、不正受給問題だけを取り上げ「不当に得をしている人間がいる!」という憎悪を掻き立てることで、社会保障を自己責任にすり替えようとしているのである。

 こうしたなかでは、「水際作戦」という行政の犯罪的行為も、小田原市の醜悪なジャンパーさえも、肯定されかねない「行政による殺人」を見過ごす危うい社会になりつつあるということを、今回の小田原市の問題は突きつけているのだ。

(編集部)

 

安易な生活保護バッシングに走る前にこのマンガを読め! 福祉事務所職員が直面する現実
                  リテラ2015.05.21

 

 『健康で文化的な最低限度の生活』(柏木ハルコ/小学館)

 住民投票で否決された「大阪都構想」。ここでまたぞろ湧いて出てきたのが“生活保護バッシング”だ。

 本サイトは先日、今回の住民投票の背景にあったのは弱者デモクラシー=格差対決ではないかと分析したが、しかし、反対票が過半数を獲得した地域の生活保護受給率が比較的高いとされることを根拠として、ネット上では受給者に対するこんな暴言が飛び交っているのである。

「生活保護の選挙権を剥奪するしかない」
「自分のことしか考えていない者に投票権を与えること自体が間違っている」
「あらゆる権利を取り上げろ。こいつらに人権なんぞない」

 念のため言っておくが、生活保護制度は憲法で保障された生存権に由来するものであって、個人が生活保護を受けていること自体をバッシングするのはありえない。よしんば「不正受給」にのみ批判の的を絞っているのだとしても、実はその「不正受給」の内容は大きな誤解に晒されているのだ。

 そのことについて教えてくれるマンガがいま、話題を集めている。『健康で文化的な最低限度の生活』(柏木ハルコ/小学館、現在2巻まで刊行中)だ。本作は、生活保護のケースワーカーとして配属された新人公務員「義経えみる」の活躍をメインに描いている。「生活保護のケースワーカー」という知られざる職業を取り上げたお仕事マンガとしても十分に楽しめる作品だ。

 作者の柏木は本作の連載を始めるにあたり、約2年間の取材を行ったことをウェブサイト「まんがStyle」のインタビューのなかで明かしていている。

 確かに、作品中の一コマ一コマには生々しい現実感が漂う。

 例えば、声だ。えみる達が働く福祉事務所には、様々な声が溢れている。生活保護受給者の声はもちろん、それに対応する職員の声。そして電話からは不正受給を告発する怒声……。
 さらに第1話では、生活保護受給者の1人が自殺したことを告げられて呆然と立ち尽くすえみるに向かって、ある同僚がこうささやく。

「どうしようもなかったよこの場合……て言うか、
 正直
 この仕事しているとたまにあるからこういうこと……」
「まっ(ここ?)だけの話、一ケース減って良かったじゃん」
 ここもちろん、これはあくまでもフィクションだ。だが、作者の柏木は、前述のインタビューで次のように述べている。

「(前略)『1ケース減って良かったじゃん』って(セリフが)あるんですけど、実際にこういうことを言う人がいるということは取材の過程で耳にしました。原稿が出来る前の下書きの段階で福祉関係の方に読んでもらったんですけど、『これちょっと福祉として言ってはいけないから、描くのはどうでしょう』と言われたんです。ただ、現実に起こっていることですし、物語の中でそれは良くないんだ、という回収はしなくちゃいけないなという思いはあります。現実は現実として、理想は理想としてどちらもちゃんと描きたいなと」(同上より)
 そう。本作で描かれる「生活保護」は、社会のどこかに存在する現実を映しているのだ。そして、生活保護を考えるにあたって避けて通れない「不正受給」の問題にも、本作は正面から取り組んでいる。

 生活保護の不正受給は感情的な反応を招きやすい。血税が不正に使われているというのだから当然といえば当然だ。しかし、ちょっと待ってほしい。恐らく生活保護の不正受給と言われている現実は、多くの人々が思い描く「不正」のイメージとは大きく異なっている。

 たとえば、本作でえみるが直面する不正受給は、ある生活保護世帯に暮らす男子高校生が役所に申告することなくアルバイトをしていた、というもの。

 なぜこれが不正受給になるのか? 生活保護は、定められた基準額から被受給者の収入分を差し引いた差額を保護費として支給する、という仕組みだ。そのため、生活保護世帯に暮らす者には所得の全てを役所に申告することが義務づけられている。高校生のアルバイトも例外ではない。

 申告漏れが発覚すれば、たとえ高校生のアルバイトであっても「不正受給」が成立する。この場合、無申告のまま得ていた所得の全額にあたる生活保護費を役所に返納しなければならない。

 ちなみに、厚生労働省の発表によると、2013年の不正受給は全体で4万3230件。このうち、働いて得た収入の無申告が46%を占める。つまり、本作が取り上げている「不正受給」は、現実に最も多く起こっているケースなのである。
 しかし、これを不正受給というのは少し気が引けないか? たかだか高校生のアルバイトじゃないか……。えみるは、困惑する高校生の母親を目前にし、生活保護法第63条を思い出す。

〈本人に不正受給の意志がなく、すみやかに申告しなかったことについてやむを得ない理由があった場合、この63条の適応となり、返還額の一部が控除となり免除される…こともある…〉

 役所に帰り、第63条を適応できないかどうかを上司に尋ねる。ところが、

「相手が高校生だろうが何だろうが、不正は不正だ。当然全額徴収してもらう」

 と、ピシャリと言い放たれるのだ。聞けば、生活保護を受給するにあたり、男子高校生は自身の収入を申告することを約束する確認書を提出しているとのこと(彼はそのことを忘れていた)。このため、63条の適応は難しいという。また、厚労省からは未成年のアルバイトを厳しく取り締まるようにお達しが来ているとか。したがって、

「バイトで得た収入と同額の保護費を、全額徴収すること! 以上!」

 これが結論。法律を正確に適応しているのだから、この判断は少なくとも法的には正しい。だが、えみるはこの「正しさ」に自信を持つことができない。高校生を目の前に、えみるは俯きつつ、たどたどしく不正受給について説明する。

「自分で…働いて………自分で稼いだお金であっても、黙って使ってしまったら、それは悪いことなんです。生活保護を受けている以上…………」

「つまりっ………あなたの家の生活費は国民の税金から出ているわけですから…それは…………は…働いて少しでも余裕ができたら、返してもらわないと…税金を払っている人の市民感情………もありますし」

 えみるは〈我ながら………ボロボロ〉と内省するのだった。

彼女は、法律に基づいて不正受給を取り締まっただけだ。しかし、いくら理屈の上では「正しい」ことだと理解しても、それを高校生と彼の家族に押し付けることに、えみるは葛藤する。彼らが懸命に生活を営む姿を見ているからだ。

 しかし、本当に高校生のアルバイトは不正受給にあたるのだろうか? 現実に裁判で争われたケースがある。
 15年3月に横浜地裁で判決が下された川崎市の事例だ。この裁判では、ある生活保護世帯の少女が学業の為に行ったアルバイトが無申告だったために、不正受給とされてしまったことの是非が争われた。

 倉地康弘裁判長は、少女がアルバイトで得た賃金を修学旅行費用と大学受験費用に使ったことを認め、「これを申告せずに生活保護を受けたことを不正と断じるのは酷だ」として不正受給にはあたらないとの結論を出した。市は控訴しなかったため、この判決は確定した。

 このように場合によっては寛容な判断がなされることも実際にはありえるのである。
そういえば、第二次安倍政権は、生活保護を一貫して切り崩し続けてきた。政府は生活扶助について13年から15年度末までに670億円減らす方針を決定している。こうした安倍政権の姿勢の背景にも、やはり、受給者に対する“行政を騙して血税をむさぼる怠け者”というイメージがあるのだろう。
 だがどうか。たとえば『健康で文化的な最低限度の生活』を読めば、そのイメージはあまりにも画一的で、偏見に満ちたものだということが分かる。はたして安倍政権は、人々に等しく保障されているはずの生存権を守っていく気があるのだろうか──。

 もしもあなたが「こいつらに人権なんぞない」などと思っているのであれば、もういちどよく考えてみてほしい。こういう言説が積み重なった結果潰されるのは、「不正受給」ではなく、われわれ自身の“生きる権利”そのものなのだ。決して他人事ではすまされない。(森高 翔)


 昨夜2.3㎝の雪が降ったが、雪かきをするほどではない。
今朝も太陽が輝いている。

 人の命を削り、政党助成金や政務活動費、さまざまな調査費でぬくぬくと寿司屋通い、白紙領収書。
高校生のアルバイトの何と尊いことか。
武器輸出や海外派兵、軍事費拡大。
命を削る政策ばかりだ!!!

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雪が降らない!

2017年01月19日 | 日記・エッセイ・コラム

 14日千葉へ行ってきたが、この日からほとんど雪が降っていない。
珍しいことだ。いつもなら1日に2回、3回も雪かきをしなければならない。
楽でいいのだが、体がなまってしまう。犬の散歩を少し長くした。
途中にある小さな橋の上から水面が見えた。こんなこと今までなかった。

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まるで戦時体制

2017年01月18日 | 社会・経済

まるで戦時体制 自民が提出「家庭教育支援法」本当の狙い

                 日刊ゲンダイ 2017年1月18日

 戦争準備は共謀罪だけじゃない――。今月20日に召集される通常国会で、自民党が議員立法で提出する予定の「家庭教育支援法案」。核家族化など家族をめぐる環境変化での公的支援のためというが、とんでもない。狙いは国民を“イエスマン”に仕立て上げ、戦争でも何でもできるような体制づくりだ。安倍政権は天皇退位や共謀罪を尻目にコッソリ通そうとしている。

 〈保護者が子に社会との関わりを自覚させ、人格形成の基礎を培い、国家と社会の形成者として必要な資質を備えさせる環境を整備する〉

   自民党の支援法案が描く社会は戦時体制そのものだ。戦時中の1942年、国民を戦争に総動員するため、「戦時家庭教育指導要綱」が発令された。「家生活は常に国家活動の源泉」として、子どもの“健全育成”を親に要求。“相互扶助”という名目で「隣組制度」がつくられ、地域住民は各家庭で国家が求める“教育”が徹底されているかを見張り合ったのだ。

■国家に従順な子を育てよ

   今回提出される法案も当時とソックリ。地域住民について、〈国と地方公共団体が実施する家庭教育支援に関する施策に協力するよう努める〉とあり、さらにそれは「責務」というのだ。政治評論家の山口朝雄氏が言う。

 「家庭教育支援というなら、奨学金や育児のインフラ整備など教育しやすい環境を整えるのが政府の仕事です。そういう必要な支援はせず、親に委ねられるべき教育の中身に政府が介入し、国家にとって都合の良い人材育成を親に押し付けている。つまり、支援法は国家が家庭内教育をコントロールして、国家に都合が悪い人材をできるだけつくり出さないためのものなのです。家庭教育支援法案と共謀罪は従順な国民づくりのための両輪といえるでしょう。仮に両法案が成立すれば、戦時体制で政府が持っていた治安維持のための法的ツールをすべて安倍政権に与えてしまうことになります

 これが安倍政権が考える「1億総活躍社会」の正体だ。何としても阻止する必要がある。

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帰りました。

2017年01月16日 | 日記・エッセイ・コラム

今季最大の寒気ということで心配でしたが、やっぱり心配したことが起きてしまいました。
出発の朝、気温―23℃。
車のエンジンがかかるかな?
2回目でようやくかかりました。

天気は良くて、晴れ渡る雲の上を、まるで大雪原を行くがごとし。
下界は曇っているのだろうなと思いながら、のフライトでした。
少々、風が冷たいなと思いながらも、いい天気に恵まれました。
千葉、埼玉、東京を息子の車で移動。
今季一番の寒さとは言え、わたしには4月並みの天気でした。

今日、暗くなって家にたどり着きました。
留守の間雪が降らなくてよかったです。
車の後ろには長靴も載せていきましたが、使わずに済みました。
でも、家に入るとザアザアと水の吹き出る音。
やっぱり、水道管破裂です。
植木鉢などがあるので、ストーブの設定温度を15℃にしていったので大丈夫と思ったのですが・・・

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